映画『花戦さ』の聖地!「六角堂」は京都のへそ&パワースポット

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映画『花戦さ』の聖地!「六角堂」は京都のへそ&パワースポット

映画『花戦さ』の聖地!「六角堂」は京都のへそ&パワースポット

更新日:2017/06/15 15:37

Sige pandaのプロフィール写真 Sige panda トラベルライター、パンダスポット探検家

京都の中心街にある六角堂。正式名称は「紫雲山 頂法寺」と言いますが、本堂の形が上から見ると六角形をしている事から「六角堂」と呼ばれています。こじんまりとしたお寺ですが見所がたくさん。2017年6月公開の映画『花戦さ』の舞台にもなりました。世界初のいけばなを扱った映画です。その主人公であり実在した僧・池坊専好と、いけ花発祥の地としての六角堂を紹介します。

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京都の中心街に建つ聖徳太子創建の寺

京都の中心街に建つ聖徳太子創建の寺

写真:Sige panda

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六角堂は阪急烏丸駅から徒歩5分ほどの京都の中心街にあるお寺です。聖徳太子が四天王寺を建立の建材を求めて京都盆地を訪れた際に、沐浴をしようと持っていた念持仏を木にかけたところ『この地にとどまって人々を救いたい』と太子に告げたため、この地に六角形の御堂を建てて安置したのが始まりとされています。

京都の夏の風物詩、祇園祭の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式は、江戸時代末頃まで六角堂で行われていました。京都の中心として由緒のあるお寺なのです。

京都の中心街に建つ聖徳太子創建の寺

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ご本尊は太子の護持仏といわれる如意輪観世音菩薩。思いのままに願い事をかなえてくれる宝珠と、魔を打ち砕くという輪宝を持っており、長寿・安産・魔除けなどに功徳があるとされています。さらに子宝や難産を緩和させると言ったご利益も。女性にやさしい仏様です。

境内にはたくさんのお地蔵さんも。池坊会館入口付近にある、「北向地蔵」は京都御所を守るために北を向いているといわれています。境内の東にはひとつだけ願い事を叶えてくれるという「一言願い地蔵」も。優しいお顔をしたお地蔵さんに願いを託してみてはいかがでしょうか。

京都の中心街に建つ聖徳太子創建の寺

写真:Sige panda

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境内の小川のほとりには、その可愛らしさに思わず足を止めてしまう「十六羅漢」の像も。仏教を守り伝える16人の高僧がモデルで「和顔愛語(わげんあいご)」という教えを実践しています。和顔愛語とは穏やかな顔つきで、やさしく話をするように心がけていれば、必ず良い報いがあるという教え。「和顔愛語」是非実践したいですね。羅漢のやさしい微笑みに癒され、穏やかな気持ちになれます。

生け花発祥の地としても有名「いけばな資料館」もあり

生け花発祥の地としても有名「いけばな資料館」もあり

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生け花はもともとは仏に捧げる祈りの花でした。16世紀後半に六角堂の僧侶 池坊専応がいけばなの理論を確立したことから、六角堂は「いけばな発祥の地」と呼ばれています。ちなみに池坊とは、聖徳太子が沐浴した池のほとりに僧侶の住坊があり「池坊」と呼ばれた事に由来しています。

隣接する池坊会館にはいけばな資料館もあり、要予約・無料で公開されています。いけばなの理論が記された花伝書や江戸時代のいけばなを描いた絵図など貴重な資料が展示されていて見応えがあります。池坊の行事である4月の「春のいけばな展」、11月の「旧七夕会池坊全国華道展」の期間中は有料となりますが、予約は不要です。

生け花発祥の地としても有名「いけばな資料館」もあり

写真:Sige panda

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いけばな発祥の地という事で、2017年6月3日公開の映画『花戦さ(はないくさ)』の舞台にもなりました。写真は池坊会館で行われたイベントの様子。映画にタイアップしている文化庁の長官・池坊次期家元・映画監督による特別鼎談のほか、華道男子グループ「IKENOBOYS」によるいけばなLIVEも行われ、花戦さをイメージした大作のいけばなが発表されました。

『花戦さ』は戦国時代、六角堂の執行を務めたと言われる初代・池坊専好をモデルにした物語で、いけばなを扱った世界初の映画です。茶道を扱ったものは数あれど、いけばなは初めて。どちらも日本の伝統文化、なんだか意外ですね。キャストは天才花僧 池坊専好を野村萬斎、時の権力者 豊臣秀吉を市川猿之助、カリスマ戦国武将 織田信長を中井貴一、花と茶を愛する戦国武将 前田利家を佐々木蔵之介、茶人 千利休を佐藤浩一が演じるなど豪華俳優陣が集結しました。

京都のへそ・縁結びのパワースポット「六角柳」

京都のへそ・縁結びのパワースポット「六角柳」

写真:Sige panda

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六角堂の境内には本堂と同じ六角形の石があり「へそ石」と呼ばれています。もとは本堂の礎石とも石灯籠の基礎とも言われていますが、平安京を建設する際、お堂が道路となる場所に重なってしまい、困った桓武天皇が祈りを捧げたところ、一夜にしてお堂が北へ五丈(約15メートル)も動いたという伝説が残っています。

1877年に今のお堂が建立された際に門前の通りから今の位置に移されてしまったため、京の中心からは少しずれてはいますが、へそといえば人体でも体の中心。京の都が持つパワーを感じられそうですね。境内のお茶所では、このへそ石をモチーフにしたお菓子、へそ石餅を抹茶とセットでいただく事ができます。

京都のへそ・縁結びのパワースポット「六角柳」

写真:Sige panda

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境内の大きな柳の木は『六角柳』と呼ばれ、縁結びのパワースポットとして有名です。良縁を求めて六角堂にお参りした嵯峨天皇が、夢のお告げの通り六角堂の柳の下で后となる女性と出会った事から「縁結びの柳」と呼ばれています。この柳の枝を2本一緒におみくじで結ぶと良縁に恵まれるとされています。

普通のおみくじもいいですが、せっかく六角堂に来たなら幸運のシンボル鳩をモチーフにした「鳩みくじ」がオススメ。コロンと可愛い素焼きの鳩がおみくじに止まっています。春と秋には限定カラーの鳩みくじが登場する事もあるので、こちらも要チェック。

花戦さの聖地・縁結びのパワースポット!ぜひ立ち寄りたい六角堂

京都の中心、パワースポットでもある六角堂。ビル群の谷間にある空間はまるで別世界です。歩き疲れたら、近くにあるスターバックス烏丸六角店の店内からゆったり六角堂を眺める事もできます。このお店、京都市の条例により烏丸通りから六角堂が見えるように店内が全面ガラス張りになったのだとか。景観条例の厳しい京都ならではのお話ですね。

六角堂の拝観時間は17時までですが、こちらなら門が閉まった後でも22時まで建物を眺める事ができます。映画『花戦さ』の聖地としても京都の中心・パワースポットとしても、是非立ち寄りたいお寺です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/26 訪問

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