まず最初に紹介しますのは東京の古刹・深大寺のお膝元、神代植物公園。元々は東京の街路樹を育成するための場所でしたが、現在では約4800種類、10万本もの樹木を楽しむことができます。
神代植物公園ではH29年5月9日〜5月31日の期間、毎年恒例 春のバラフェスが開催されます。期間中の土日には人気企画、早朝開園も楽しんでみたいところ。バラが一日で一番香りが漂う時間帯は早朝ですので、ぜひ早起きして朝バラを堪能するのもありですね。
神代植物公園のバラ園は噴水を囲むように色とりどりのバラが植えられており、左右対称の景観はまるでここはベルサイユ宮殿のバラ園のように美しい景色。原種バラに始まり、ハイブリットティー系、神代植物公園発祥のクイーン・オブ・神代など種類の豊富さなら東京で最大規模。バラ鑑賞が終われば、縁結びに深大寺に参拝や深大寺そば、深大寺天然温泉 湯守の里で体も気持ちいいデートなんていかがでしょう?
続いて紹介するバラの名所は、新宿バスタもある新宿御苑。こちらのバラ園はフランスの著名な造園家 アンリ・マルチネが設計したフランス式整形庭園です。
新宿御苑のバラの開花時期は5月中旬頃から咲き始め、6月中旬と比較的長いスパンで鑑賞することができる植物で有名です。しかし6月に入れば梅雨の季節、平年なら概ね6月8日から7月21日が梅雨の時期ですが、デート日程と重なるとこれまた一苦労しそうです。ですがバラ鑑賞は雨の時、また違った姿を楽しませてくれるもの。花弁の一輪一輪が艷やかに見えるのが最大の醍醐味といえるでしょう。
写真は日本固有種のバラ、玉藻池に咲くノイバラ。園芸品種のバラはより育てやすさや美しいを追求していったものですが、素朴な感じのノイバラも案外見ていて飽きないものです。
さて、雨の日のバラ鑑賞は足元も濡れるし、体もヒエヒエしてしまうので長居は無用です。そして新宿御苑なら雨の日でも大丈夫、オフィス街のイメージがある新宿ですが、魅力的なデートスポットは山ほどあります!付き合って間もないカップルには歌舞伎町にあるTOHOシネマでノンビリ映画に洒落込むのもあり、新宿ルミネエストで男の子にも人気が高いスイーツビッフェに行くのもあり。そのまま夜の新宿に繰り出しましょう!
新宿御苑のバラ鑑賞は次のデートコース設定がし易い点にメリットがありそうですよ。
東京のバラの名所といえば、必ず名前が出てくるのが旧古河庭園。京都の庭師である小川治兵衛が日本庭園を、石造りの洋館を鹿鳴館やニコライ堂の設計者である建築家・ジョサイア・コンドルがそれぞれ関わっており、園内全体が見事に調和されているのが旧古河庭園の見所。
テラス式のバラ園は洋館との景観によりまるで欧州の様相。秋篠宮・眞子さまのお印モッコウバラが石垣に咲き誇るのも必見です。さらに園内には小林森治が作り出した、青の軌跡を楽しむことができます。青バラは長い間、不可能とされてきたものでしたが見事に実現、素敵なシルバーブルーを楽しむことができます。
旧古河庭園で英国貴族のごとく楽しんだ後は、東京のおばちゃんの聖地、巣鴨にも足を運んでみてはいかがでしょう?なんとも振り幅のあるデートになりますが、緩急強弱つけるのもデートには大切な事ではないでしょうか?と思います。この近辺には小石川後楽園や六義園など日本庭園もあります。カメラが趣味のカップルにオススメのバラ園デートですね。
いかがでしたか東京のバラ園3スポットは?気に入って頂けると幸いに思います。まとめとしてはバラ鑑賞の極意は見て楽しんで、香りを楽しむ事が肝要だと思います。何よりも原種バラから始まる長いバラの歴史は、もはや美の追求と呼べるのではないでしょうか?今年の初夏の濃密デートは、香りあるバラ園にぜひ行ってみましょう!
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(2024/4/19更新)
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