城にワインに名物チーズ!チェコ「モラヴィア地方」の溢れる魅力

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城にワインに名物チーズ!チェコ「モラヴィア地方」の溢れる魅力

城にワインに名物チーズ!チェコ「モラヴィア地方」の溢れる魅力

更新日:2017/06/30 19:03

岡本 大樹のプロフィール写真 岡本 大樹 原付旅人、アマチュア自然フォトグラファー

チェコ旅行といえば、首都プラハが最も人気ではありますが、その逆側チェコ東部のモラヴィア地方にはプラハに負けない魅力ある場所が多く存在します。重厚なバロック様式の城や庭園・肥沃な大地が生むモラヴィアワイン・600年の伝統を持つオロモウツチーズなど、今回はモラヴィア地方の魅力を生む主要5都市をご紹介します。

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地下にも見どころが満載の町「ブルノ」

地下にも見どころが満載の町「ブルノ」

写真:岡本 大樹

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まずご紹介するのはチェコ第2の町ブルノです。チェコにおける西の都は首都プラハですが、それに対する東の都がこちらのブルノ。お互いをライバル視していて、日本で言えば東京と大阪のような関係です。

町にはトラムがせわしなく行きかっており、広場では毎日(日曜を除く)朝市が出て多くの人で賑わいます。

地下にも見どころが満載の町「ブルノ」

写真:岡本 大樹

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町に多くある観光スポットの中でも聖ヤコブ教会は美しい内観に加え、地下には壁や柱が骨で作られている納骨堂もあり特に見ごたえがあります。納骨堂に保管されているのはなんと5万人分の骨。フランスのカタコンベに次いでヨーロッパで2番目に多いものです。

納骨堂は日本では馴染みのない場所ですし、写真で見ると不気味に思えるかもしれませんが、ある種の神聖さを感じられる場所でもあるので、ぜひ現地でその空気を感じてみてください。

またブルノは地下に見どころが多くあるのも一つの特徴です。ワインセラーや錬金術師の仕事場などを巡るツアーも用意されているほど。地下に潜るという少し変わった楽しみ方もブルノでは選択可能ですよ。

地下にも見どころが満載の町「ブルノ」

写真:岡本 大樹

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ブルノではぶらりと町歩きをすることもオススメです。というのも、2016年にはGourmet Brnoプロジェクトといってブルノの食のエキスパートたちによる各分野のベストを決めるプロジェクトも行われたほど食に対する意識の高い町であり、町にはおしゃれなカフェやバーが多く並んでいるのです。

広場にはオープンカフェが多く見られ、夜遅い時間まで活気にあふれています。ブルノ在住の旅行ガイドさんもオススメする人気店「存在しないバー(Bar Ktery Neexistuje)」なんて名前のお店もあるのでフラッと一杯飲みに行ってはいかがでしょう。

モラヴィアワインの名産地「ミクロフ」

モラヴィアワインの名産地「ミクロフ」

提供元:チェコ政府観光局 © Ladislav Renner

https://www.czechtourism.com/jp/home/

モラヴィア地方を訪れた際に確実に味わってほしいもの。それはモラヴィアで作られたワインです。チェコのワインと聞いても相当なワイン通でなければピンとこないでしょう。

しかしながらチェコのワイン、特にモラヴィアワインは近年その品質の高さから国際的なコンペティションで金賞を取ることも多く、フランスやイタリアのワインにも劣らない評価を受けているのです。

モラヴィアワインの名産地「ミクロフ」

提供元:チェコ政府観光局

https://www.czechtourism.com/jp/home/

そのワインの産地として有名なのが国境近くに位置するミクロフです。町周辺には葡萄畑が広がっているので、近郊を移動中には窓外の景色も見逃さないように。また町にはワインバーや試飲のできるワインセラーもありますので、日本ではめったに飲むことができないワインを味わってみてください。

ミクロフ城の地下には直径が5m程もある巨大なワイン樽や、人間よりもはるかに大きなワインプレス機などが展示されています。昔は実際に使われていたものなので、ミクロフという町とワインの関係性をリアルに感じることができますよ。

モラヴィアワインの名産地「ミクロフ」

写真:岡本 大樹

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町のそばの聖なる丘(Holy Hill)では、頂上の聖セバスチャン教会を目指し多くの人が1.5km程の道のりを登っています。それもそのはず、頂上からはミクロフの町を一望することができるのです。

町の中心から頂上までは30分程で行くことができるので、気持ちのいい朝の空気の中で登ることをオススメします。

「レドニツェ・ヴァルチツェ地区」では見事な城を見学しよう

「レドニツェ・ヴァルチツェ地区」では見事な城を見学しよう

提供元:チェコ政府観光局 © Ladislav Renner

https://www.czechtourism.com/jp/home/

次にご紹介するのはレドニツェ・ヴァルチツェ地区。リヒテンシュタイン家が2つの城を造った場所で、ヴァルチツェ城は居城、レドニツェ城は夏の離宮として使用されていました。(写真はレドニツェ城)

レドニツェ城では螺旋階段などの美しい木造装飾を見ることができ、城外には大きなイギリス式庭園が広がっています。現在ではその全てを含む形で「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」としてユネスコ世界遺産に登録されており、ボートや馬車でまわる庭園内の散策が人気となっています。

