深緑の中で散策&川遊びを楽しもう!東京都西部「秋川渓谷」

深緑の中で散策&川遊びを楽しもう!東京都西部「秋川渓谷」

更新日:2017/06/02 15:10

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨
東京都の西部、檜原村からあきる野市にかけて流れる秋川は、「秋川渓谷」として知られる景勝地です。春からは夏にかけては、川遊びや河原でのバーベキューを楽しむ人たちで賑わいます。周辺は東京都とは思えないほどの深い山々。新緑の季節を過ぎれば滴るような緑に覆われて、圧倒されるような景観を見せてくれます。深緑の秋川渓谷、散策や川遊びを楽しみに出かけてみませんか?

「秋川渓谷」は川遊び&バーベキューで賑わう行楽地

「秋川渓谷」は川遊び&バーベキューで賑わう行楽地

写真:沢原 馨

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秋川渓谷には随所に景勝スポットやバーベキュー場が点在していますが、お勧めはJR五日市線武蔵五日市駅から都道33号を西へ4kmほど辿った、「十里木」交差点の辺り。バス停もあり、都営駐車場も設けられていて、初めての人でも訪れやすく、景観も美しいところなのです。近くに温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」があるので訪れる人も多いところです。

まずは「石舟橋」を渡って橋の上からの景観を楽しもう

まずは「石舟橋」を渡って橋の上からの景観を楽しもう

写真:沢原 馨

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都道33号と対岸の「秋川渓谷 瀬音の湯」とを繋いで、「石舟橋」という人道橋が秋川を跨いでいます。ちょうど秋川が大きく蛇行するところに架けられていて、橋の上から下流側を覗き込むと岩床を抉って流れる秋川の渓流を見ることができます。渓流の景観は見ているだけで涼やかな気分になりますね。川遊びの人たちも楽しそうです。

まずは「石舟橋」を渡って橋の上からの景観を楽しもう

写真:沢原 馨

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「石舟橋」の上から上流側へと目を向ければ、川面を覆い尽くすように葉を繁らせた木々の緑に圧倒されます。視線のずっと先まで緑、緑、緑! 木々の緑が美しいグラデーションを見せてくれます。こんな景色、都市部の公園などではなかなか見ることができません。存分に堪能しておきましょう。

「秋川渓谷 瀬音の湯」も緑の直中!

「秋川渓谷 瀬音の湯」も緑の直中!

写真:沢原 馨

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「石舟橋」を渡った先は「秋川渓谷 瀬音の湯」の敷地。「瀬音の湯」も緑の木々に包まれるようにして建っています。敷地内の遊歩道を辿るだけでも充分に楽しめますが、「瀬音の湯」で温泉や食事を楽しむのもお勧めです。「瀬音の湯」内の露天風呂や休憩用テラスから見える景色も辺り一面の緑に覆われていて、ゆったりとした時間が過ごせますよ。敷地の一角には足湯もありますから、足湯だけの利用でも楽しめます。

でも、まずは周辺の散策や川遊びへと出かけて、温泉や足湯は最後に楽しむのが良さそうですね。

養沢川に架かる長岳橋からの眺めもお勧め

養沢川に架かる長岳橋からの眺めもお勧め

写真:沢原 馨

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「秋川渓谷 瀬音の湯」の敷地から北へ辿ると、秋川の支流である養沢川を長岳橋で渡ります。長岳橋からの眺めも一面の緑がすごいですよ。橋を渡った先には集落があって、その中を辿ってゆく道も良い風情です。

秋川の河原へ降りて、川遊びを楽しもう!

秋川の河原へ降りて、川遊びを楽しもう!

写真:沢原 馨

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「十里木」交差点で都道33号から分かれた都道201号はすぐに落合橋で秋川を渡ります。落合橋の左岸側の袂から河原へ降りることができるので、ぜひ河原へ降りてみましょう。落合橋下の河原から上流側を見れば、ちょうど養沢川が合流する辺り。川遊びを楽しむ人や鮎釣りの人の姿も見えて、なかなか素敵な光景です。

せっかくですから、靴を脱いで水に入ってみましょうか。少し水が冷たいかもしれません。でもその冷たさが気持ちいいですね。お子さん連れの方は、たとえ水量が少なくてもお子さんから目を離さないように気をつけてくださいね。

秋川の河原へ降りて、川遊びを楽しもう!

写真:沢原 馨

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落合橋の下流側で、秋川はまたすぐに大きく曲がって木々の向こうに流れていきます。木々の緑と空の青、白い雲が美しいコントラストを見せてくれます。

お弁当を持参して河原でランチを楽しむのもいいものですよ。こういうところで食べるお弁当はおいしいですよね。河原に腰を下ろし、涼やかな瀬音を聞きながら川の流れを見ていると、慌ただしい日々の生活をすっかり忘れてしまいそうです。

深緑の「秋川渓谷」で日常を忘れるひとときを過ごそう!

山々が深い緑に覆われる季節、日常を抜け出して秋川渓谷へ出かけてみませんか? 街での暮らしから少し離れて、滴るような緑に包まれての散策は心洗われるひとときです。落合橋周辺には民間のバーベキュー場やキャンプ場がありますから、それらを利用するとさらに秋川渓谷の魅力を堪能できて、アウトドア派の方にはお勧めです。

東京都心から訪れる場合、JR中央線からJR青梅線、JR五日市線へと乗り継ぎ、武蔵五日市駅からはバスと、少し面倒ですが、それも小旅行気分で楽しみましょう。人気のあるところなので、行楽シーズンには駐車場がとても混雑します。電車とバスでのんびり向かうのがお勧めですよ。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/06/03 訪問

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