高雄のデパートが集まるショッピングエリア「三多商圏」の駅を出ると目の前に見えてくる横長の建物「軽井澤」。特に夜はダークカラーの外観が一層暗く見えてミステリアス。外観を見ると、ちょっと何の建物なのか分からず、入るのをためらってしまう感じですが、食事時になると大行列ができます。
実は謎の「軽井澤」の正体は、南台湾地域で人気の鍋のお店なんです!台湾人は鍋が大好きで、冬はもちろんのこと、夏でも冷房のきいた店内で鍋を食べます。漢方が入った鍋もあり、具がたっぷりの鍋を食べると栄養がとれるので、夏バテにも効果があります。
「軽井澤」の外観をみると高級そうで、入りにくいそうですが、実は価格はセットで200元(日本円約700円)代〜とリーズナブル。店内もダークカラーで落ち着いた空間。行列ができるのも分かりますよね。台中、台南にもお店があり、高雄には2017年6月現在2店舗あります。
こげ茶のダークカラーを基調とした店内はとても落ち着いた雰囲気。置かれている引き出しや仏像などのインテリアなども骨董品のような雰囲気です。
席は全て仕切られているので、周りの目を気にせず鍋が楽しめます。二人の席は横並びで決して広くはありませんが、プライベートな空間が保たれています。
全て一人前の鍋のセットで、ご飯、野菜の盛り合わせ、甘いアイスティー、食後のシャーベットドリンクがついています。スープのベースは「和風」「味噌」「麻辣」「寿喜焼(すき焼き)」などから選ぶことができ、メインのお肉や海鮮などの具によって値段が変わります。注文は用紙にチェックして先にレジでお金を払うシステムです。一人前の鍋のセットなので、コンロも一人に一つ用意されています。野菜が先に運ばれてくるので、野菜を先に鍋に入れて、だしをとりましょう。ネギなどの薬味やタレは店内の一角に置かれているので、出来上がる前に取りにいってくださいね。
「軽井澤」の鍋の具が他のお店と違うのは、新鮮な野菜を大量に使用しているという点。一般的に台湾の鍋のお店では、加工された鍋の具を多く使っていますが、「軽井澤」ではできるだけ加工された具を使っていないため、盛り合わせのほとんどが野菜といってもよいほど、キャベツやトマト、チンゲンサイ、かぼちゃなどの野菜がたくさん盛られています。これでこのお値段は本当にお得!食べきれないほどボリュームがありますが、とってもヘルシーで、普段野菜不足の方も野菜をたくさんとることができますよ!素食(ベジタリアン)鍋もあり、菜食主義の方にもおススメです。
質のよい食材を使用しているとだけあって、メインのお肉も新鮮。お肉や野菜などは単品でも注文できるので、気に入ったら追加してみてくださいね。お肉の他にも鯛や鮭などの切り身の具やシーフード盛り合わせなどもあります。
6日前から電話で予約を受け付けていますが、食事時には長蛇の列ができます。深夜2:00(ラストオーダー1:00)まで営業しているので、食事時を避けて行ってみてください。
鍋の種類豊富な「軽井澤」で、台湾ならではの漢方入りの辛い鍋「麻辣」などを味わってみませんか。
南台湾でお店の前に長蛇の列ができる「軽井澤」。今まで見かけて不思議に思っていた方、ちょっと入りずらいと思っていた方も是非一度入ってみてくださいね!
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(2024/4/26更新)
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