臭い!汚い!キケン!バンコク超穴場「クロントゥーイ市場」で超ディープなタイ観光

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臭い!汚い!キケン!バンコク超穴場「クロントゥーイ市場」で超ディープなタイ観光

臭い!汚い!キケン!バンコク超穴場「クロントゥーイ市場」で超ディープなタイ観光

更新日:2017/06/17 14:28

澤 慎一のプロフィール写真 澤 慎一 放送局ディレクター

タイに観光旅行に行ったなら、ドコに行きますか?バンコクなら「ワット・ポー」「王宮」などの寺院巡り。アユタヤやサメット、プーケットも魅力的。ですが、観光地巡りだけでなく、現地の暮らしを肌で感じるのも海外旅行の楽しみ方ではないでしょうか?そこで、おすすめがバンコクで最大級の超ディープスポット「クロントゥーイ市場」。臭い!汚い!キケンの3拍子がそろう市場で、“美しい微笑み”に出会う旅はいかがでしょうか?

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素晴らしく汚い!「熱気」と「臭気」で頭が超ディープインパクト!「クロントゥーイ市場」への行き方、場所

素晴らしく汚い!「熱気」と「臭気」で頭が超ディープインパクト!「クロントゥーイ市場」への行き方、場所

写真:澤 慎一

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一般的な日本人であれば、間違いなくドン引き。日本のどこの市場よりも素晴らしく汚く、かなりの熱気と臭気に満ちた超ディープスポットが「クロントゥーイ市場(Khlong Toei Market)」です。

「クロントゥーイ市場」とは、タイの首都バンコクにある巨大な市場。バンコク最大級の生鮮市場として知られ、野菜や果物、魚介・肉類などを扱っています。

素晴らしく汚い!「熱気」と「臭気」で頭が超ディープインパクト!「クロントゥーイ市場」への行き方、場所

写真:澤 慎一

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バンコク中心街からやや外れた場所にありますが、MRT(地下鉄)に乗ればスグ近く。「クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター駅」の1番出口を出て、電車の進行方向にまっすぐ進むと、「ラマ4世通り」(写真左)と交差します。歩道橋を上がって見えてくるのが、写真右に広がる「クロントゥーイ市場」。

素晴らしく汚い!「熱気」と「臭気」で頭が超ディープインパクト!「クロントゥーイ市場」への行き方、場所

写真:澤 慎一

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タイでディープな市場といえば、線路の上まで品物を広げた「メークローン市場」や、商品を乗せたボートが水路を行きかう「水上マーケット」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

これらは、なんとなく観光化されているマーケット。しかし、地元の仕入れなどで賑わうローカル市場であり、完全に観光地ではないのが「クロントゥーイ市場」。混雑した通路でカメラを構えていると、仕事の邪魔になり、ゼッケンをつけて台車で荷物を運ぶ「運び屋さん」(運搬代行サービス業)から思いきり怒鳴られることも。

狭い通路にバイクやクルマが大量に突っ込み、いつひかれてもおかしくない常に危険な状況。この熱気、活気こそが「クロントゥーイ市場」の最大の魅力です。

安い!新鮮!タイ人とのふれあいも楽しい!「クロントゥーイ市場」の魅力

安い!新鮮!タイ人とのふれあいも楽しい!「クロントゥーイ市場」の魅力

写真:澤 慎一

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市場は一日中賑わっていますが、最も熱気が感じられるのは朝。この忙しい時間帯に撮影していると、怒鳴られることもしばしば。きつい口調で怒鳴られると落ち込みますが、こんなに可愛い小さな売り子さんが笑顔でいることも。奇妙な安らぎが感じられ、優しい気持ちになることができます。タイ人との何気ないふれあいを楽しめること。これも、「クロントゥーイ市場」の魅力です。

安い!新鮮!タイ人とのふれあいも楽しい!「クロントゥーイ市場」の魅力

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「クロントゥーイ市場」をおすすめするのは、何といっても品物の安さ。どの食材もスーパーで売っている価格の半額以下で買うことができます。表示されている価格は、1キログラム単位がほとんど。しかし、少量でも売ってくれる場合があります。

安い!新鮮!タイ人とのふれあいも楽しい!「クロントゥーイ市場」の魅力

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マンゴー、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、ランプータン、ドリアン、グァバ、ココナッツ、パパイヤ、リュウガン、ライチといった南国フルーツが安く買うことができます。

バンコク随一の超高層ホテル「バイヨークスカイホテル」には、約1000円の料金でフルーツ食べ放題という店がありますが、1000円もあればここの市場で、どれだけのフルーツが買えることでしょうか。フルーツ食べ放題の店よりも、「クロントゥーイ市場」で買った方が断然、お得です。

アジアの本当の台所を体験!バンコク超ディープスポット「クロントゥーイ市場」

アジアの本当の台所を体験!バンコク超ディープスポット「クロントゥーイ市場」

写真:澤 慎一

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野菜や果物、精肉、魚介類など、生鮮食品はどれも新鮮。鶏肉は、生きたままで売られています。あっという間に包丁でさばかれ、丸焼きの状態に。

アジアの本当の台所を体験!バンコク超ディープスポット「クロントゥーイ市場」

写真:澤 慎一

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魚も新鮮。水槽から飛び出し、通路でぴちぴち飛び跳ねています。その巨大な魚も、目の前でざっくり切断。

