バラと巨大ネギ坊主の意外な競演!?「小田原フラワーガーデン」

バラと巨大ネギ坊主の意外な競演!?「小田原フラワーガーデン」

更新日:2017/05/29 14:33

小田原市の北西部ある「小田原フラワーガーデン」は、4.2ヘクタールの広い公園の中に、バラ園にトロピカルドーム温室、梅林などがあり一年中、四季折々の花の開花リレーが楽しめる施設です。2017年6月4日まで開催される「春のローズフェスタ」で、この春バラとコラボしているのが意外なお花、世界最大級のネギ坊主。この意外な競演は一見の価値アリ!その魅力をご紹介します。

入口すぐからバラに囲まれて

入口すぐからバラに囲まれて
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小田原フラワーガーデンは、入口すぐに140台を駐車できる無料パーキングを備え、そのわきからすぐに深く重なり茂るようなバラが豪華に咲き乱れ、私達を出迎えてくれます。駐車場正面にはトロピカルドーム温室(大人200円)があり、その横に広がるバラ園と梅林は全て無料エリア。

今回おススメの舞台、何ともファンタジックな光景が見られるのは「バラ園」のエリアです。

ボリューム感&開花リレー自慢のバラ園

ボリューム感&開花リレー自慢のバラ園
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様々なローズガーデンがありますが、小田原フラワーパークのバラ園の自慢は、この株のボリューム感。「春のローズフェスタ」のイベント開催期間(期間中無休)は2017年6月4日までですが、春咲きと秋咲きのバラがリレーして開花し、満開時期の見頃をはさんで12月までバラを愉しむことができます。その種類、約145品種345本!

これは美しい!ネギ坊主とバラの絶妙マッチング

これは美しい!ネギ坊主とバラの絶妙マッチング
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バラ園に歩を進めると、アーチの高いパーゴラに絡まるバラが壁を作る道、バラに囲まれたガゼボが視界高く回遊しています。そこから階段状にゾーニングされた場所に咲くのは…確かにすっくと立ち並ぶ巨大なネギ坊主!

これはネギ坊主といっても、世界最大級の「アリウム・グローブマスター」という種のネギ坊主。茎長く立ち上がる先の大きな薄紫の毬と豪華絢爛に咲く力強い原色のバラ…これは意外にも絶妙なマッチング。

これは美しい!ネギ坊主とバラの絶妙マッチング
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グローブマスターは、もともとここ小田原フラワーパークのラインナップにあった大輪種“ギガンチューム”をさらに超える花の大きさの新品種。小さな花が集まるボール状の部分は花序と呼ばれ、その直径は20p以上にもなります。小さな子供がグローブマスターの間を縫う道を歩けば、すっかり花達の仲間入りをしてしまいそうな程のサイズ感。

掘り取りイベントで巨大ネギ坊主を持ち帰ろう!

掘り取りイベントで巨大ネギ坊主を持ち帰ろう!
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このグローブマスター、お家でも育ててみたい!とはいえ、この大玉の球根は、市価1球1,000円程度と高価なもの。その上、出荷数も少なく売り切れも多い人気種です。それをここでは、なんと3球500円で掘り取れるイベントがあります!分球している球根のため、次の5月に咲く花は少し小さめになるそうですが、そこは世界最大級のネギ坊主の球根…どれだけ大きくなってくれるか楽しみです。

お得な上に、掘り取りの楽しみもあるこのイベント詳細は公式HPのイベント情報でご確認ください。

ブーゲンビリアの滝にヒスイカズラも咲く「トロピカルドーム温室」も圧巻

ブーゲンビリアの滝にヒスイカズラも咲く「トロピカルドーム温室」も圧巻
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トロピカルドーム温室は、小田原フラワーパークで唯一有料エリアですが、大人200円、小・中学生100円、未就学児童無料とお手頃。さらに満65歳以上の方、各種障害手帳をお持ちの方(同伴者1名まで)も無料。

何よりここにも必見の花達があるので、見ずして帰るのは勿体ない!直径40m、高さ22mの迫力ある温室に植栽される熱帯・亜熱帯の花木約200種と果樹。ネットやSNSで話題になるあの「ヒスイカズラ」もここにあります。宝石の翡翠のような美しい華を咲かせる「ヒスイカズラ」の1番花は2017年は5月下旬に確認されていますが、6月から2番花が見頃となります(公式HPで最新情報を)。

画像はこの温室で年間を通して見ることができる、圧巻ブーゲンビリアの滝。22mの天井の光に向かって伸び、そこから幅広く流れ落ちる様子は「写真映えする花はヒイカズラだけではない!」と感じさせてくれます。見頃の花々、珍しい品種の花々はここでも、また公式HPでも紹介しきれていない程ですので、是非現地でご覧ください。カメラワークが忙しくなることはお約束です。

必見!「小田原フラワーパーク」巨大ネギ坊主とバラのファンタジックな競演

小田原市北西部の丘陵地に広がる小田原フラワーパークで、世界最大級のネギ坊主とバラのマッチング、四季折々の花々の咲く園路、珍しい花々が圧巻の温室…カメラワークが忙しくなること必至ですが、是非ファインダー越しだけではなく、五感で触れてください。花ごとに違う良い香り、目に鮮やかな色で癒されますように。

※施設詳細は公式HPでご確認を。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/22 訪問

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