写真:木村 優光
地図を見る本牧埠頭の一番東側であるD突堤に建つ「横浜シンボルタワー」ですが、その真っ白な外観から周囲の倉庫街の中でもひときわ目立つ存在となっています。それもそのはず、横浜港を航行する船のシグナル発信灯ですので、目立ってナンボ!
日中はスカイブルーの空に非常に映える「横浜シンボルタワー」ですが、夕刻時の蒼い空の下でも非常によく映えます。というのも、日没後はタワー自体がライトアップされ、ある意味、横浜のランドマークに!
タワーを取り囲む敷地もそこそこ広く、緑地帯として倉庫街のオアシス的存在となっています。緑地エリアにはたくさんのベンチが設置されているため、日中に訪問しベンチに腰を下ろしていると、潮風がとても気持ちよく感じます。
写真:木村 優光
地図を見る実際にシンボルタワーの内部に潜入してみましょう。まずはタワーの海側を囲むように半円状の回廊がありますので、そちらに出向いてみましょう。アーチ状に形成された真っ白な骨組みが特徴的な回廊は、屋根がないため、開放感は抜群!
所々にベンチも設けられていて、座ったまま横浜港や倉庫街の風景を眺めることができます。暑さが厳しい夏休み期間限定の夜景スポットですが、海が間近にあるため潮風がとても気持ちよく、真夏とは思えない心地よさを感じることでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る真夏の蒼い空の下、徐々に倉庫街やクレーンのライトアップが灯り始め、見応えのある夜景を眺めることができます。はるか遠方には「横浜ベイブリッジ」がライトアップされていく様子も!
7月下旬は日没時間がだいたい19時とされていますので、「横浜シンボルタワー」の閉館時間を考慮すると、約1時間ほど綺麗な横浜港の夜景を見ることができます。たかが1時間ですが、空の色が徐々に濃淡色へと変化する様子は息を呑むほどの美しさ!
写真:木村 優光
地図を見る最終目的地である展望台へ足を運んでみましょう。展望台の高さは48.19mですが、頂上までのアクセスは階段のみ!やや労力を要しますが、ここまで来たからには「横浜シンボルタワー」から見ることができる夜景は見ておきたいところ!
展望台へ到着するや否や、まず最初に驚かされるのは質素な造りと狭さ!そしてメインの方角となる窓際には簡易的な椅子が並べられていて、座ってゆっくりと景色を眺めてくださいと言わんばかりの状況に苦笑いも。
基本、360°どの方向にも窓が設けられているため、好きな方角が見える場所に椅子を移動させて景色を眺めることができます。訪問する人もほとんどいないため、景色を独占したい場合には非常にオススメです。
写真:木村 優光
地図を見る展望台から見える夜景は、その全貌を普段は見ることができない本牧埠頭や、海側を見ると横浜港を航行する船など。特に海側の様子はまさに大海原で、天気が良ければ房総半島や三浦半島なども見ることができます。
本牧埠頭側にはガントリークレーンや倉庫街を一望でき、徐々に構内照明が灯り始め、刻一刻と元気の源ともいえるオレンジ光がメインとなる夜景へと変貌します。展望台から見えるガントリークレーンは小さいキリンのように見えますが、実際は10m以上の高さのものばかり!
なお、写真を撮るのであれば、展望台内の室内灯がガラスに反射し、構図内に写り込んでしまいますので、レンズをガラス面へできるだけ近づけたりするなどの工夫が必要です。
写真:木村 優光
地図を見る展望台からの夜景観賞を満喫し、施設外へ出て後ろを振り替えてみると、闇夜に浮かび上がる「横浜シンボルタワー」を見ることができます。少し距離をおいて見ると、半円状の回廊を両腕夜空へ向けて飛んでいきそうなロボットのように見えませんか?
夜の帳が完全に落ちてしまったからといって、そそくさに帰宅するのはもったいないです。最後に夜空へ飛び立っていきそうなロボットのように見える「横浜シンボルタワー」を見るのも面白いですよ。もちろん写真を撮るのも良いでしょう。その場合は完全に夜景撮影になりますので、固定できるものがあれば綺麗に撮ることができます。
本牧埠頭に位置する「横浜港シンボルタワー」ですが、周辺は倉庫街のためプレイスポットなどがなさそうに思われますが、「横浜シンボルタワー」の手前南側に、「本牧海釣り公園」があります。釣りが好きな方は必訪ですよ。
また、横浜港らしい倉庫街も必見!間近に近寄ることは私有地のため不可能ですが、雰囲気こそ昭和の横浜を見ているかのよう!映画やドラマのロケにもたびたび使用されるため、運が良ければ撮影現場に出くわし、芸能人に会えるかもしれません。
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(2024/4/26更新)
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