鬼が造った階段?涙で出来た石?宮崎「東霧島神社」は九州随一のパワースポット!

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鬼が造った階段?涙で出来た石?宮崎「東霧島神社」は九州随一のパワースポット!

鬼が造った階段?涙で出来た石?宮崎「東霧島神社」は九州随一のパワースポット!

更新日:2014/01/07 12:48

水津 陽子のプロフィール写真 水津 陽子 地域活性化・まちづくりコンサルタント

九州に知る人ぞ知るパワースポットがあります。天孫降臨の地、霧島六社権現の一つ、宮崎県都城市の「東(つま)霧島神社」です。一歩足を踏み入れると修行道さながら、鬼が一晩で造ったとされ、振り向かずに上ると願いが叶うという「鬼岩階段」。イザナギの命の涙で出来たとされる巨石「神石」。樹齢千年の「招福大楠」など、神秘的かつエネルギーを感じるスポットがたくさん。そんな必見のパワースポットをご紹介します。

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宮崎に東霧島神社あり!口コミで広がる神話と伝説のパワースポット!

宮崎に東霧島神社あり!口コミで広がる神話と伝説のパワースポット!

写真:水津 陽子

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霧島六社権現とは、平安時代の僧である性空上人によって確立された霧島山(山岳信仰)の修行道のこと。今回ご紹介している東霧島神社は、霧島六社権現の中でも一番東に位置していることから、山上の聖地に至る東側の門として君臨しています。

東霧島神社には、数多くの伝説・神話があることで有名。そのスタート地点でもある鳥居の前には、神話にまつわる赤い鬼像が建立されています。高さは3メートルはあるでしょうか。それでは鳥居をくぐって拝殿の方へと足を進めてみましょう。

振向かずに上りきると願いが叶う、振り向かずの坂「鬼岩階段」

振向かずに上りきると願いが叶う、振り向かずの坂「鬼岩階段」

写真:水津 陽子

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拝殿へと向かうと、すぐに写真のような階段が現れます。ここは鬼が霧島の神に願いをかけ、その神との契りの導きによって、一夜で石を積んで出来たという伝説の残る「鬼岩階段」。遠い昔、天台宗・真言宗の僧侶が、一心に呪文を唱えながら修行したことから、振り向かずに登り切ると願いが叶うと言われており、そのことから「振り向かずの坂」とも呼ばれています。

木々に覆われ、蒼然とした鬼岩階段の奥に見える楼門をくぐると、いよいよ古色を帯びた東霧島神社の拝殿が待っています。

ちなみに鬼岩階段は、見た目以上に急で長い激坂なので注意が必要です。裏手にスロープの参道も用意されているのですが、こちらも結構急な角度。手すりもありませんので、足腰の弱い人は下で待って頂いていた方が良いかも知れません。

楼門の先には、東霧島神社の拝殿、そして龍王が現れるという大杉

楼門の先には、東霧島神社の拝殿、そして龍王が現れるという大杉

写真:水津 陽子

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楼門をくぐると、目の前には拝殿、その奥に本殿が見えます。一切の虚飾を配したその姿は、自然と一体となって、一つの宇宙を形成しているかのようです。澄んだ空気、静けさに包まれた空間に聞こえるのは、風に吹かれた木々のそよぎと蝉の鳴く声だけ。心洗われ、様々な邪念も清められて、すっきりした気持ちになります。

パワースポットを求めて霧島に行くなら、霧島神宮(鹿児島県霧島市)よりここと噂に聞いていましたが、想像以上でした。楼門の脇には、一際高く大きな樹齢400年の大杉があり、龍神の姿を見ることもできます。看板に示された先に、その姿を探してみてください。

ちなみに、都城市には今回ご紹介した「東」を『つま』と読む東霧島神社のほかに、普通に『ひがし』と読む東霧島神社があります。行かれる際には、間違えないようお気をつけください。

イザナギが十握の剣で切った「神石」は、実はイザナギの涙だった?

イザナギが十握の剣で切った「神石」は、実はイザナギの涙だった?

写真:水津 陽子

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拝殿の奥には、イザナギノミコトが剣で切ったと言われる「神石」が祀られています。ただ、この神石は、イザナギノミコトがイザナミノミコトを失った悲しさから流した涙が固まったものといわれています。こんな巨石になるまでどのくらい泣いたのでしょうか。

イザナギノミコトは、二度とこんな悲しいことがないよう、その涙で出来た巨石を持っていた十握(とつか)の剣で今の形である三段に切ったとか。悲しみを断ち切りたかかったのでしょう。しかし、古事記では、イザナギノミコトはこの後、イザナミノミコトを取り戻すため黄泉の国に赴くとされています。

巨木に囲まれた東霧島神社は、真夏でも僅かな木漏れ日が差し込むだけ。苔に覆われた岩や鳥居のまわりは、ほの暗さすら覚えます。背の低い鳥居や周りを囲む石柱の上には、たくさんの石が積まれ、祈りの場となっており、多くの参拝客が手を合わせていきます。

この神石は、イワクラ(磐石)学会の学会誌でも紹介されました。イワクラとは、神の降りる石と呼ばれる巨石のこと。この神石をはじめ、高千穂の峰が見える、都城と鹿児島にある7つの神社・巨石を結ぶと、北斗七星のかたちになるそうです。

坂を上らず参拝「坂の下参り」イザナミ神社、招福大楠と龍王神水みくじ

坂を上らず参拝「坂の下参り」イザナミ神社、招福大楠と龍王神水みくじ

写真:水津 陽子

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坂を上がる本殿参拝が難しい方には、古来より鬼石階段の脇にあるイザナミ神社(産婆祖母様/うばみおやさま)に参拝して帰る「坂の下参り」があります。イザナミ神社は、古来より安産・子育ての神様として知られ、イザナミ神社にお参りし、鬼岩階段の上り口にある招福大楠をくぐり、ゆや谷の乳水を飲んで帰れば安産といわれています。

招福大楠は、鬼岩階段の上り口にある樹齢1000年の性空上人御年徳樹のこと。木の下には大人がくぐれるほどの穴が空いています。ここを右に三回、左に三回巡って祈ります。

ゆや谷の乳水とは、幸運・開運・厄除けの力を持つ神、龍王が鎮座する東霧島大権現宮のゆや谷から下される霊水のことです。龍王はこの世で遭遇する様々な苦悩から衆生を救うとされ、その霊水「龍王神」は洗心浄代の霊験あらたかで、吉祥を授け、人々を守護する神秘性を持つとされています。

東霧島神社には、この水に浮かべて占う「水みくじ」もあります。商業の人は銭を洗い、身におさめ、病の人は霊水を頂くと良いそうです。

伊勢・出雲の次は、九州のパワースポットを巡ってみませんか?

2013年は、伊勢神宮と出雲大社の遷宮があり、参詣に行かれ、パワーを頂いた方も多かったでしょう。しかし、日本にはまだこうして知られていない、すごいパワースポットもたくさんあります。東霧島神社をはじめとする霧島六社権現、北斗七星のかたちに並ぶパワースポット、次はこの霧島を巡って旅しませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/28 訪問

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