自分で作る「カツオのたたき」も!高知の必食グルメ5選

自分で作る「カツオのたたき」も!高知の必食グルメ5選

更新日:2017/05/26 16:26

しののプロフィール写真 しの 旅する調理師
四国南部、温暖な高知では山海の幸が豊富で、その素材のよさを生かしたグルメが多いです。全国的にも名高いカツオのたたきは、地元であがるカツオの新鮮さとうまさを生かした必食の一品。観光客に嬉しい藁焼き体験が行えるお店もおすすめです。他にもストレスを与えうまみを凝縮させたフルーツトマトや、B級グルメの鍋焼きラーメン、県民のおやつ兼おかずのいも天や、魚ならぬ野菜や山菜がネタの田舎すしも見逃せません。

全国でもその名を轟かす逸品「カツオのたたき」

全国でもその名を轟かす逸品「カツオのたたき」

写真:しの

地図を見る

多くの人が「高知のグルメ」と聞いてまず思い浮かべるのはやはりカツオ。とりわけ「カツオのたたき」です。実際高知県では漁港近辺のみならず、町の居酒屋さんでも手軽にカツオのたたきを味わうことができ、またいずれも産地ならではの新鮮さ、うまさです。春から初夏にかけてが旬のあっさり味の初ガツオと、秋が旬の脂ののった戻りガツオ。季節によって違った味わいが楽しめます。

カツオが新鮮なので、どこで食べても基本的に臭みがなく美味しいのですが、せっかく産地・高知に来たのであれば、藁焼き体験付きの自作カツオのたたきを食べてみませんか?

「土佐タタキ道場」では「捌く」、「串に刺す」まではお店の方がお膳立てして頂き、その串を持って藁焼きをするところをセルフで行うことができます。実際にメラメラと藁が焼け、炎の力強さや熱さを肌で感じることができるはず。また、焼き加減などはお店の方が裏返すタイミングを指導してくれますので「焼きすぎた」などという心配もありません。

全国でもその名を轟かす逸品「カツオのたたき」

写真:しの

地図を見る

絶妙なタイミングで焼き上げたカツオは、そのまま板場に持っていくとプロの方がカットしてくれるので安心。新鮮、焼きたてのまさに「できたて」のカツオのたたき、しかも自分が焼き上げたものなので、その美味しさと思い入れは格別です。

まずは高知ならではの食べ方、塩+果汁の塩たたきで食べ、次にポン酢とにんにくなどの薬味たっぷりのお馴染みのスタイルで食べてみましょう。

スープも飲み干せるうまさ!ご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」

スープも飲み干せるうまさ!ご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」

写真:しの

地図を見る

高知県・須崎市のご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」。須崎市は高知市より30キロほどなので忙しい観光客でも日帰り可能な距離です。鍋焼きラーメンのお店はいくつかあるのですが、その中でも代表格なのが「まゆみの店」。アットホームな雰囲気で観光客だけでなく、地元のお客さんも大勢つめかけています。

スープも飲み干せるうまさ!ご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」

写真:しの

地図を見る

鍋焼きラーメンの定義は、親鶏の鶏がらを使った醤油ベースのスープ、細いストレート麺を使うこと、土鍋を使うこと、具はちくわ、鶏肉、生卵、ねぎであること、等いくつかあります。

この須崎鍋焼きラーメンの定義にすっぽりとはまっている、定番中の定番のラーメンがこのお店一番人気の「鍋焼きラーメン」。土鍋にちくわと生卵が入っているところや、細麺であるところが、見た目にも鍋焼きラーメンらしい鍋焼きラーメンです。

土鍋で提供されることもあって、やけどに注意が必要なほど熱々。また麺は硬めに茹で上げているので、最後までのびきらないのも特徴的です。スープについてはご当地ラーメンの中にはしょっぱさがウリになっているものもありますが、マイルドであっさりながらコクと甘みがあり、スープは飲み干してもしょっぱくないほどです。ご飯を追加し、残りのスープでおじやにして食べるのもお勧めです。

スープも飲み干せるうまさ!ご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」

写真:しの

地図を見る

このお店で一番人気は前項の定番ラーメン「鍋焼きラーメン」ですが、「先入れ雑炊鍋焼きラーメン」や「カレー鍋焼きラーメン」も人気のメニュー。前項で残ったスープにご飯を入れる(お店も推奨しています)とご紹介しましたが、「先入れ雑炊鍋焼きラーメン」は最初からご飯が入っています。先入れと後入れでなぜだか味わいが変わります。
カレー鍋焼きラーメンも、さっぱりしている中にピリッとしたスパイシーさがあり人気です。

うまみがぎゅぎゅぎゅっ!フルーツトマト

うまみがぎゅぎゅぎゅっ!フルーツトマト

写真:しの

地図を見る

温暖で日照時間が多い高知県では様々な農産物の栽培がさかんですが、その中でも味・品質ともに名高いのがトマトです。

高知はフルーツトマト発祥の地とも言われますが、そもそもフルーツトマトという種類があるのではなく、通常のトマトが糖度4度程度であることに対して、フルーツトマトはその倍〜3倍はあるものを指します。水分を極端に減らし、塩分を含んだ土壌で育てるなどトマトにストレスを与え甘みをぎゅぎゅっと閉じ込めた果実のように甘いトマト、それがフルーツトマトなのです。

希少価値の高い徳谷地区で栽培されている徳谷トマトは、高知のトマトの最高峰とも言われる濃厚な味わいが魅力。様々なトマトが手に入りますので、食べ比べも楽しいです。

県民のソウルフード「いも天」

県民のソウルフード「いも天」

写真:しの

地図を見る

高知のおやつ兼おかず、みんな大好きソウルフードが「いも天」。さつまいもを揚げたてんぷらですが、他の地方で見られるさつまいものてんぷらとは味も食感も異なります。

高知名物の朝市や地元の惣菜店で販売されており、価格も安価です。朝市でもその場でじゅわじゅわ〜っと揚げているので、見かけたら是非購入してみましょう。

県民のソウルフード「いも天」

写真:しの

地図を見る

揚げたてアツアツをほおばると幸せな気持ちになって、手が止まらない美味しさ。衣はカリッサクッモチッとしていて甘め。中のお芋もねっとりほくほくで甘いです。衣まで甘いてんぷらは全国的にも珍しいですが、クセになる美味しさです。

野菜がメインの素朴な高知のお寿司「田舎寿司」

野菜がメインの素朴な高知のお寿司「田舎寿司」

写真:しの

地図を見る

寿司ネタと言えば通常は魚がメインですが、みょうがや竹の子、山菜やこんにゃくがネタの珍しいお寿司が「田舎寿司」。素朴な味とカラフルな見た目、優しい野菜が旅行中にもぴったりです。

こちらも朝市や道の駅など観光途中で立ち寄る場所で販売されているので、遭遇したら購入必至です。

最後に・・・

高知と言えばやはりカツオのたたき。これは外せませんが、他にも高知ならではのグルメが盛りだくさん。是非高知へグルメ旅に出かけませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/03−2017/05/05 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -