写真：陽月 よつか
地図を見るスパワールドは大阪・通天閣のすぐ近く。「ミシュラングリーンガイドジャポン」で１つ星を獲得している、お風呂の一大テーマパークです。大阪の娯楽場として名高い新世界にあり、通天閣が２本に増えるおもしろフォトスポットとしても有名です。
そのコンセプトは「美と健康の24時間快適空間」。そこには11ヵ国16種類のお風呂があり、8ヵ国の岩盤浴があり、日本初上陸の巨大スライダーを備えたプールがあり、朝まで休めるレストルームがあり、他にも子ども向けパークやご飯どころやリラクゼーション施設やジムやホテル…、およそリラックスする時に欲しいものは全部あるのでは、という充実ぶりです。
盛りだくさんすぎて一日では遊び切れないスパワールド。今回はその中でも、行ったら必ず押さえておきたいハイライトポイントを贅沢にご紹介します。
写真：陽月 よつか
地図を見るスパワールドと言ったらまずお風呂！ 11ヵ国16種類のお風呂というと、数で勝負なだけで一つ一つが小さいのでは…なんて思ってしまいがちですね。ご安心ください、相当広いです。そして一つ一つがこだわりのあるお風呂です。
こちらのお風呂はすべて温泉。自家源泉のお湯を11ヵ国16種類のコンセプトに合わせ、あちらでは源泉かけ流し、こちらでは生ハーブ入り、むこうではマイナスイオンや遠赤外線と組み合わせ…といった風に、様々な趣向で楽しめるのです。
またお風呂自体も、露天あり、足湯あり、打たせ湯あり、寝湯あり、水風呂ありと種類さまざま。もちろんサウナも種類豊富です。
写真：陽月 よつか
地図を見る浴場は大きくアジアゾーンとヨーロッパゾーンに分かれており、奇数月はアジアが男性・ヨーロッパが女性、偶数月はその逆となる入れ替わり制。お風呂の内訳は、アジアゾーンに7つ、ヨーロッパゾーンに7つ、プールエリアに水着で入れる展望風呂が2つで、計16つとなっています。つまり一回の入浴で実際に入れるお風呂は7+2の9種類。
またお風呂に入りながら生の落語を楽しめたり（男風呂）、無料泥エステがあったり（女風呂）、ロウリュウイベントや月代わりの四季風呂などイベントも盛りだくさん。まさに一度では遊び尽くせないお風呂なのです。
スパワールドの温泉の源泉名は、天王寺「世界の温泉」。低張性・中性の単純温泉で、柔らかく無色透明のクセのない、疲労回復やリラックス系のお湯です。湯あたりしにくいので、お風呂巡りにはまさに最適ですよ。
写真：陽月 よつか
地図を見るあるとないとでは身体のリラックス度が断然違うのが岩盤浴。こちらでは8ヵ国8種類の岩盤浴が楽しめます。岩盤浴の入室は時間制限のあるところも多いですが、スパワールドの岩盤浴は終日出入り自由。朝から入って一日のほとんどをこちらで過ごす人もいるほどです。（営業時間AM10：00～翌AM6：00）
写真：陽月 よつか
地図を見るというのもこちらの岩盤浴は、いわゆる熱い部屋でじっくりと汗をかくエリアの他、クールダウン用の涼しいエリア、常温でゆったりと横になり柔らかな風を受けるエリア、体温より少し暖かいくらいの長居のできるエリアなど、一般的な「岩盤浴」だけではないさまざまなスタイルが取り揃えられています。
定期的なロウリュウイベントやヨガクラスもあり、ずっといても飽きることがなければ、身体が岩盤浴疲れすることもないのです。その上なんと常温エリアではマンガや雑誌が読み放題。
岩盤浴代はプラス料金とは言え、800円で岩盤浴8つとマンガ喫茶に一日入り放題になるようなもの。さすが大阪、すごいお得感です。（土日祝、他指定日は1000円）
写真：陽月 よつか
地図を見るスパワールドで一番笑い声の絶えない場所がプール。屋内なので天気を問わず、日焼けを気にせず、季節を問わず楽しめます。（営業時間【平日】AM10：00～PM7：00【土・日・祝日】AM10：00～PM10：00）
こちらの目玉は２つの大型スライダー。日本初上陸となる「パニックトルネード」、リニューアルした「続・ぞくぞくバーン」。
「パニックトルネード」は、ジェットコースターで言えば回転系。滑れるのは二人以上からとなります。球体の中でぐるんぐるんと予測不可能に回って滑って落ちるのは、まるでマラカスの中身になったような新感覚！
「続・ぞくぞくバーン」は、これまたジェットコースターで言えば落下系。落下系コースターでは重要ポイントとなる、落ちていく時のあの一瞬放り出されそうになる浮遊感までしっかり味わえます。なが～い悲鳴をあげながら落ちてくるスタイルが好きな方、ぜひこちらへ。
写真：陽月 よつか
地図を見るまた子ども用エリア「スパプーキッズ」もあります。0歳児でも水遊びできるものから子ども用スライダーまで16種類の遊具がそろっており、ちょっとした子ども遊園地のよう。泳げる子も泳げない子も、一人で遊びたい子もパパやママと一緒に遊びたい子も、楽しみ方問わずに遊ぶことができるエリアです。中央付近では15分に一度、頭の上のバケツから水が降ってきますのでご用心！
写真：陽月 よつか
地図を見るもちろん館内にはお食事どころも。大阪らしい串揚げやたこ焼き、鉄板で食べるお好み焼きもあり、汗を掻いたら食べたくなるラーメンや焼き鳥もあり、そのほかおでんやカレーなどの定番メニューもそろっています。店舗別のお店のほか、フードコートのように好きに食べられるエリアも。
営業時間は各店舗に寄りますが、AM6：30～翌AM4：00（土日はAM5：00）まで、昼の10～11時以外は必ずどこかが開店中。夕食の時間を気にすることなく、のんびりお風呂やプールを楽しむことができますよ。
写真：陽月 よつか
地図を見るまた、プールサイドや大浴場内にもお食事どころが。財布要らずのリストバンド清算なので、大浴場の中でも好きなものを購入できるのです。もちろん湯船につかりながらの飲食は禁止ですが、ヨーロッパゾーンではテーブルの下はそのまま足湯。足だけ温泉につかりながら、軽食やアイスクリーム、アルコールなども楽しむことができますよ。（飲酒直後の入浴は非推奨となっています）
スパワールドの歩き方、いかがでしたでしょうか。ご紹介の他にもジムやエステもあるスパワールド、一日では遊び尽くせないボリュームですが、ぜひお好みのハイライトを押さえて楽しんでくださいね。
余談ですが、こちらから徒歩すぐの最寄り駅「新今宮駅」の駅メロは、ドヴォルザークの「新世界より」。耳に留めるとちょっと笑えるポイントです。ご来場の折は合わせてどうぞ。
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(2024/4/24更新)
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