写真:安藤 美紀
地図を見る東京から車を走らせること約2時間。温泉湧出量が全国6位(静岡では1位)の伊東温泉に建てられたのが、「星野リゾート 界 アンジン」です。「界」ブランドでは14軒目。今回初めて、外資系ホテルや「無印良品」などを手がける人気設計事務所「スーパーポテト」が内装デザインを担当したことで、大きな話題になりました。
非日常感をたっぷり演出するため、外観は真っ黒。地上8階建ての建物ビルがまるごと「大人のオシャレな隠れ家」といった印象です。
写真:安藤 美紀
地図を見る数ある「界」ブランドの中でもここは珍しい施設。基本的に地名を施設名にするのが「界」ですが、「星野リゾート 界 アンジン」は唯一、人の名前がついています。名前の由来は、伊東の地で日本初の西洋式帆船を作った、イギリス人航海士 三浦按針(ミウラアンジン)から。
そのため、館内には「船」「旅」を連想させるオブジェがいっぱい!旅館でありながら、気軽に現代アートを楽しむことができます。フロントの壁面には、実際に三浦半島で活躍していた船のパーツを使ったアートが配置されています。ここは、ぱっと通り過ぎてしまうのはもったいない。目でも楽しませてくれるエリアです。
写真:安藤 美紀
地図を見るお部屋のキーもマリンテイスト満載。女性なら、思わず「可愛い!」と目を輝かせてしまうかも…。このキーホルダーは、三浦按針が製造した「サン・ブエナ・ヴェントゥーラ号」や館内から見える伊東港の灯台、静岡県内の御前崎灯台、神子元島灯台をモチーフにした作品。1Fのショップで買うこともできます。気に入った方は、旅の記念にぜひ。
写真:安藤 美紀
地図を見るアンティークな雰囲気が漂う「トラベルライブラリー」では、コーヒーやハーブティーなどが飲み放題。本棚にはおしゃれな本が並び、気の向くままにゆったりと寛げます。レコードを音響にしているのも、星野リゾートでは「界 アンジン」だけ!粋な演出ですよね。ここではJAZZやブルースなど、実際に船旅で聴かれそうな音楽をチョイスしています。気になるレコードがあったら、気兼ねせずスタッフにリクエストしてみましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る「星野リゾート 界 アンジン」のお食事処は、プライベートを確保してくれる半個室タイプ。各部屋は、13種類の異なるアートのパーテーションで仕切られています。一番驚いたのが、古書を重ね合わせてできたパーテーション!壁紙ではなく、本物の本をぎっしり並べることで重厚感を出しています。お食事の時には、パーテーションもチェックしてみましょう。楽しい会話が生まれるキッカケになりますよ。
お楽しみの夕食は、かなり個性的!和食とイギリス料理がコラボした全9種類のオリジナル和会席が、ベストなタイミングで次々と運ばれてきます。
メインの「魚介と柑橘の紙葢焼き」は、見てビックリ!食べてびっくり!のお料理。スタッフの手で覆われた紙が破かれると、ふわっ〜と柑橘系の爽やかな香りが広がります。中に入っているのは、日本酒で味付けされた魚介類。香り付けとしてレモンやオレンジなど柑橘系の果物がアクセントになっています。シンプルな味付けだからこそ、「星野リゾート 界 アンジン」の実力を知る逸品です。
写真:安藤 美紀
地図を見る気になるお風呂は、海を見渡せる贅沢な露天風呂。なんともいえない絶妙な温度で、体が柔らかく包まれる感じがします。温泉にどっぷり浸かりながら、普段の仕事や家庭のストレスを、青く広〜い空と海に解放してみましょう。
温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。効能は神経痛・五十肩・腰痛などがあげられます。この泉質は「単純温泉」がベースなので、刺激が小さく、湯あたりしにくい安心感があります。
さらに大浴場も圧巻のオーシャンビュー!ざぶんと湯船に入ったときに、宝石のようにキラキラ輝く海と温泉が繋がっているように見えます。
写真:安藤 美紀
地図を見る「星野リゾート 界 アンジン」に泊まったら、必ず立ち寄りたいのが最上階の「サンブエナデッキ」。ここでは、まるでクルーズ船の船首にいるような気分を味わえるのです。
施設のすぐ横は伊東港。初島に行く漁船がときおり海を渡り、時間帯で海の表情が変わるのも魅力の一つ。山側が赤く染まる夕暮れや、星空の下で過ごすロマンチックな夜も素敵ですよ!
写真:安藤 美紀
地図を見る「サンブエナデッキ」では15時から19時まで、宿泊者限定で2種類のクラフトビールとソフトドリンクが飲み放題、さらにアイスキャンディーも食べ放題に!湯上がりに生ビールを飲めば、心を溶かす魔法のドリンクになるでしょう。これぞ究極の贅沢!
写真:安藤 美紀
地図を見る伊東の海に面した「星野リゾート 界 アンジン」では、全客室45部屋すべてがオーシャンビュー!大きな窓からは広大な太平洋を眺めることができ、海を眺めながら、ただただのんびりと贅沢な時間を過ごすことができるのです。
そして、日本ベッドと星野リゾートが共同開発したベッド「ふわくもスリープ」は、優しく包み込まれるような寝心地。硬すぎず柔らかすぎず、絶妙なフィット感が特徴で、ストン…と深い眠りにつくことができます。
写真:安藤 美紀
地図を見る夜になると開催される無料のプログラム「ご当地楽」では、三浦按針の生涯を映像から学べる催し「青い目のサムライ紀行」が人気です。アンジンって誰?という方は、ショートムービー感覚で楽しく学べるので、ぜひ参加してみてください。
ご当地楽を見た後でそのまま楽しめるのが、チョコレート&チョコレートに合うカクテルのサービス。いずれも無料でいただける、星野リゾートらしいホスピタリティ溢れた時間です。
15時チェックイン翌日12時チェックアウトまで、滞在時間は20時間とたっぷり!あえて外出せず「お籠もりする」のが「星野リゾート 界 アンジン」を満喫する秘訣です。幸せな20時間をフルに過ごせるよう、チェックインは早めの時間がおすすめですよ。
船旅気分に浸れる「星野リゾート 界 アンジン」は非日常感たっぷり。いつもと違う「特別感」を味わいたい方には、ぴったりなお宿です。私だけの海を手に入れて、ストレスと解き放ちましょう!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -