写真:トラベルjp NEWS
地図を見る*パク・ウォンスン氏(写真):2011年より第35代ソウル特別市長、2014年より第36代ソウル特別市長と2期連続で就任。以下はパク氏のコメントです。
ソウル路7017プロジェクトは、老朽化したソウル駅高架道路を「車道」から「歩道」に再生し、断絶されたエリアであったソウル駅一帯を統合して、地域の活性化と人の流れの変化に寄与するために開始されたプロジェクトです。
ソウル路7017はソウルの道とソウルに向かうという意味を持つ「Seoullo」、1970年に建てられたソウル駅高架道路が2017年にリニューアルオープンされたということを示す「7017」を組み合わせました。また、ソウル駅周辺の観光スポットと繋がることにより、ソウル観光のゲートとして成長することを期待します。
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地図を見る既存のソウル観光施設とソウル路7017の違いは"再生"ではないでしょうか? 既存の施設は初めから作り上げたものですが、ソウル路7017は都市再生のシンボルとなる観光施設であるからです。
その次は、観光スポットとの接続だと思います。ソウル路7017は、周辺の観光地とつながっており、ソウル路7017を歩けば、ソウル市内の様々な観光スポットにたどり着けます。また(周辺には)野外ステージや人形劇場、個性的な植木鉢など8つの文化施設が設けられています。グルメや観光、エンターテインメントのすべてを一つの場所で体験できる新しい観光スポットとも言えます。
私が思うソウル路7017の最大の特徴は、自然豊かな観光スポットということです。ソウル路7017はさまざまな種類の木々を植えた空中庭園としてデザインされました。安らぎの場所を提供し、季節ごとに自然を体験できるプログラムも楽しめることができます。このように、ソウル路7017は中心部にありながら自然を感じることができる観光スポットだと思います。
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地図を見るソウル路7017以外で最近脚光を浴びているのは漢陽都城(ハニャントソン)ですね。漢陽都城は自然と人、伝統と現代が調和した大切な韓国の文化遺産です。6つの区間に分かれていて、ツアーガイドと一緒に漢陽都城を巡ることも出来ます。ソウル市内の様々な歴史的空間を訪問することができるでしょう。特に海外からの個人旅行者の増加で 、漢陽都城のウォーキングツアーを利用する方も増えてきています。
※漢陽都城…李氏朝鮮時代に建設された都を囲む石造城郭のこと
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地図を見るソウル市は外国人観光客のために多方面で努力しています。特に海外からの個人旅行者のために、ソウル市内の主要観光地の入場や交通カードなどの機能を持つ「ディスカバーソウルパス(観光パス)」をリリースしました。また、韓国料理教室やK-popのダンスレッスンなどのアクティビティを検索・申込ができる「ワン・モア・トリップ」というインターネットショッピングモールも運営しています。
パク・ウォンスン市長、ありがとうございました!
ソウル路7017の完成は、アクセスが便利になったというだけでなく、楽しみながら町を歩けるように変化していくというのが大きなポイントですね。そして、ソウル市ではウォーキングツアーや個人旅行者に向けたモバイルコンテンツなども充実させているとのこと。ソウルリピーターの方も、新しいソウルを体感できそうですよ!
LINEトラベルjp 旅行ガイドでは、今回取材したソウルの最新スポットをたっぷりと紹介していきます。ソウル路7017の詳しい記事は下記の関連MEMOを御覧ください。
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(2024/4/23更新)
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