アメリカ西海岸に位置するワシントン州・シアトルはMicrosoftやAmazonに代表するIT企業や世界最大の航空機メーカーであるボーイング発祥の地として有名ですが、今や世界中の人々が口にするシアトル式コーヒーの生まれた地でもあるのです。エスプレッソに砂糖を加えストレートで楽しむイタリア式コーヒーに対し、スチームしたミルクにエスプレッソを加え、ラテやカプチーノとして楽しむのがシアトル流のコーヒーの楽しみ方。
今や世界中に2万3000店以上展開するスターバックスも1971年にここシアトルで誕生したのです。
ダウンタウンのパイクプレイスマーケットに位置するスターバックス1号店。現在の女神が描かれた緑色の看板とは打って変わって、ギリシャ神話に登場するセイレーンという人魚がモチーフの茶色い看板が掛けられているのです。看板のみならず店内にも創業当初の面影が残されています。
日中はかなり混み合い多くの観光客が行列を作っていますが、地元の人々が入り口付近でギターを弾きながら歌っており、列に並ぶ人々が退屈しないよう楽しませてくれます。声を掛ければ記念撮影にも応じてくれるので、旅の記念にここ1号店で思い出の一枚を撮るのもおすすめです。
シアトルの街を歩けばどこにでもスターバックスがあるのに人々が列を作って1号店に並ぶのは、なんといっても1号店限定グッズを手に入れるため。
全米のご当地シリーズである‘You Are Here Collection’マグカップ($10.95)や初代ロゴが描かれた各種マグカップ($9.95〜)、多種多様なタンブラー($14.95〜)など自分用としてもお土産としてもぴったりなグッズが販売されています。
店内はこじんまりとしていて狭くテーブルやイスが設置されていないため、本場シアトルスタイルで購入したドリンクを片手に持ちながら、ダウンタウンを散策してみてはいかがでしょうか。
2014年に1号店からほど近いエリアに、新コンセプトのスターバックスの工場型店舗”Starbucks Reserve Roastery”がオープンしました。ここ、通称スタバロースタリーの広々とした店内は自然を感じる木を用いたデザインで洗練されています。
世界中から仕入れた生豆を店内で焙煎し、スターバックスのコーヒーバリスタ達が一杯ずつ、コーヒーを淹れてくれるのです。通常店舗では取り扱っていない、ハンドドリップコーヒーやサイフォン式コーヒーなどコーヒーだけでも多くのメニューがありますが、イタリア料理で有名なロッコ・プリンチ氏監修の焼きたてのパンやスイーツなども外せません。
ロースタリー限定のグッズや店内で行われる焙煎の見学も要チェックです。
なお、日本では東京・中目黒に2018年にオープン予定ですが、本場シアトルで一足早くコーヒーの世界に心ゆくまで浸ってみませんか。
今や世界中で愛されるスターバックスですが、いかがでしたでしょうか。日本から一番近いアメリカとして東京からわずか9時間で行くことのできるシアトルにはスターバックスのみならず、広大な自然と都市の調和、新鮮でおいしい海鮮料理など多くの魅力で溢れています。スターバックス巡りはもちろんのこと、世界遺産のオリンピック国立公園やマウントレーニアなど自然を満喫するのもおすすめです。
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