写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る夏の納涼ビール電車は、冬の「おでんしゃ」と並ぶ豊橋鉄道の人気電車。6月から9月にかけて、豊橋駅前の「駅前」から、終点の「運動公園前」までを往復します。「どこの駅前?どこの運動公園?」とツッコミたくなる、ローカル感ある駅名が旅情を誘いますね。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る納涼ビール電車は一両編成で、車体にも大きく「走るビアホール 納涼ビール電車」の文字が書かれています。見た目も派手なので、通りすがりに写真を撮っている人も多いですよ。羨望の視線を集めながら、颯爽と乗り込みましょう!
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る車内に一歩入ると、予想以上の華やかさに思わず歓声が漏れてしまいます。天井から吊り下げられた夏祭りを彷彿とさせる飾りも、窓上の北欧風のポップな模様もかわいい!
提供元:豊橋鉄道株式会社
https://www.toyotetsu.com/乗車したら、出発前でも乾杯OK!運動公園前でのトイレ休憩を含め、約1時間半のビールタイムの始まりです。車幅の狭い路面電車なので向かい側の人との距離が近く、グループ利用でも話がしやすいのもいいですね。
※写真は試乗会の様子ですが、個人予約できる便も運行されます。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る例年、生ビールはキリンのジョッキで提供されていましたが、2017年は25周年を記念してオリジナルジョッキが作られました。800円で購入することもできますので、乗車記念にぜひどうぞ。数量限定だそうですよ。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るビールが苦手、またはたくさんは飲めないという方のために、クーラーボックスにキリンのチューハイやノンアルコール飲料が用意されています。気になっていた商品を試すチャンスでもありますね。
おいしいビールには、おいしいおつまみがマスト。納涼ビール電車には、おつまみ弁当がついています。唐揚げやエビチリなどビールに合うおつまみ中心で、箸休めにひじきや酢の物。少なめの炭水化物は、かんぴょう巻と小さめのいなりずしという、心憎い献立です。
また、飲み物や食べ物の持ち込みは自由。予め買っておいてもいいですし、運動公園前での停車中にコンビニやドラッグストアでおつまみを買い足すこともできます。但し、乗り遅れないようにご注意を。
※お弁当の内容は変わることがあります。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る実は、ウズラ卵とちくわは豊橋の特産品。ちゃんとお弁当にも入っています。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る納涼ビール電車内は、アテンダントの女性たちの軽妙かつ絶妙なトークで和気あいあいとした雰囲気です。とは言え、初対面同士の交流を強制されるような圧力はないので、ひとりでぼんやり飲んでいたい人や人見知りの人も心配はいりませんよ。
カラオケもありますので、お好きな方はぜひ歌声を披露してくださいね。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るキリンのノベルティグッズが当たる抽選会(じゃんけん大会)も楽しみのひとつ。運が良ければ、発売前の試供品をいただけるかもしれません。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る抽選に外れてしまった方も、手ぶらでは帰しません。「とよはし市電を愛する会」の伊奈彦定氏が描いた「納涼うちわ」と25周年のオリジナルコースターは参加者全員プレゼントです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る実は豊橋鉄道には、鉄道路線としては日本一の急カーブがあります。井原電停交差点から井原駅へ向かう場所で、1982年に井原〜運動公園前を0.6km延伸した際にこのカーブが誕生しました。半径11mなので、通称「R11」。ビールを飲みながら、ちょっと注目しておいてくださいね。
納涼ビール電車の個人予約は、土日祝の昼便と火木土日の夜便に限られています。早々に予約が埋まることもありますので、日程が決まっているなら発売日に予約を取ることをおすすめします。2017年8〜9月の予約開始日は7月4日です。
なお、予約は電話のみ。後日郵送されてくるハガキと交換で当日に料金を支払う手順になっています。
【料金】
大人3,300円
未成年2,000円(お弁当、ジュース、うちわのみ)
3歳以下は500円(座席のみ)
さあ、今年の夏は豊橋のビール電車で暑さを吹き飛ばしましょう!
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(2024/4/25更新)
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