ウェスティンホテル東京の最上階17階に鉄板焼「恵比寿」は位置しています。エレベーターホールを抜けて、胸を高鳴らせながら奥へと進むと、木目調のアプローチがあります。
エントランスを入ると広いダイニングへと出ます。扇形の鉄板焼カウンターがいくつも設けられており壮観です。これだけの規模でサービスを提供できるということは、優秀と言われている鉄板焼の料理人をたくさん抱えているということです。
窓の外には近くに遮るものがないので、都心の美しい眺望を独占できます。昼は抜けるような空が気持ちよく、夜はビル群の灯りで非常にデート向けです。
最初に提供される前菜。季節によって変わります。写真左が「浅利の生湯葉和え」で、右が「和風コンソメ」。「浅利の生湯葉和え」はしっとりとした生湯葉の上に、潮の香り豊かなアサリが載せられています。「和風コンソメ」は旨味がぎっしりと凝縮されたコンソメで体が温まることでしょう。
「旬の焼野菜の肉味噌添え」です。肉だけではなく野菜にもこだわっており、旬の野菜が焼かれます。写真は、季節の野菜であるタケノコ、ズッキーニ、ゴボウ。もともと味わいが濃い野菜ばかりですが、肉味噌を合わせると旨味が増してよりおいしく食べられることでしょう。
メインのお肉と同じタイミングで提供される焼野菜。旬のジャガイモ、小松菜、モヤシが焼かれています。一流店で人気の高い、海老原ファームの野菜などが使われているので、野菜の質も文句なしです。
コンディメントはポン酢、肉醤油、醤油と赤ワインと玉葱のソースに、生ワサビと塩。醤油は恵比寿牛の肉汁をついで作ったもので、恵比寿牛の旨味がとことんまで凝縮されています。
好みのコンディメントを肉や野菜に付けて食べましょう。付けるコンディメントによって味わいが変わるので何度でも楽しめます。
奥にあるのが鹿児島県の野崎牧場で育てられた黒毛和種の「黒恵比寿牛」で、左がフィレ、右がロースです。手前にあるのが宮城県の関村牧場で育てられた褐毛和種の「赤恵比寿牛」で、左がフィレで右がロース。
鉄板焼でいくら肉を食べ比べできるといっても、異なる牛肉の異なる部位を食べられるのは非常に贅沢なことでしょう。それぞれ最適な焼き加減で提供してくれます。「恵比寿」の場合には、脂の多いロースから焼かれ、その後で柔らかいフィレが焼かれますが、好みによって反対の順番で焼いてもらうことも可能です。
最後のお食事です。「神子原米の御飯」「ガーリックライス」「海老と梅ちりめんの炒め御飯」から選ぶことができ、写真は「海老と梅ちりめんの炒め御飯」。「海老と梅ちりめんの炒め御飯」は、カリカリとした梅の触感と酸味、ちりめんの旨味が合わさった、メリハリのあるご飯です。
デザートは贅沢にも転卓してゆったりとした席へ移動できます。主に水菓子が提供され、写真はメロンとサクランボ。コーヒー、紅茶、ハーブティーなどドリンクも付いています。
とても居心地がよいので、最後まで存分に楽しみましょう。
ウェスティンホテル東京の鉄板焼「恵比寿」は、高層階にある鉄板焼は、接待にも記念日にも大切なデートにも使えるということを、世の中に知らしめた名店です。その「恵比寿」によるオリジナルブランド「恵比寿牛」は黒毛和種だけではなく、褐毛和種も加わり、しかも、両方を食べ比べられるという贅沢なコースを提供しています。
オリジナルブランド牛の食べ比べはそうそうできるものではありません。ここぞという時には訪れたい一店として覚えておき、是非とも訪れてみましょう。
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