写真:やま かづ
地図を見る四川料理といえば麻婆豆腐、そして成都の麻婆豆腐といえば「陳麻婆豆腐」です。昔、陳おばさんがつくった豆腐料理が余りのおいしさで評判になり、それが麻婆豆腐の発祥となりました。そして、陳おばさんの店は「陳麻婆豆腐店」として、今でも人気の四川料理店に数えられています。
唐辛子と山椒の辛さの連続パンチに耐えながら食べる、そんな元祖麻婆豆腐がそのままパックになったものがこの「陳麻婆豆腐の素」です。辛いもの好きの知人にはぜひ買って帰ってあげたいお土産です。
写真:やま かづ
地図を見る麺大国の中国だから、四川風インスタントラーメンもラインナップがすご過ぎる!唐辛子をメインに使ったもの、山椒をメインに使ったものなど、辛さを前面に押し出したインスタントラーメンが幅を利かせています。
お土産として買って帰って、日本で四川風ラーメンを再現するのはいいけれど、同封されている唐辛子、山椒の調味料の使用はほどほどに。全部入れちゃうと大変なことになります。
写真:やま かづ
地図を見るピーナッツを固めて砂糖でコーティングしたお菓子「花生酥」、中国国内ではよく見かけます。さくさくした食感とほんのり甘くて香ばしいのが人気です。
成都では、そんなスタンダードなもののほかに「花生酥(山椒味)」があります。山椒の辛さがガツンと来るのかと思いきや、口に広がるのはかすかな山椒の風味、これなら万人に愛されるお土産になりそうです。
山椒味のほかにもいろいろな風味があり、ほとんどのお土産物屋さんでは試食ができます。一つずつパックされていますので、まさしくバラマキ土産にぴったりです。
写真:やま かづ
地図を見る実は、四川省は初めてお茶を商業生産した土地だと言われています。そのため、省都の成都には、現在でもたくさんのお茶専門店やお茶をたしなむことができる茶館があります。
そんな成都ですから、土産としてお茶を外すわけにはいきません。中でも、3,000メートルを超える峨眉山麓でとれる緑茶は、ひとたびお湯を入れると、きれいな緑色の茶葉が立ち、香りが広がるため人気があります。
見て楽しむ、香りを楽しむ、飲んで楽しむ、そんなちょっとぜいたくなお茶の数々、お土産にいかがですか?
写真:やま かづ
地図を見る成都のまちを歩いていると、あちらこちらで見かけるパンダのキャラクターグッズ屋さん、以前に比べると並べられているパンダのクオリティーが格段に上がりました。かつては、ただ単に目の周りが黒い白熊でしたが、今では実際のパンダ以上にかわいい、愛されパンダになってお店の棚に並んでいます。
特にぬいぐるみについては、かわいく仕上げるコツを習得したのか、思わず手に取ってしまう出来栄えです。
また、ぬいぐるみだけなく、エコバッグ、Tシャツ、各種文具などのクオリティーも確実にアップ、知人へのお土産のはずが手放せず、自分土産になっているかもしれません。
そんな事態に備えて、お気に入りは同じものを2つ買うほうがいいでしょう。
世界の工場、中国。衣料品や雑貨、食料品に至るまで、中国の街なかで見かける商品は、実は日本へも輸出されている商品だったりします。そのため、いざ中国土産といっても、日本でも手に入りそうな気がして、なかなか選び切れません。
そのため、中国は特にお土産選びが難しい国だと感じている旅行者が多いというのもうなずけます。ましてや、それが成都というピンポイントの都市となるとなおさらです。
大阪土産のつもりで買った生八つ橋(実は京都)、赤福餅(実は三重)程度のエリアの誤差はご愛敬、ここでご紹介した成都土産、胸を張って買って帰ってくださいね!
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(2024/4/26更新)
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