写真:Naoyuki 金井
地図を見るパリに本店のある「ル・ブルターニュ」が世界第一号店としてこの神楽坂を選んだのは、この神楽坂の地に旧東京日仏学院(現・アンスティチュ・フランセ東京)があることと、神楽坂の石畳風情がフランス・モンパルナスと似ていたことです。
そんな神楽坂の数多い石畳の横丁でもひときわ風情を感じるのが「兵庫横丁」です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るこの兵庫横丁は、戦国時代に牛込城の武器庫(兵庫)があったことがその名の由来で、神楽坂花街の名残である料亭「幸本」や“ホン書き旅館”として名高い「和可菜」などがある由緒正しい横丁です。
その横丁にひっそりと佇んでいるのが「ル・ブルゴーニュ神楽坂店」で、石畳風情とオープンテラスがまさにプチフランスの味わいなんです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るフランスの香りを漂わせる小さなテラス席が、よりフランス的で、より隠れ家的雰囲気を醸し出しています。
店内もウッディな造りで、ディスプレイなどでフランスのエスプリ感を演出しており、カジュアルな中でも落ち着いた雰囲気に浸れます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るテーブルと同じくらいの大きさの黒板のようなメニューが出され驚かされます。
その黒板は、お店からのおススメのメニューで、他にも盛りだくさんのメニューがありますが、良く分からないときはスタッフに聞きましょう。
気さくなスタッフがフレンドリーに色々教えてくれるので、目一杯楽しんでみましょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る「とりあえずのビール」よりも、ここはやはりワインで雰囲気を盛り上げたいところ。
20数種類取り揃えられたワインは、ワイン通でも十分楽しめます。でも「銘柄もわからない」という方でも安心で、赤白それぞれ4種類から選べるリーズナブルなハウスワインがあり、一種類づつ説明してくれるから、好みに合いそうなものをチョイスするのが良いでしょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るフレンチでワインを楽しむのも良いのですが、ここはやはりブルゴーニュの香り「シードル」ははずせません。
ブルターニュの農家では、必ずシードル専用品種のリンゴの木が植えられ、自家用に醸造された微発泡酒「シードル」が飲まれているほどのポピュラーなものです。
そしてこのシードルはカップかボウルで呑むのが普通で、陶器の器で呑むシードルは、その甘さと風情でつい飲みすぎてしまいますのでご用心ください。
また、ブルゴーニュ地方特産の“そば”のビールやウィスキーまでありますので、併せて楽しまれてみてはいかがですか。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る今や知らない人はいないくらい有名なクレープ。
実はこのクレープは、パンケーキの一種で、ブルターニュ発祥の料理です。元になったのが薄いパンケーキのガレットで、クレープの素材が小麦粉であるのと違い、ガレットの原料はそば粉です。
前菜のサーモンマリネに飾られたガレットが、ブルターニュらしい雰囲気と香りを漂わせています。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るガレットの美味しさは多彩です。
大別すると定番系のクラシックと創作系のスペシャリテがあり、それぞれ10数種類あるので迷ってしまいます。
そんな時はスタッフにおススメを聞くのも良いでしょう。
テッパンのジャンボン ブラン(ハム)やジャンボン クリュ(生ハム)は、初めての方は外せません。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るデザートは、やはり小麦粉のガレット=クレープです。
クレープだけでも30種類以上あり、スイーツ好きには勿論のこと辛党にも楽しめる上品さです。
どれをとっても美味しいですが、ブルターニュの名物塩味菓子を活かした、このお店特製の塩バターキャラメルのクレープ「キャラメルブールサレ」は、是非、味わっていただきたい逸品です。
フランスの伝統料理であり、ブルターニュの郷土料理である「ガレット」は、前菜、デザートと組み合わせてフルコースになるグルメです。シードルと併せて気軽に味わえるブルターニュの食文化を、石畳の花街風情の神楽坂で楽しんでみてください。
時の流れを忘れるかのような、しっとりした大人の時間に満足出来るでしょう。
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(2024/3/29更新)
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