「小室山公園」での子連れおすすめポイント「恐竜広場」は、海抜321メートルの山頂エリアにあります。階段を登っていくこともできますが、行き(登り)は子供が喜びつつ大人が楽できるリフトがおすすめです。小学生以上は1人で乗ることができ未就学児は大人と一緒に乗ることができます。
(料金設定:「大人」は中学生以上、「子供」4歳以上)
レストハウスで乗車チケットを“片道分”購入して、片道230メートル、高低差98メートルの空中散歩へ!約3分間の旅は子どもにとってはちょっとした遊園地のアトラクションです。そうして到着するのは、美しい草原とパノラマ展望台のある山頂。富士山やきらめく相模灘、伊豆七島に天城連山などの絶景が楽しめることでも有名な場所ですね。「恐竜広場」はリフトの反対側方面の坂を下りると到着します。
恐竜のモニュメントは全部で13体。素材は繊維強化プラスチック(FRP)製だそうです。ティラノサウルスとトリケラトプスが戦うように配置された構図は迫力満点!子供ならトリケラトプスの首やツノにまたがるように乗り写真を撮ることもできます。大人は乗っかるよりも、襲われている風の面白写真を撮る方がおすすめです。
肉食系恐竜と植物食恐竜が戦うその横には、恐竜の骨が倒れるように設置されています。動きのある恐竜ばかりでなく、死骸も演出されているところが、子供にとっては臨場感たっぷり。背骨に乗ったり口骨の中から顔を出して遊んでも楽しいですよ。
骨のすぐ横には大きな牙を天に向けたマンモスがいて、さらに奥に進むと親子と思われるトリケラトプスを2匹確認することができます。マンモスの牙にぶら下がる子供や、小さい方のトリケラトプスにまたがるくらいなら簡単なので、記念に撮影してみてはいかが。
段差として上側に位置するティラノサウルスや骨にマンモストリケラトプス。これを見終えると「恐竜の数が少ない?」と思いがちですが、そこからさらに一段下がった広場にもモニュメントは設置されています。まず目を引くのは巨大なティラノサウルス。一段上の広場にあったものとはサイズ感が異なり、圧倒的な存在感なのでぜひ真下から見上げてみてくださいね。睨み下ろされるようなちょっぴり怖い体験はなかなかできませんよ。
最も遊べる恐竜モニュメントがディメトロドン。胴部に穴があいていて潜り込めるようになっています。さらに喉を抜けて口まで抜けることができるので、恐竜の口から顔や足を覗かせれば「食べられちゃっている風」の楽しい写真を撮ることができます。
ディメトロドンの隣にあるアンキロサウルスも子供目線にかかると楽しいモニュメント。背中がゴツゴツしているのでシッポから伝って登りやすく、背中のカーブから頭部に降りる事ができますよ。大人が入れ知恵しなくても子供は勝手に登ってしまうので、目を離さず注意してあげてくださいね。
「恐竜広場」のすぐ隣には、大型遊具があります。2016年3月18日から利用開始されたもので、この登場により「恐竜広場」がさらに子連れ向けスポットにランクアップしました。吊り橋やロープのトンネルにすべり台。複数の遊具が合体した空間は小さい子どものアスレチックです。この大型遊具について、伊東市役所によると「平成29年度中には遊具の増設が予定されている」とのこと。遊び場のさらなるパワーアップに期待がもてそうですよ!
斜面ですが広い芝スペースもあるので、ピクニックやバトミントンもできます。下の売店でシャボン玉なども売っているので、リフトの乗車前にチェックしてみることをお薦めします。
行き(登り)で「リフト」の“片道遣い”を薦めたのには理由があります。「恐竜広場」や遊具のあるエリアは、山頂から坂道を下った場所にあるので、再度リフトまで戻るためには、遊び終えてから登り坂を進まなくてはなりません。
そこで帰りは階段の徒歩コースを下りるのがベスト。「小室山公園」として「ジュラシックコース」と表現されていますが、冒険のような険しい道ではありません。ベビーカーこそ使えませんが、途中は舗装階段が起用されているくらいなので歩きやすい。散策がてら下ればあっという間ですよ。
またリフト片道遣いの推奨はただ節約というケチな意味ではなく、この遊歩道沿を通らなければ出逢えない恐竜モニュメントもあるから。往復リフトに乗ってしまうと、ステゴサウルス、スティラコサウルス、ケツァルコアトルス、オルニトミムスを見逃してしまうので、復路は「ジュラシックコース」がおすすめですよ。
伊東市の「小室山」といえば、メジャーなのはやっぱり10万本のつつじが見頃を迎える時期。でも「小室山」はつつじだけではなく、「つばき園」も10月中旬から4月中旬にかけて咲くほか梅や桜など一年を通じた花の名所です。さらに山頂の絶景パノラマ展望台や、交通安全、家内安全、商売繁盛、学業成就などの御利益をもたらす「小室神社」もあります。子供を素晴らしい自然の中で楽しませるだけでなく、大人目線の観光要素もたっぷりですので、ぜひ子連れで訪れてみてくださいね。
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