「レドニツェ・ヴァルチツェ地区」では見事な城を見学しよう

写真:岡本 大樹

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こちらはヴァルチツェ城。レドニツェ城とはかなり雰囲気が違っていますよね。レドニツェ城はネオゴシック、こちらは重厚なバロック様式の城となっているので、そんな違いにもぜひ注目してみてください。

ヴァルチツェ城はリヒテンシュタイン家のコレクションなどを見ることができる内部はもちろん、同じ敷地内にバロック劇場や国立ワイナリ―センターまであり時間をかけて訪問したい場所です。

「レドニツェ・ヴァルチツェ地区」では見事な城を見学しよう

写真:岡本 大樹

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城地下にある国立ワイナリーセンターでは、チェコワインのコンペティションも行われており、高評価を受けたワインがセラーに100種類ほど保管されています。テイスティングプログラムもいくつかあるので予定や予算に合わせて選ぶことができますよ。(詳細は下記リンクにて)

もちろんその場での購入も可能。チェコのワインはとても美味しい上に瓶一本1000円〜2000円程で買えるものも多いので、ワイン好きの方はぜひこで試してお土産に買って帰ってくださいね。

バロック噴水群は「オロモウツ」の象徴

バロック噴水群は「オロモウツ」の象徴

写真:岡本 大樹

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モラヴィア地方中部に位置するオロモウツは古代から商業の町として栄え、現在は多くの学生で賑わうチェコで5番目に大きな町です。

そんなオロモウツの象徴とも言えるのが、バロック様式の噴水群。写真はギリシャ神話のヘラクレス像が立つ噴水ですが、他にもローマ神話の神ネプチューンなどそれぞれ迫力ある像が装飾に使われています。これほど狭い範囲に噴水が並ぶ場所はヨーロッパでもあまり見られないので、ぜひ6つの噴水を見比べてみてください。

バロック噴水群は「オロモウツ」の象徴

写真:岡本 大樹

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そんなオロモウツの名物がオロモウツチーズです。トヴァルーシュキとも呼ばれ、オロモウツの近くロシュティツェという場所で作られている香りが独特なチーズです。一般的にチーズと言えばワインに合うものですが、このチーズはビールとの相性がバッチリ。

その伝統はなんと600年を誇りオロモウツのお土産としても一番人気で、市庁舎にはチーズの自動販売機もあるほど。オロモウツのレストランであれば用意されているお店も多いので、ぜひ一度は食べてみてください。

ユネスコ世界遺産に登録された庭園が自慢の「クロムニェジーシュ」

ユネスコ世界遺産に登録された庭園が自慢の「クロムニェジーシュ」

写真:岡本 大樹

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最後にご紹介するのは、オロモウツの司教都市として作られた町クロムニェジーシュです。町の大司教宮殿と庭園群がユネスコ世界遺産に登録されています。

町並みがカラフルでとても美しいのですが、その中で一際高い塔を持つ大司教宮殿は中の見学も可能。3万冊を超える蔵書の図書館があったり、『アマデウス』などの映画を撮影した場所であったりと豪華なだけでない魅力に溢れたスポットです。

ユネスコ世界遺産に登録された庭園が自慢の「クロムニェジーシュ」

写真:岡本 大樹

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クロムニェジーシュの庭園群にはフランス様式のフラワーガーデンとイギリス様式の城下庭園があり、異なったスタイルの庭園を見ることができます。

こちらの写真は新緑時期の緑あふれるフラワーガーデンのものですが、6月頃からは緑で造られた模様の部分がカラフルな花で満たされ、より一層華やかなシーズンを迎えます。

ユネスコ世界遺産に登録された庭園が自慢の「クロムニェジーシュ」

写真:岡本 大樹

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彫刻や噴水など、庭園に配置された様々な建造物にも注目してみましょう。中央にある円形建築物はロタンダという名前で、高い天井からフーコーの振り子が吊るされています。振り子はチェコ最大のものなので、ぜひ内部も見学してみてくださいね。

知らなきゃ損!チェコ「モラヴィア地方」の魅力

モラヴィア地方はプラハと違ってまだまだ日本人には知られざるスポットです。しかしながら、それぞれの町には違った魅力があり見どころは数えきれません。バロック建築・庭園・ワインなど、好みの旅の目的を見つけてモラヴィア地方を満喫してみてくださいね。

モラヴィア地方を旅行する場合の拠点として便利なのはブルノやオロモウツとなります。プラハからブルノ・オロモウツまでは電車やバスの直行便があり、2〜3時間でアクセス可能ですし、料金もリーズナブル(1000円〜1500円ほど)。さらに便にもよりますが、無料Wi-Fiや食堂車がついているものもあるので便利で快適な移動となること間違いなしです。

切符は駅で直接買えるほか、オンラインでも購入可能。チェコで最も使われているIDOSというサイト(下記リンクあり)で便の詳細や料金などが確認できますので、こちらもぜひ活用してみてください。

【この記事は チェコ政府観光局 とのタイアップです。】

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/11−2017/05/14 訪問

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