あの三太郎シリーズに登場!栃木・大田原市「大雄寺」は幽霊伝説が有名な古刹

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あの三太郎シリーズに登場!栃木・大田原市「大雄寺」は幽霊伝説が有名な古刹

あの三太郎シリーズに登場!栃木・大田原市「大雄寺」は幽霊伝説が有名な古刹

更新日:2017/06/14 09:15

趣美人 MAKKYのプロフィール写真 趣美人 MAKKY 関東旅行ブロガー、那須高原写真家、滝巡り案内人、那須の郷土研究家

栃木県大田原市(旧・黒羽町)にある、曹洞宗禅寺「大雄寺(だいおうじ)」は数々の映画やドラマなどの舞台として使用されています。最近では携帯CMの「三太郎シリーズ」でも登場しています。長い歴史を想像させる「茅葺屋根」の本堂は”詫び寂び”の世界を今に伝え一見の風情を漂わせています。黒羽城址の一角にある寺を含め「芭蕉の館」やその周辺一帯は、毎年6月中旬から“紫陽花”の名所として有名なスポットとなっています

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室町時代から続く六百年以上の歴史を持つ、栃木県北の古刹!

室町時代から続く六百年以上の歴史を持つ、栃木県北の古刹!

写真:趣美人 MAKKY

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黒羽山 大雄寺(くろばねさん だいおうじ)は応永11年(1404年)室町時代に創建され、600年以上の歴史を持つ曹洞宗の禅寺です。古くは那須与一の家臣たち「那須七騎」の一つ、大関家の菩提寺でもあります。今では珍しい“茅葺屋根”が残る北関東の古刹と呼ばれ、いにしえの美しい佇まいに魅せられて、多くの参拝者や観光客が訪れています。

このお寺の風景が、多くの映画やテレビドラマなどに使用されており、写真を見ると、「あっ!この場面どこかで見たような!」と思われる方も多いのではないでしょうか?映画では中村勘九郎さん主演の「禅 ZEN」や、ドラマでは「猫侍」「一休さん」などがあります。最近で話題になったものでは携帯電話会社auの人気TVCM“三太郎シリーズ”学割天国「スパルタ先生・篇」は大雄寺で撮影されました。

室町時代から続く六百年以上の歴史を持つ、栃木県北の古刹!

写真:趣美人 MAKKY

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山門へと続く、参道には“凛”とした空気が流れています。山門から境内にかけては、新緑の季節白いシャガの花々が咲きそろい、来訪者の目を楽しませます。

参道の途中左側には石佛の十六羅漢像があります。一つとして同じお姿ではない表情豊かな羅漢様たちです。

室町時代から続く六百年以上の歴史を持つ、栃木県北の古刹!

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新緑の季節はまぶしい位のグリーンに染まる「総門」の風景。

「幽霊枕返しの掛け軸」や怪談話が今も残る有名なお寺なのです。

「幽霊枕返しの掛け軸」や怪談話が今も残る有名なお寺なのです。

写真:趣美人 MAKKY

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「幽霊枕返しの掛け軸」にまつわる怪談話として次のような伝説が語り継がれています。


昔江戸時代の頃水戸藩大子の行商人が大雄寺のある黒羽(現在の大田原市黒羽)にやって来ました。旅の宿に難儀した末、大雄寺に一夜の宿を願い出て泊まる事になりました。「牡丹の間」に通されると、そこには「幽霊の掛け軸」が掛っていました。

夜中に、ふと気配で目を覚ますと、就寝した時とは様子が違う事を感じて、部屋を見回すと枕元にあったはずの掛け軸や荷物が足元の方にありました。布団がグルリと回転していたのでした。自分の置かれた状況に恐怖のあまり大慌てで逃げ出しました。

それ以来「枕返しの掛け軸」がある部屋に宿泊した人々は、夜と朝では身体の向きが逆になっていたり、枕元に幽霊が出たという不思議な現象に遇い逃げ出す人が続いたとも伝えられています。

この「枕返しの幽霊伝説」は、現在では漫画になり出版もされ、今では子供たちや多くの人に楽しんでもらえる、お話になっています。

「幽霊枕返しの掛け軸」や怪談話が今も残る有名なお寺なのです。

写真:趣美人 MAKKY

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黒羽山大雄寺の御本尊は釈迦如来坐像で曹洞宗の禅寺です。ここでは個人、団体を問わず”座禅体験や写経体験”が可能です。本堂入り口には、撫で仏「おびんずるさま」が安置されています。お釈迦様のお弟子で16羅漢の一人、強い神通力があり多くの人々を救ったと云われています。おびんずるさま(お賓頭盧さま)を撫でた手で自分の悪い箇所を撫でると、病気や怪我が治ると云われます。

「幽霊枕返しの掛け軸」や怪談話が今も残る有名なお寺なのです。

写真:趣美人 MAKKY

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本堂廊下の欄間に掲げられた木板に描かれた、古い絵の数々は神秘性と迫力に溢れ、観る者を圧倒します。

(※注、この写真は「枕返しの幽霊掛け軸」ではありません。諸般の都合により撮影はしておりません。)

大雄寺境内“水琴窟”の音色と紫陽花が初夏へといざないます!

