吊り橋渡って若返りの秘湯へ・福島「信夫温泉のんびり館」

吊り橋渡って若返りの秘湯へ・福島「信夫温泉のんびり館」

更新日:2017/06/07 14:40

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
「美肌の湯」「若返りの湯」と聞けば思わず振り返る女性も多いのでは!?「信夫温泉のんびり館」は福島市の秘湯。吊り橋を渡っていく渓流沿いの一軒宿で、とても雰囲気の良い露天風呂があります。客室は全部で9部屋。夕食には温泉で養殖した温泉トラフグのコースは如何ですか?コスパの良さからもお勧めです!

吊り橋を渡って秘湯・信夫温泉のんびり館へ

吊り橋を渡って秘湯・信夫温泉のんびり館へ

写真:泉 よしか

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福島県の高湯温泉は、青みがかった濁り湯と薬効の高さから奥羽三高湯の一つとしてよく知られていますが、実は福島市の中心からその高湯方面に向かうちょっと手前に、高湯とはまったく雰囲気の異なる秘湯が湧いているのです。

この秘湯に建つ一軒宿が「信夫(しのぶ)温泉のんびり館」。福島県内に4軒の温泉旅館と1軒の日帰り温泉とさらに釣り堀や体験工房を運営するのんびり館グループの1軒で、なんと吊り橋を渡らないとたどり着けないんです。

吊り橋を渡って秘湯・信夫温泉のんびり館へ

写真:泉 よしか

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駐車場に車を置き幸福(しあわせ)橋と呼ばれる吊り橋を渡っていくと、もうそれだけで増す秘境感。橋から下を覗き込めば、急流が白く泡立って流れていくのが見えるでしょう。まるでこの吊り橋が日常と非日常を切り替えてくれるようです。

吊り橋を渡って秘湯・信夫温泉のんびり館へ

写真:泉 よしか

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秘湯だけど女性が泊まるにも安心のこちら、信夫温泉のんびり館は9室だけの小さなお宿。落ち着いた和室、和モダンの洋室といったスタンダードなお部屋の他に、温泉を引いた和室や露天風呂付きの洋室もあります。

庭の景観見晴らし台には四阿(あずまや)もあり、森林浴に最適。鳥の声を聴きながら読書など如何でしょうか。

信夫温泉は女性に嬉しい美肌と若返りの湯

信夫温泉は女性に嬉しい美肌と若返りの湯

写真:泉 よしか

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温泉へは緑に囲まれた渡り廊下を通って行きます。お風呂の種類は客室付き温泉を除き内風呂の「開運の湯」、景色を楽しめる露天風呂、そして貸切風呂の渓流露天風呂の3種類。

信夫温泉は女性に嬉しい美肌と若返りの湯

写真:泉 よしか

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館内には可愛らしくて思わずほっこりする手書きの案内図が貼ってありますよ。

若返りに効く秘湯・信夫温泉

若返りに効く秘湯・信夫温泉

写真:泉 よしか

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信夫温泉はアルカリ性の硫黄泉。酸性である近くの高湯温泉とはまるで違うタイプのお湯です。美肌効果に優れ、昔から「若返りの湯」としても知られてきました。

刺激の強い泉質である高湯温泉で湯治をした後に、肌に優しいこちらの信夫温泉に一泊して、仕上げ湯を行うというプランもぜひお勧めしたいところです。

若返りに効く秘湯・信夫温泉

写真:泉 よしか

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内風呂はレトロ感のあるタイル張り。僅かに霞がかった濁りがあるほかは、ほぼ透明なお湯でとろりと肌触りも極上。源泉は少し加熱して掛け流しで使用されていて、それほど熱くないのにとてもよく温まります。

自然を満喫できるのんびり館の露天風呂

自然を満喫できるのんびり館の露天風呂

写真:泉 よしか

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一方、露天風呂はというと、本当に気持ちの良いロケーションです。開けた外の景色がまるで額縁の中の絵画のよう。秘湯ならではの自然の風景が心を癒してくれるでしょう。若返りにはお湯の効果だけでなく、リラックスできる環境も大事。ぜひゆっくり浸かって心と体を休めましょう。

自然を満喫できるのんびり館の露天風呂

写真:泉 よしか

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のんびり館グループの温泉フグは美味しくて安全

のんびり館グループの温泉フグは美味しくて安全

写真:泉 よしか

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夕食はプランによって1階の食事処(写真)あるいは個室食事処でいただきますが、お勧めは温泉トラフグを使ったコース料理。このフグはのんびり館グループのイワナの里で、温泉を使って養殖した毒の無いフグ。ぜひ旨味成分が濃縮したぷりぷりの新鮮なフグをたっぷり味わってください!

のんびり館グループの温泉フグは美味しくて安全

提供元:信夫温泉のんびり館

http://www.nonbiri-onsen.com/shinobu/地図を見る

信夫温泉のんびり館と高湯温泉のんびり館の両方を楽しむのもお勧め

吊り橋を渡っていく秘湯の一軒宿「信夫温泉のんびり館」は、美肌と若返りの湯で知られるアルカリ性の硫黄泉を満喫できます。福島駅から無料送迎バス(予約制)も運行していて電車旅の方でも安心。

また、近くの高湯温泉にも同じのんびり館グループの「高湯温泉のんびり館」があります。信夫温泉と高湯温泉ではお湯の色も雰囲気もまったく違うので、二ヶ所の入浴をはしごするのも楽しいでしょう。なお、高湯温泉ののんびり館では日帰り入浴を受け付けていますが、信夫温泉ののんびり館は宿泊のみとなっております。

掲載内容は執筆時点のものです。

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