「箱根ハイランドホテル」特別室“森のレジデンス”で心と体に究極のご馳走を

「箱根ハイランドホテル」特別室“森のレジデンス”で心と体に究極のご馳走を

更新日:2017/05/25 17:39

箱根仙石原エリア、昭和32年開業の歴史ある箱根ハイランドホテル。その中でも離れの特別室“森のレジデンス”はスペースを惜しまない贅沢な構造になっており、滞在はこの客室がおススメ。また食事にも特別なこだわりがあり、日本有数のオーベルジュステイを堪能することが出来ます。一度、体重計を土に埋めてでも滞在したい…そんな箱根の旅を紹介しましょう。

特別な滞在を約束する"森のレジデンス"

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箱根ハイランドホテルにある"森のレジデンス"は、小田急ロマンスカーや関西国際空港旅客ターミナルなどを設計した岡部 憲明氏が手掛けたシャープでスタイリッシュなデザイン。
客室、そしてそこに向かう渡り廊下に至るまで、その設計にはあらゆる角度から箱根の自然を愛でられるよう、そして滞在者の極上の時間のための細やかな配慮が行き届いています。

回遊するような渡り廊下と、シンプルなオープンスペースからは噴煙上がる大涌谷が見え、箱根ならではの眺望に思わず立ち止まってしまう…

特別な滞在を約束する"森のレジデンス"
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森のレジデンスの特徴の一つ、全室に備えられているBOSE(Bluetooth対応)のスピーカー。弧を描く様な天井の形状による圧倒的音響効果と共に、音楽が天井から降り注ぎます。
おススメは特に朝。音楽のシャワーを浴びながら、ルームサービスの朝食を…心身に力が満ちるのを感じる至福時間から一日が始まります。

写真は、ドッグフレンドリールーム。森のレジデンスは人だけでなく愛犬の極上時間にも考慮されたペット対応の客室と温泉露天風呂付ツインの2タイプがあります。客室詳細については、公式HPをご覧ください。

オーベルジュたる美食はディナーから

オーベルジュたる美食はディナーから
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オーベルジュの呼び名の如く、レストラン領域のこだわりは特筆すべき部分。レストランは、「ラ・フォーレ」、独自のコンセプト"フレンチジャポネ"のメニュー。フレンチの伝統技法と和の食材や調理法を取り入れた、全国ここでしか味わうことができないスタイルです。

宿泊プランにより、ディナーは決められたコース料理がサーブされますが、そうでない場合、アラカルトも可能です。
箱根細工の重箱に美しく詰められたルームサービスも、独自の魅力あるメニュー構成ではありますが、ここはオーベルジュの威厳とガーデンテラスを囲む、雰囲気あるメインダイニングでのディナーを是非。

オーベルジュたる美食はディナーから
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「ラ・フォーレ」がリコメンドするメニューの一つ、薪火焼き料理。レストランの窓外に薪火のかまど"ガーデンブロッシュ"が豪快な煙を上げる様を見ることができます。
国内では非常に希少なこの設備では、「ロティサリー」「スモーク」「グリル」の3つの料理法が可能。薪料理をチョイスすれば、料理人がここでメイン料理を仕上げます。

オーベルジュたる美食はディナーから
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ガーデンブロッシュで仕上げられたメインディッシュの羊料理。外側は、薪特有の燻香と焼き上がりの歯応えが香ばしく、肉質は柔らかふわりと仕上がっています。
この手の風味表現に+α、ここでは「ガーデンブロッシュならでは」というもう一層の深みを感じることが愉しい。
この燻香に合わせて、ソムリエおすすめのワインペアリングもいい、取材時に初老の紳士がリクエストしていた日本酒とのマリアージュも試してみたいもの。

フルコースでメインが供される頃には、そろそろ口もお腹も料理にボリュームを感じ始めるところが、軽やかにデザートまでその手抜きの無い繊細な味を感じられる…これが、創作に走るだけでないフレンチジャポネのテクニカルな"ジャポネ"の妙であると納得。

