写真:しもちん
地図を見る「みやがわベーグル」へは京急バス宮川町のバス停付近から海へと続く坂道を降りていきます。このバス停は三浦海岸駅から剱崎を経由して三崎東岡という三崎中心部のバスターミナルを結ぶ路線にあるのですが、便数は1時間に1本あるかどうかという程度。三崎の観光に大活躍の「みさきまぐろきっぷ」の対象路線でもあるので、時刻表をよくチェックして利用しましょう。坂道を降りて海へ向かって進んで行くと、右手に見える半透明な建物が目指すみやがわベーグルのお店です。
写真:しもちん
地図を見る店内に入ると広々としたカウンターキッチンと、ショーケースの中には美味しそうなベーグルが並びます。瀟洒な雰囲気はとても海沿いの漁師小屋だったとは思えません。
しかも、販売しているベーグルは具材のお野菜だけでなく、ベーグルを作る小麦まで三浦産というこだわりよう。まさに地産地消の代表格のようなお店なのです。
写真:しもちん
地図を見るこちらでは基本となるベーグルをショーケースの中から選び、6種類ほどのメニューからサンドする具材を決めます。シンプルなクリームチーズだけというのも捨てがたいですが、ここは新鮮な三浦野菜を使用したものを選んでみましょう。
写真はクリームチーズにビーツとガーリックを混ぜ、その上に人参のラペをのせた「ピンク」。とっても鮮やかな色ですが、なんと添加物は一切使用していないビーツそのものの色なのです。他にも「ベージュ」「ダイダイ」「グリーン」など三浦の野菜を活かしたカラフルなメニューが揃っています。
写真:しもちん
地図を見る購入したベーグルは、やっぱり海を眺めながら頂きたいもの。元漁師小屋を改装したお店だけあって、数10メートル坂を下れば宮川漁港に出られます。周辺は岩場が多いエリアなので、海岸沿いを進もうとする場合には、歩きやすく滑りにくい靴を用意しておきましょう。
写真:しもちん
地図を見る三浦の海というと砂浜が続く三浦海岸のようなイメージがあるかもしれませんが、ここ宮川の先には「盗人狩(ぬすっとがり)」と呼ばれる断崖絶壁と荒々しい岩場のエリアが広がっています。
ここは昔、盗賊が崖の上に追い詰められた時に、あまりの断崖に恐れおののき、やすやすと捕まえられてしまったからという伝説がある景勝地。晴れていたら是非とも訪れておきたい場所ですが、宮川からは20分程度かかり、潮の満ち引きや波の状況によって、歩きにくかったり滑りやすかったりしますので、ご注意ください。
写真:しもちん
地図を見るお気に入りの場所を見つけたら、ベーグルをパクリといただきましょう。青空の下で海を眺めながら食べるベーグルは最高です!
宮川漁港と盗人狩の間には宮川フィッシャリーナと呼ばれるヨットやボートの停泊地もあるので、プカプカ浮かぶヨットを見ながら食べるのもいいかも知れませんね。
写真:しもちん
地図を見るみやがわベーグルではベーグル以外に飲み物も販売しています!特製のブレンドコーヒーの他、これまた三浦産の食材を使った自家製のスムージーやジンジャーエールなどが並びます。中でもこの自家製レモネードは、なんとハチミツまで三浦産というこだわりよう。一口飲めば海沿いの岩場を歩いて疲れた身体に、優しい甘さが広がります。
写真:しもちん
地図を見る宮川で忘れてならないのは、大きな2基の風力発電が目印の宮川公園。野菜畑の中にそびえる塔は、三浦のランドマーク的な存在になっています。小さな公園ですが、駐車場やトイレ、お子様向けの遊具も備えているので、ちょっとした休憩場所として最適です。
写真:しもちん
地図を見る公園の先には宮川フィッシャリーナを臨める展望台があり、秘かな絶景スポットになっています。
宮川エリアはバスの本数が少なくて訪れるのは大変と思われがちですが、三崎港周辺の下町から徒歩で20〜25分、三崎口駅と三崎港を結ぶバス路線の「栄町」バス停からも、谷戸の昇り降りはありますが歩いて15〜20分程度で辿り着けます。地図を見て道に迷わない方ならば、これらのルートもオススメですよ。
魅力たっぷりの「みやがわベーグル」、営業しているのは週末の土日、お昼前後の時間帯のみです。午後には売り切れてしまう事も多いので早めに訪れた方が良いでしょう。完売のお知らせなどはお店のFacebookに更新されています。美しい海岸の眺めと美味しいベーグルを食べに、宮川の町を訪れてみてくださいね。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -