鹿児島県指宿市に位置する「市営唐船峡そうめん流し」は、年間20万人もの観光客が訪れ、指宿市の一大観光地にもなっています。平地よりも40mも低い場所にあるため、真夏の暑い時期でも店内は涼しく、年中無休で営業されています。
食券を券売機で購入し、テーブルで注文する形式の店内は広くて天井も高く丸いテーブルをぐるっと囲うように座席が作られており、木作りのテーブルは温かみのある雰囲気を醸し出しています。
「市営唐船峡そうめん流し」は流しそうめん発祥の地であり、昭和37年に川上の湧水を利用し、竹樋で作ったのが流しそうめんの始まりでした。平成の名水百選にも認定された名水で冷やされた流しそうめんを食べに訪れてみませんか。
市営唐船峡は、地上の駐車場から階段、もしくはエレベーターで下へ40mほど下る形の作りとなっており、洞窟の中に店内があります。洞窟といっても暗いわけではなく屋根が高く作られて明るい店内となっています。店内の作りも壁がなくとても広く、一部洞窟の岩が壁の代わりになっており、他のお店では見られない雰囲気にワクワクします。
座席数もかなり多くファミリー層や大人数での流しそうめんも楽しそうですね。また、落ち着いて頂きたい方は個室風な座席もあり少人数でも大人数でも楽しめる作りとなっています。
気心知れた仲間同士でわいわい楽しく流しそうめんを頂くのも楽しいでしょう。
「市営唐船峡そうめん流し」のおすすめは他にもあります。それが、鯉。店内に数カ所ある大きな生簀でたくさんの鯉が飼われており、平成の名水で育てられた鯉を余すことなく定食で頂くことができます。
テーブルに設置された回転式流しそうめん台の真ん中に、ザルに盛られたそうめんが運ばれてきます。まずはその量にびっくり。2人前を注文しても3人前くらいの量の多さ。他の料理が運ばれる間に流しそうめんを食べてみましょう。
1日10万tの湧水が流れており、名水できりりと冷やされたそうめんは喉ごし豊か。少し甘めの酢味噌につけて頂く、鯉のあらいなどがセットになっている定食は、殆どのお客さんが注文している人気メニューです。
鯉のあらいは歯ごたえもよく新鮮さがわかるほど。輪切りの鯉を味噌で煮込んだ鯉こくは、あっさりとしつつも深みのある味わいに満足することでしょう。
唐船峡一帯には清らかな湧水が流れているため、ワサビの栽培やチョウザメの養殖も行われており、店内にある大きな池には、普段見ることのできないチョウザメが飼われています。
養殖されたチョウザメから採れるキャビアの研究も行われています。いずれ、流しそうめんのトッピングにキャビアというのも夢ではないのかもしれませんね。また、池には鯉や鱒も飼われており、食後の散策に池を廻るのも良さそう。
池の廻りは涼しく快適。お腹が満たされた後は散策するのも楽しいですね。
「市営唐船峡そうめん流し」は年中無休で営業しており、毎年多くの観光客が訪れます。特に、真夏の暑い時期にはおススメの流しそうめん。食欲が落ちがちな真夏には、さっぱりと頂く流しそうめんはもってこい。
そうめん以外にも鯉こくや鯉のあらいなど、そうめんに合う逸品も見逃せません。単品でも注文できますが、人気の定食もおススメです。単に食べるだけではなく流しながら頂くのは子供も大人も楽しくなるはず!
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(2024/4/19更新)
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