美食は朝から昼下がりのひと時まで

美食は朝から昼下がりのひと時まで
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朝食は、ディナーと同じくフレンチジャポネのモーニングメニューもいいし、レストラン「ラ・フォーレ」の奥「ラ・フォーレ Hanare(はなれ)」で和朝食も魅力。
ただ、やはり"森のレジデンス"で特別の朝なら、客室テラスにアメリカンブレックファーストのルームサービスがまずはおススメです。

季節の樹々の間を抜けてくる香る風と鳥のさえずり、BOSEから流れてくるお気に入りの曲と共に…"森のレジデンス"のネーミングに納得の心地良さ。

美食は朝から昼下がりのひと時まで
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フレンチジャポネはランチメニューも楽しめます。宿泊者外も予約をすれば通常のレストランとして利用できる「ラ・フォーレ」。朝から夜まで余すことなくオーベルジュステイに浸かるのも、特別な滞在であれば許される贅沢。

カジュアルなランチからコースまで様々。ランチでも薪火焼き料理がチョイスできます。
夜の雰囲気と変わり、外光で爽やかな色調のインテリアが彩り良く気分上がるランチタイム。

美食は朝から昼下がりのひと時まで
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ロビーラウンジもこのホテルの魅力。春夏の年2回開催、箱根エリアのパティシエ達のスイーツで溢れる「箱根スイーツコレクション」に参加する程の実力派スイーツがここにあります。期間中は、ノミネートスイーツ目当ての人が多く訪れます。

春から開放されるテラス席で、自慢のホテルメイドケーキや、オリジナルドリンク"アロマティックソーダ"をオーダーして、美しい芝の傾斜を眺めながら読書もいい…心豊かな昼下がりを求めるには絶好のラウンジです。

肌への「ご馳走」は硫黄泉と天然水で。

肌への「ご馳走」は硫黄泉と天然水で。
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こちらは大浴場の露天風呂。ボディーケア「スパ ナチュール」を併設した大浴場は本館にあります。泉質は大涌谷からの硫酸塩泉(硫黄泉)を湛えた白濁の露天風呂、内湯にジャグジー、サウナが備えられています。

箱根土産の主力の一つだった大涌谷の純正硫黄商品と言えば、入山規制が出てから採取が困難になり品薄が続き今や販売停止に。
神経痛などの体の痛みの緩和だけでなく、硫黄特有の肌ケアに最適な、この貴重で効能高い泉質を好きなだけ堪能できるわけです。
ジャグジーやサウナは天然のミネラルを多く含んだ水質で肌のキメが整っていきます。

森のレジデンスの"温泉露天風呂付ツイン"では、この温泉をテラスに備えられた露天風呂でプライベートに味わえます。

肌への「ご馳走」は硫黄泉と天然水で。
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このホテル自慢の「水」。敷地内採水の天然ミネラルウォーターは、商品化され、サッカーチームの公式ドリンクにも認定される程の上質な水。
このホテルのどの蛇口をひねってもこの天然のミネラルウォーターが出てくるという贅沢。大浴場外のリラックスコーナー「アクアラウンジ」では、体に心地良い温度に冷やされたこの水がスタイリッシュなオブジェの如き蛇口から出てくる様は、見ているだけで美味しいもの。

肌への「ご馳走」は硫黄泉と天然水で。
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"ドッグフレンドリールーム"の客室風呂。前述した敷地内採水の天然ミネラルウォーターを好きなだけバスタブに満たし、フレッシュなまま肌になじませることができます。
天井からのレインシャワーで癒された後は、このプライベートなビューバスからの眺めと共に贅沢なミネラルウォーター風呂を。

「箱根ハイランドホテル」“森のレジデンス”で心身が満ちる旅

「箱根ハイランドホテル」の特別室&オーベルジュステイは、きっと体重計に暇を出してでも惜しくはないと思える、旅欲と食欲を満たす極上旅。間違いなく、心と体への特別なご馳走なるはずです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/26−2017/04/06 訪問

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