大雄寺境内“水琴窟”の音色と紫陽花が初夏へといざないます!

写真:趣美人 MAKKY

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大雄寺の境内や内外には、季節の花々が咲き乱れます。春には牡丹や清楚な白いシャガが境内を彩り、6月から7月は山門階段入り口や境内を紫陽花が咲き、夏には色鮮やかな大輪の蓮が開花します。10月から12月の秋冬には紅葉が一斉に色づきます。

やっぱり古刹には“紫陽花”が良く似合いますね。

大雄寺境内“水琴窟”の音色と紫陽花が初夏へといざないます!

写真:趣美人 MAKKY

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境内の一角にある「水琴窟」の竹筒にそっと耳をあてると、水のしたたる音が、まるで金属製のようなキ〜ン、コロ〜ンという響きに聞こえ、とても心地良さを感じさせてくれます。

大雄寺境内“水琴窟”の音色と紫陽花が初夏へといざないます!

写真:趣美人 MAKKY

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大雄寺周辺は見事な紫陽花の撮影スポットになっています。

大雄寺から黒羽城址公園まで百花繚乱の紫陽花が見事!

大雄寺から黒羽城址公園まで百花繚乱の紫陽花が見事!

写真:趣美人 MAKKY

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大雄寺周辺と黒羽城址公園では、毎年紫陽花の開花時期に「くろばね紫陽花まつり」が開催されています。黒羽城址公園周辺には約6,000株もの紫陽花が植えられていて、大雄寺〜芭蕉の館〜黒羽城址公園はあじさい観光スポットとして知られています。「くろばね紫陽花まつり」開催期間中は夜間のライトアップもありますので、夜景の中に浮かび上がる、色とりどりの紫陽花をお楽しみいただけます。

大雄寺から黒羽城址公園まで百花繚乱の紫陽花が見事!

写真:趣美人 MAKKY

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真っ青な空に浮かび上がる、大輪の紫陽花。大雄寺から黒羽城址公園に向かう途中には、「芭蕉の館」があります。松尾芭蕉は「奥の細道」道中で黒羽に一番長く滞在し、数多くの句と足跡を残しました。

大雄寺から黒羽城址公園まで百花繚乱の紫陽花が見事!

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大雄寺近くの黒羽観光簗で旬の”鮎料理”を堪能!

大雄寺近くの黒羽観光簗で旬の”鮎料理”を堪能!

写真:趣美人 MAKKY

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大雄寺の山裾には那珂川が流れています。鮎の季節が到来すると、那珂川周辺は「那珂川鮎街道」と呼ばれていて、生きの良い新鮮な鮎料理をいただく事ができます。直近には「黒羽観光簗」がありますので、那珂川に仕掛けられた“簗”に水しぶきを上げ、踊り跳ねる鮎を見物しながら美味しい鮎料理など如何でしょうか。

大雄寺近くの黒羽観光簗で旬の”鮎料理”を堪能!

写真:趣美人 MAKKY

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簗(竹で編んだ鮎を獲る仕掛け)での、水遊びは気持ち良さそうですね。

大雄寺近くの黒羽観光簗で旬の”鮎料理”を堪能!

写真:趣美人 MAKKY

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那珂川は栃木県那須岳山麓を源流として、茨城県を流れ太平洋まで続いています。北関東の四万十川とも呼ばれる清らかな流れは、鮎釣りのメッカにもなっています。熱い季節の河遊びに子供たちも夢中の様子、身体が濡れるのも気にせずに大はしゃぎです。

黒羽山大雄寺(だいおうじ)のおわりに

如何でしたか、黒羽山大雄寺は長い歴史をそのまま今に残しているお寺です。国や栃木県の重要文化財に指定され、四季を通して美しい表情を見せている由緒あるお寺です。興味津々の怖い幽霊怪談伝説だけでなく、座禅や写経など様々な体験もできますので、心静かに癒しの経験をしてみたい方にはお奨めです。美味しい鮎と綺麗な花を愛でながら、ゆったりとした観光には、お奨めの最適なスポットです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/29−2015/06/11 訪問

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