写真:もんT
地図を見る竹原へはJR呉線を利用して、広島駅からは約2時間、三原駅からは35分ほど。途中車窓には瀬戸内海が広がる、のどかな電車の旅です。駅にて観光マップを手に入れて、町歩きに出かけましょう。
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地図を見る駅前、足元には「おかえりなさい」の文字が…。観光案内所には2011年公開のアニメ『たまゆら』のキャラクターの大きなボードも見えますね。歴史的町並み保存地区へは、ここから徒歩10分ほどです。
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地図を見る駅前から右斜め方向へ、商店街「アイフル通り」を抜けていきましょう。商店街の中にも、あちらこちらに『たまゆら』関連のスポットが…。
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地図を見る効率よく見どころをまわるには、本川に出て、本川手前の道を川沿いに北上するコースがおススメ。これから訪ねる場所の位置関係がわかりやすいでしょう。
目印になる建物として、まずは道の駅が目に入りますが、ここではまだ川を渡らずに北上しましょう。大正期の豪邸「森川邸」の前を通り過ぎると、その先、右手川向こうに、昭和初期の木造3階建て建築「日の丸写真館」が見えてきます!(今は写真館としては営業していません。)
ここまで竹原駅からは約800m、10分ほどで到着です。
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地図を見る「日の丸写真館」は、町並み保存地区へ入っていく格好の目印。本川にかかる橋を渡ったら、そのまま吸い込まれるように直進…、2014年のNHK連続テレビ小説『マッサン』で一躍有名になった「竹鶴酒造」に行き着きます。
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地図を見る竹原は江戸時代に酒造や製塩で繁栄した町。この通りを中心に、昔の商家が建ち並び、江戸時代後期の風情を今に伝えています。通りの東南端が「笠井邸」、北西端が「照蓮寺」になります。
この通りは、『マッサン』や『たまゆら』だけでなく、1983年公開の映画『時をかける少女』のロケ地にもなりました。お好み焼きの「ほりかわ」や「茶房ゆかり」もこの通り沿い…。いろいろな映像作品の思い出を重ね合わせながら、思い思いに歩いてみてくださいね。
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地図を見る町並みを見渡す絶好の俯瞰ポイントは、西方寺の普明閣。西方寺へ続く石段を上っていきましょう。石段上から振り返ると、風情ある建物群の屋根が…。この風景もどこかで見たワンシーンですね。でもちょっと違うような…。微妙な変化がわかりますか?(答えは後ほど…。)
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地図を見るお寺の門は早朝から開いていて、自由に中へ入れます。西方寺境内に入って右手に行くと、普明閣。ここから竹原の眺めは格別…、竹原の町並みだけでなく瀬戸内海も見えます。
なお普明閣に上がるときは土足厳禁です。くつを脱いで上がりましょう。
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地図を見る町並み保存地区のメインストリートを北上すると、照蓮寺の門前にたどり着きます。広い石段は、人々が集いあえるちょっとした広場のよう…。戦国武将・小早川氏の学問所であった雰囲気が今も残ります。
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地図を見る広々とした境内から、楼門の向こうに町並みが見渡せます。ここから竹原駅までは1.2kmほど、徒歩約20分です。帰りの電車の時刻に気を付けながら、目一杯、竹原を満喫していきましょう。
安芸の小京都・竹原。多くの映像作品の舞台となる魅力あふれる町です。昔と変わらぬ風景が今も残りますが、時代と共に移り変わっていくところもあり…。
最近の作品『たまゆら』で描かれた風景と比べてみると、まず作品中に登場する呉線の電車が変わりました。写真からお気づきと思いますが、カラーリングが変わっています。さらには新型車両への置き換えも進行中…。『たまゆら』ファンの皆さんには、ぜひ古い車両が残っているうちに訪問することをおススメします。
それからもう一つ、西方寺階段からの風景ですが、写真左側部分にもかつては建物があったんです。しかし2016年3月に4棟が全半焼する火災で焼失…。悲しいかたちで風景が変わってしまいました。
いつまでも残っていてほしい風情ある町並み…。素敵な竹原の歴史的な町並みを、皆さんもぜひ思い思いに心に刻んでください。
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(2024/4/19更新)
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