魅惑の国インドの首都「デリー」で訪れるべき5つの場所

魅惑の国インドの首都「デリー」で訪れるべき5つの場所

更新日:2017/07/02 21:02

大川原 明のプロフィール写真 大川原 明 旅行ジャーナリスト(ライター)
世界中の旅人達を魅了する、世界第2位の人口を有するインド。経済発展著しいインドの首都であるデリー。新しい建物が建設され近代化が進む中、昔ながらのインドらしさも残っている都市です。活気に満ちて混沌とした雰囲気が、「これぞ正にインド」という思いに浸らせてくれます。今回は、デリーで訪れるべき5つの場所を皆様にご案内いたします。

見応えのあるインド門

見応えのあるインド門

写真:大川原 明

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インドはイギリス植民地時代に英領インドとして第一次世界大戦に参戦し、多くのインド人兵士が犠牲になりました。それを弔う目的でイギリス人建築家により設計され、1931年に完成した高さ42メートルの巨大な門がインド門です。間近でみると荘厳さを感じ取ることができます。

インド門から3キロ程西の大統領官邸まで、ラージパトと呼ばれる大通りがありますが、真ん中は芝生の公園として整備されています。市民の憩いの場になっており、多くの人々が寛いでいます。せっかくなので公園を散策してみるとよいでしょう。

見応えのあるインド門

写真:大川原 明

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インド門周辺は官公庁街となっていますが、国会議事堂や大統領官邸、政府合同庁舎などがかたまっていますが、せっかくなのでインド門と共に訪れるとよいでしょう。

ニューデリーのヘソと呼ばれる「コンノート・プレイス」

ニューデリーのヘソと呼ばれる「コンノート・プレイス」

写真:大川原 明

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デリーの経済、商業、買い物の中心的な地区であるコンノート・プレイスは、1933年に完成したデリーで最も活気のある商業地区です。円形造りになっており、数多くの会社や飲食店やファッション系のお店、旅行会社、チケット売り場などがあります。昔ながらの雰囲気があるオールドデリーと比べて、現代的で発展した感じの地区ですが、インドの最先端地区を肌で感じてください。

世界遺産の赤いお城「ラール・キラー」

世界遺産の赤いお城「ラール・キラー」

写真:大川原 明

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デリーにある世界遺産の1つであるラール・キラー。ムガール帝国時代1648年に完成した城塞です。赤色をしていることからレッドフォート(赤い砦)とも呼ばれています。1857年のインド大反乱(セポイの乱)の時にイギリス軍の駐屯地として使用され、城内は大きく造りかえられものの、ムガール帝国時代の面影が色濃く残っている城塞です。

活気に満ちたオールドデリーの「チャンドニー・チョウク」

活気に満ちたオールドデリーの「チャンドニー・チョウク」

写真:大川原 明

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現代的に建設されたニューデリーとは対照的に、昔ながらのインドの雰囲気を楽しめるのがオールドデリーです。世界遺産の赤い砦「ラール・キラー」から西に延びる大通り「チャンドニー・チョウク」は、多くの人々、オートリキシャやサイクルリキシャ、バイク、車がいきかい、騒々しく混沌とした雰囲気が漂っています。ここには多くの商店街があり、宝石や金銀細工のお店も多く、インド各地から客がやってくるほど有名な場所となっています。

活気に満ちたオールドデリーの「チャンドニー・チョウク」

写真:大川原 明

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チャンドニー・チョウクには、ヒンズー教やジャイナ教、イスラム教寺院が多くありますので、そういった宗教施設を訪れるのもよいでしょう。これら宗教施設を訪問する際に、ノースリーブや短パンでは入場出来ない施設も多いので、肌を露出しない恰好で訪れてください。

巨大な尖塔がある世界遺産の「クトゥブ・ミーナール」

巨大な尖塔がある世界遺産の「クトゥブ・ミーナール」

写真:大川原 明

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デリーにある世界遺産の1つであるクトゥブ・ミーナール。1993年に世界遺産に登録されました。ここで何よりも感動するのが、高さが72.5メートル、5層からなる尖塔(ミナレット)です。インド最初のイスラム王朝である奴隷王朝の建国者クトゥブッディーン・アイバクによって1200年頃に建てられたものです。当初は100メートル程の高さがあったようですが、地震や落雷の被害で修復されて現在の高さになりました。

巨大な尖塔がある世界遺産の「クトゥブ・ミーナール」

写真:大川原 明

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クトゥブ・ミーナール周辺の遺跡も世界遺産に認定されていますが、せっかくなので一緒に見学するとよいでしょう。歴史&遺跡好きにはたまらないと思います。クトゥブ・ミーナールは市街地からかなり離れた場所にありますが、地下鉄のイエローラインの「Qutab Minar」駅まで地下鉄利用し、そこから徒歩や乗り合いタクシー、オートリキシャを利用してください。(駅から2キロ程離れています)

発展著しいデリー

いかがでしたか?今回は、インドの首都のデリーで訪れるべきお薦めの5つの場所を紹介しましたが、デリーにはまだまだ訪れてほしい場所が多くあります。経済発展著しいインドの首都であるデリーですが、2002年に地下鉄が開業し、現在では路線は6本あり、さらに拡張しています。デリー市内の名所巡りでは地下鉄は主要な交通手段となっています。駅から離れたところはオートリキシャやタクシーと交渉し、上手く利用するとよいでしょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/22−2016/03/27 訪問

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