アジアの本当の台所を体験!バンコク超ディープスポット「クロントゥーイ市場」

写真:澤 慎一

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市場で一番ディープなのは精肉売り場。豚の頭が板の上に乗せられていて、初めて見る方には、おそらく超ディープインパクト。軒先に吊り下がった肉から部位を選び、必要な分だけを切ってもらうこともできます。

生きたままの食用ガエルやカメ。コオロギやバッタ、タガメなど昆虫の唐揚げも売られています。東南アジアのローカルな市場では珍しいことではありませんが、こうしたディープなタイ観光ができるのが「クロントゥーイ市場」。日本の市場やスーパーではありえない新鮮で刺激的な光景です。生き物の“いのち”をいただくということが感じられることでしょう。

目と目があって、微笑みあい、タイの美人奥さまとプラトニック・ラブ!

目と目があって、微笑みあい、タイの美人奥さまとプラトニック・ラブ!

写真:澤 慎一

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朝や昼間だけでなく、土日祝日も関係なく、大勢の人々で賑わっているのが「クロントゥーイ市場」。屋台や食堂などの仕入れを行う人も多く、“眠らないバンコク”の胃袋を支える天下の台所です。

ほとんどがテントを張っただけの青空市場。魚や肉の鮮度を保つ冷房はなく、氷を使っているため、通路は常に水浸し。血と脂が混じった床を歩くと、滑りそうになります。

朝市が終われば、通路はゴミの山。臭気がたまりません。そんな凄まじい巨大市場ですが、ご覧のような雑貨売り場も。観光客向けではない、タイの子どもたちが喜ぶ素朴で可愛いプチプラな雑貨に、ふと笑みがこぼれることでしょう。

目と目があって、微笑みあい、タイの美人奥さまとプラトニック・ラブ!

写真:澤 慎一

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「クロントゥーイ市場」で最も素敵なのは、働き者のタイの奥さま方。仕事で大忙しの中、カメラを向けると、照れながらも美しい笑顔を見せてもらえます。

目と目があって、微笑みあい、タイの美人奥さまとプラトニック・ラブ!

写真:澤 慎一

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タイ人女性は、優し気な雰囲気が漂い、タイが“微笑みの国”と呼ばれるのがよくわかります。タイの旅の楽しさは、ここにあり!目と目があって、微笑みあい、いつの間にかタイの美人奥さまとプラトニック・ラブ。

詩情豊かな旅人におすすめ!クロントゥーイ・スラムで生きるシンボル「クロントゥーイ市場」

詩情豊かな旅人におすすめ!クロントゥーイ・スラムで生きるシンボル「クロントゥーイ市場」

写真:澤 慎一

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この市場だけに限ったことではありませんが、タイでは都心部でも野良犬がうろうろしているので、近づかないようにしましょう。麻薬や覚せい剤についても、ここだけに限ったわけではありませんが、「クロントゥーイ市場」の近くでは、覚せい剤21万2000錠が押収されています。当然のことですが、関わらないようにしましょう。

また、バンコク都内で爆破テロが起こるのと同じくらいに、しょっちゅう起こっていることではありませんが、市場の立ち退きを巡っての小競り合い、発砲・爆破事件もある場所です。命がけで必死に暮らしている市場の人々。生命の危険にさらされることもあるのに、どこかのんびりマイペース。決して美しい場所ではないのに、不思議な癒しが感じられるのが「クロントゥーイ市場」の魅力です。ただ、ここは観光地ではありません。何かあっても自己責任でお願いします。

詩情豊かな旅人におすすめ!クロントゥーイ・スラムで生きるシンボル「クロントゥーイ市場」

写真:澤 慎一

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「クロントゥーイ市場」は、もともとはスラム街だったところを市場に整備したもの。タイ港湾公社が所有している土地で、再開発の波がここにも押し寄せています。近くには「クロントゥーイ・スラム」と呼ばれる広大な住宅地域があり、線路沿いに小屋を建てて暮らしているタイの人々の姿(写真)を多く見かけます。

詩情豊かな旅人におすすめ!クロントゥーイ・スラムで生きるシンボル「クロントゥーイ市場」

写真:澤 慎一

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写真は、さきほどの小さな女の子ですが、商品を買うと、両手を合わせて、「ありがとう」。そのピュアな気持ちが、ひしひしとこちらにまで伝わってきます。

治安が良いとはいえないエリア。それでも、「クロントゥーイ市場」をおすすめするのは、壊れかかった風景や、みすぼらしくてむさ苦しいものの中に、「美しいもの」を見つけようとする文学作品「檸檬(れもん)」の著者・梶井基次郎のような詩情豊かな旅人におすすめだからです。

みすぼらしさの中に逞しさ、美しさがあり、日本人が失ったアジアの独立精神を、タイの旅で突き付けられます。

作家の沢木耕太郎さんも訪れた!

ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんも、若いころにバンコクのクロントゥーイ地区を訪れ、タイ人との触れあいを著書「深夜特急」に綴っています。沢木さんのように、影の中に光を見つけようとする旅人に、超ディープなバンコクの超穴場スポット「クロントゥーイ市場」は絶対おすすめです。

ただ、本文でも注意喚起させていただきましたが、クロントゥーイ地区は観光地ではありませんので、何かあっても自己責任でお願いします。

なお、タイ・バンコクで観光化されたショッピングスポットなどについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/06/05 訪問

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