真っ白にデコレートされた鶴ヶ城がお出迎え!冬こそ福島県・会津の豪雪地帯に行ってみよう!

真っ白にデコレートされた鶴ヶ城がお出迎え!冬こそ福島県・会津の豪雪地帯に行ってみよう!

更新日:2013/12/16 18:37

大河ドラマ「八重の桜」でも話題となった、福島県会津若松にある鶴ヶ城(別名:会津若松城)。
国内でも有数の豪雪地帯・会津にあるこの城は、これからの時季、普段見せる荘厳な城とは一風変わった真っ白にデコレートされた、可憐な城が姿を現します。
冬が本格化する1月2月はあえて豪雪地帯に足を運んで四季を感じてみてはいかがでしょう?

日本100名城のひとつ鶴ヶ城の冬を楽しもう!

日本100名城のひとつ鶴ヶ城の冬を楽しもう!
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「日本100名城」に選ばれているのはもちろんのこと、平成22年に改修された際に赤瓦に瓦が取り替えられたことや、「日本さくらの名所100選」としても知られている鶴ヶ城。そのため、「春」のイメージが強い城ですが、豪雪地帯ならではの雪に覆われた天守閣も見応え十分。ほかでは見ることのできない美しい城を楽しむことができますよ。
とくに晴れた日は絶景。透き通るような空の青さに、太陽の光を受けて城が輝いているかのようです。今まで見たことのないような美しさに、寒さも忘れて息をのむことでしょう。

<アクセス>
会津若松駅から徒歩50分のほか、「市内周遊バス」も便利です。

<入場料>
鶴ヶ城天守閣・茶室「麟閣」共通入場料金 500円
鶴ヶ城天守閣入場料金(天守閣のみ) 400円

<入場時間>
午前8時30分〜午後5時まで(入城締め切りは4時30分)
※年中無休

天守閣からは雪に覆われた会津城下を一望。

天守閣からは雪に覆われた会津城下を一望。
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難攻不落と言われた鶴ヶ城。1384年の築城から戊辰戦争まで、城下の人々の拠り所となり、文化の中心になっていました。
5層まである天守閣は、CG映像や出土物の展示などで、分かりやすく、そして楽しく会津の歴史や文化を解説しています。大人も子どもも充分に楽しめる博物館です!
さて、天守閣を上まで登れば会津の城下や白虎隊の最期の地となった飯盛山など、白銀の世界を一望できます。

あたたかい日本茶でホッとひと息。

あたたかい日本茶でホッとひと息。
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鶴ヶ城に訪れた際には、ぜひいっしょに行ってみたいのが鶴ヶ城の公園内にある茶室・麟閣(りんかく)。この茶室は1591年ころに千利休が死を命じられた際に、千利休の子ども・少庵が千家の教えを後世に残すために建てたという由緒ある茶室ということです。

ここでおすすめなのは、つららが垂れる日本庭園の美しさ・・・ではなく、本格的なあったか〜い日本茶。

身にしみる寒さのなかで、飲むていねいに淹れられたお茶。そのあたたかみに身も心もホッとすることでしょう。

<料金>
茶室入場料とは別で500円(お菓子付き)

会津名物のソースカツ丼、食べ歩きも!

会津名物のソースカツ丼、食べ歩きも!
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会津に来たら食べておきたいのが「ソースカツ丼」。甘辛いソースにサクサクのカツは会津のおいしいお米と好相性。
なぜこの地ではソースなのか、その由来は大正時代から昭和あたりに遡ると言われているのですが、詳しいことはまだはっきりとわかっていないようです。しかし、この地に今もその文化がしっかりと根付いているのはたしか。

地元では、「伝統会津ソースカツ丼の会」としてライバルでありながらも互いに協力し合い盛り上げようとしています。そこに加盟するカツ丼屋さんはなんと、20以上。

今回ランチに訪れたのは、鶴ヶ城からほど近い「城前 ハトヤ食堂」。店内は地元客で大賑わい。サクサクのカツをひと口ほおばれば、肉汁がジュワ〜っと。甘みも塩気もほどよく「これが本場の味か!」とうなるほどでした。(写真がそのカツ丼です)

それぞれのお店で味付けや、豚の揚げ方などこだわりがぎっしりと詰まったカツ丼、お好みを求めて食べ歩きしてみるのもおすすめです。

冬はあえて豪雪地帯に行ってみよう!

「鶴ヶ城=春」と思っていた方も多いのではないでしょうか?
筆者もそんなひとりでした。たまたま機会があって行ってみたらこりゃびっくり。その雪の覆われた天守閣の美しさに、思わず言葉を失うほどでした。

一度行ったことがある方も、初めての方も、冬の鶴ヶ城はあらたな発見ができるかもしれません。近隣には温泉スポットも多いので併せて観光してみてはいかがでしょうか?

道路も雪で覆われているため、運転・歩行は十分注意してくださいね!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/02/17 訪問

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