MRTオレンジライン「大東」駅2番出口を出たところにある「大東文化芸術センター」は、多目的ホール、1040坪もある展示室、芸術関連の図書館などを有した地域の文化センターです。2012年にオープンした「大東文化芸術センター」の中でも、特別なのは広場の熱気球がさがっているかのようなデザイン。半開放式の空間は、外なのに中にいるような不思議なデザインなんです。コンクリートそのものを生かしたシンプルな壁もオシャレです。休日には地元の人もたくさん訪れています。
そして、「大東文化芸術センター」の「行政管理棟」一階にある「鳳山歴史教室」にも是非立ち寄ってみてください。鳳山の紹介や歴史などについての展示を無料で見ることができます。食品サンプルが展示された地元のグルメの紹介コーナーなどもあり、ビジュアルで楽しめるので中国語がわからなくても楽しめます。
「大東文化芸術センター」のすぐそばにある「草地人伝統豆花」は「豆花(豆腐デザート)25元」を中心とし、芋頭、紅豆、酷、、薏仁、珍珠粉圓台湾スイーツが味わえるお店。ふわふわ台湾かき氷の「雪花冰(40元)」もあります。こちらのお店は、以前高雄県の十大グルメに選ばれたことがあるそう。地元で老若男女を問わず、多くの人に愛されているお店です。工場の倒産などの苦境を乗り越え、鳳山に定住したオーナーが、愛される伝統的な台湾スイーツ作りに研究を重ねた結果できあがった努力の結晶ともいえる台湾スイーツがいただけます。
「綜合圓豆花(写真)40元」は、豆花の上に小豆、緑豆など4種類がトッピングされていて、一度にいろいろな味が楽しめる、お店の人気ナンバー1です。
仙草ゼリーとフレッシュミルクのハーモニーが楽しめる「綜合圓仙草鮮奶凍(写真左)45元」も一緒に味わってみましょう。
鳳儀書院は「大東文化芸術センター」からは徒歩10分程のところにあります。MRTオレンジライン「鳳山」駅からは徒歩約7分程です。1814年に建てられた鳳儀書院は、教育、科挙試験の試験場などに使われた場所で、現在は三級古蹟となっています。入場料66元を払えば中に入ることができます。
展示室には、鳳山の歴史や科挙試験に関連する資料などが展示されています。官服体験コーナーでは、清朝の五品官の官服を着て写真を撮ることができるので、記念に是非写真を撮ってみてくださいね!
また、当時の学生が居住スペース「学舎」が四ヶ所、中に入ってお茶が飲める個室として生まれ変わっています。鳳儀茶苑で300元以上お茶、お茶菓子などを購入すると、この個室を一時間借りることができます。「学舎」スペースも是非楽しんでみてください。
鳳儀書院を見学したら、鳳儀書院から徒歩5分程のところにある「曹公廟」へも行ってみましょう。「曹公廟」とは、清代に水利事業に貢献した曹謹を祀る「曹公廟」です。曹謹は鳳山県の県知事を勤めた人物。農業灌漑のための水利事業を行い、その水利施設は曹謹の名前から「曹公圳」と呼ばれています。地元の人々からの深い信仰を集めている廟です。
最後にご紹介するのは、地元の人々に愛されている小籠包のお店「李記小籠包」。1988年創業のこのお店は、中正路の交差点の角に屋台を出しています。屋外ですが、イスとテーブルが置いてあるのでここで食べることができます。
お値段も小籠包8個入り55元(日本円約193円)、酸辣湯25元(日本円約88円)とリーズナブル!屋台でその場で包んでいる小籠包の中には、新鮮な材料とスープがたっぷり入っていて、薄皮ながらボリュームがあります。
夕方からの営業なので、観光スポットを回ったら最後に是非足を運んでみてくださいね!MRTオレンジライン「鳳山」駅からは徒歩約3分程です。
高雄市内はほとんど回った方にも、隣のエリア鳳山は交通の便もよくおススメです。まだまだガイドブックなどでもあまり紹介されていないスポットがたくさんあるので、のんびりした鳳山を徒歩でゆっくり回りながら、観光スポットや地元グルメを見つけてみてくださいね。
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