「月でひろった卵」で有名なあさひ製菓株式会社。果子乃季(かしのき)の店名でチェーン展開されている、大正6年(1917年)創業の老舗和洋菓子店さんなのですが、柳井市の本社工場裏山のあじさいがすごいんです。約150種類20000株ものあじさいが咲き誇った景色は圧巻!!山口県内でも最大級の見応えなのではないでしょうか。
花とお菓子の競演と題して開催される「あじさい祭り」は、花もスイーツも堪能できるということで、毎年大勢の来場者でにぎわいます。花より団子という方にももってこいの「果子乃季」(かしのき)本店。おすすめです!!
工場通路を開放して開催される果子乃季本店のあじさい祭り。2017年は6月23日〜6月25日の3日間の開催予定です。期間中はすごい混雑となりますので、シャトルバスが出ている「やまぐちフラワーランド」に駐車されることをおすすめします。
裏山とは言っても、散策路はきれいに整備してありますので、お年寄りの方でもゆっくりと観賞してまわれます。品種ごとに名札も付けられていますので、全品種を確認してまわるのも楽しいかもしれませんね。
東大寺の周防別所として、文治3年(1187年)に建立された「東大寺別院・周防阿弥陀寺」。重要文化財の重源上人坐像や金剛力士像、国宝の鉄宝塔なども保存されていて、それらを目的に訪れる方も多い古刹です。(観覧するには予約が必要です)
こちらのお寺は、入り口の仁王門から本堂周辺までいたるところにあじさいが植えてあります。地区の自治会メンバーが中心の「阿弥陀寺アジサイ保存会」の方々が日々手入れをされており、毎年すばらしいあじさい風景を楽しませて下さっています。
山アジサイや西洋アジサイなど80種類、約4千株のあじさいが境内に植えられ、6月には見事な景色を見せてくれます。写真は本堂手前にあるあじさい園での1カット。背丈以上もあるあじさいの花が所狭しと咲き誇ります。
観光バスも乗り入れるなど大勢の方々が訪れる西日本一のあじさい寺「周防阿弥陀寺」。毎年6月1日〜6月30日は「あじさい祭り」の期間となり、入山料として200円/大人1人必要(中学生以下は無料)です。乗用車約80台、バス10台分の駐車場(無料)もありますが、シーズン中は混雑覚悟で!!
本堂までは階段や坂道が続きますので、歩きやすい靴や服装で訪問されることをおすすめします。
写真は本堂内からのあじさい風景。こちらのお寺は本堂の中にも上がらせていただくことができ、障子越しのあじさいも楽しめます。和とあじさい・・・よく似合います!!
萩市街地から、国道191号線を北浦街道経由で長門市方面へ車を30分ほど走らせたところに、三見川にかかる石造りのアーチ橋「三見橋」があります。大正3年(1914)に建設された山口県内では珍しい石橋(めがね橋)で、平成10年10月に登録有形文化財に登録されました。
毎年6月になると周辺ではあじさいが咲き誇り、石橋のアーチと一緒に楽しめるスポットとして人気となっています。
橋の下まで行けるので、石のアーチを間近に確認することが出来ます。小さな休憩場所もあり、壁には古い写真なども展示されています。
写真は橋の上からの眺め。一応ガードレールは設置してありますが、身を乗り出すなどの行為は危険ですので注意してください。駐車場は橋の手前に数台分はあります。山間の細い道路になりますので、路上駐車などはしないほうがいいです。
宇部市のときわ公園は、常盤湖を中心に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園で、遊園地や植物園、動物園もある公園として宇部市民はもちろん、県内外からもたくさんの方が訪れます。
NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」では、総合公園として全国第1位にランキングされるなど、数々の名所100選にも選出されている素敵な公園です。
公園内の白鳥大橋付近に行くと広いしょうぶ苑があり、その奥にあじさい苑があります。しょうぶ苑に沿うようにあじさいも咲いていますので、美しいハナショウブと一緒にあじさいを楽しむことができます。
しょうぶ池の奥があじさい苑。約1500株のあじさいが木立の中できれいに咲いています。ヤマアジサイやガクアジサイなど、品種も豊富です。
しょうぶやあじさいが第一目的の方は、西側駐車場を利用された方がいいでしょう。入場するとすぐ目の前にしょうぶ苑が広がっていますよ。
山陽小野田市汐の江汐公園は、ロマンチックな江汐湖を中心に豊かな緑にかこまれた自然美いっぱいの公園です。江汐湖橋という吊り橋を渡った奥に、素敵なあじさい園があります。
約34種、4,000株のあじさいが植えてあるあじさい園なのですが、ここでひときわ目立つのが白いアナベルなんです。たくさん咲いています。アナベル好きの方も多いかと思いますので、おすすめのスポットなんですよ。
アナベルは、北アメリカ東部原産のアジサイの1種。真っ白な小さな花がたくさん集まった花はとっても綺麗ですね。
これだけきれいなあじさい園なのですが、実は見学者が意外に少ないのです。江汐公園の正面入り口からの入場だと、ここにたどり着くまでに15分くらい歩かなければいけないのが理由の一つだと思われるのですが、自然が美しい江汐湖畔を散策しながらぜひあじさい園まで足を運んでいただけたらと思います。
山口県内は道路事情も良くて、紹介したあじさいスポットだけなら1日で廻ってしまうことも十分に可能です。ただ、他にも素敵な観光スポットやあじさいスポットがたくさんありますので、メインで予定された観光地をゆっくり楽しみながら、お近くに行かれた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
各スポットの詳細につきましては、関連MEMOのリンク先よりご確認ください。
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