ホテルがぜ〜んぶ坂本龍馬!高知「龍馬の宿 南水」であなたも龍馬博士に

ホテルがぜ〜んぶ坂本龍馬!高知「龍馬の宿 南水」であなたも龍馬博士に

更新日:2017/05/24 12:29

浦賀 太一郎のプロフィール写真 浦賀 太一郎 週末トラベラー
幕末維新の英雄・坂本龍馬。その32年の生涯は、太く雄々しく、日本史に燦然と輝いています。「龍馬の宿 南水」は、そんな龍馬の生誕地に立地。しかも、その名の通り、館内は龍馬ライブラリーや龍馬サロン、龍馬カプチーノなどなど、龍馬に関する楽しい仕掛けがた〜くさん!今回は、まるで「龍馬博物館」な、「龍馬の宿 南水」を紹介します。

「龍馬の宿 南水」は外観も内装も龍馬一色!

「龍馬の宿 南水」は外観も内装も龍馬一色!

写真:浦賀 太一郎

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幕末の風雲児・坂本龍馬!龍馬無かりせば、今の日本も無かったとさえいえる、日本史上でも指折りの偉人中の偉人です。その生誕地に建つのが、「龍馬の宿 南水」。大通りの一本中に位置し、昔ながらの生活用水路が流れる静かな立地です。宿の入口では龍馬の像が、「まっこと、よう来たネゃ」と、お出迎え!

「龍馬の宿 南水」は外観も内装も龍馬一色!

写真:浦賀 太一郎

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ロビーに入るなり、龍馬と盟友・中岡慎太郎の貴重な肖像画が掛けられ、本物を忠実に再現した龍馬愛用の紋服が飾られています。また、坂本龍馬を「師」と仰ぎ、「竜馬かく語りき」という歌まで作った武田鉄矢氏をはじめとする、有名人たちの色紙が並びます。

300冊の龍馬本!「龍馬さろん」で幕末維新談議に花咲かす

300冊の龍馬本!「龍馬さろん」で幕末維新談議に花咲かす

写真:浦賀 太一郎

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「龍馬らいぶらりー」には、300冊にも及ぶ龍馬関連書籍が置かれているので、どんな本でも手に取ってみて、「龍馬さろん」で読み耽ることができますよ。

300冊の龍馬本!「龍馬さろん」で幕末維新談議に花咲かす

写真:浦賀 太一郎

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「龍馬さろん」では、龍馬関連の映画やドキュメンタリーを視聴することもできます。龍馬とキリンビールの意外な関係など、小ネタ、トリビアの掲示も盛りだくさん。

300冊の龍馬本!「龍馬さろん」で幕末維新談議に花咲かす

写真:浦賀 太一郎

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そこで勝海舟が!いや、高杉晋作こそ!まてまて、新撰組がさぁ‥‥‥などなど、歴史ファンたちのいつ果てることのない白熱の討論が聴こえて来そうな空間です。

回天の軌跡!ぎゃらりー「維新階段」を登りつめよ

回天の軌跡!ぎゃらりー「維新階段」を登りつめよ

写真:浦賀 太一郎

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南水の龍馬っぷりはとどまるところを知りません。1階から最上7階の階段にも、龍馬32年の軌跡を綴ったパネルが、40数点も展示されています。龍馬だけではなく、吉田松陰、ジョン万次郎ら維新の立役者も勢ぞろいで、龍馬を取り巻く人物たちが、いかに幕末維新に関わっていたかも学べます。

1階1階上る度に、龍馬の成長と維新の機運の高まりが臨場感を持って迫り、手に汗を握ってパネルに見入ると、気が付けば7階の距離も何のその。エレベーターいらずでいつの間にか最上階まで到達しているなんてことも!もちろん、時間はたっぷりかかりますよ。

のんびり「龍馬カプチーノ」にゆったり大浴場!

のんびり「龍馬カプチーノ」にゆったり大浴場!

写真:浦賀 太一郎

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渋カッコいい龍馬の絵と名言の額が多数飾られているロビーでは、ラテアートが素敵良すぎる「龍馬カプチーノ」を飲むことができます!龍馬カプチーノは、ヨーロッパナンバーワンで、世界最古のコーヒー会社、オランダのダウェ・エグバーツ社のコーヒーを使用。

南水では、幕末の志士たちが長崎で飲んだコーヒーはダウェ・エグバーツ社のコーヒーである可能性が高く、もちろん、龍馬もそのコーヒーを飲んだと推測し、ダウェ・エグバーツ社のコーヒーを提供してくれているのです。

のんびり「龍馬カプチーノ」にゆったり大浴場!

写真:浦賀 太一郎

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龍馬だらけの南水ですが、もちろん宿としても、洗浄器付きトイレの完備、お土産処(もちろん龍馬グッズも)など、機能も充実。土佐和牛、カツオのたたき、皿鉢料理といった、土佐郷土料理もボリュームたっぷりで食べられます。

7階にはサンルーフ式で開放感のある大浴場を完備。数種類の中から好きなシャンプーを選べる「シャンプーバイキング」は、なかなか楽しいアイディアです。サウナもあるので、しっかりと日頃の疲れを癒すのにも最適ですよ。

周辺には坂本龍馬ゆかりの史跡が盛りだくさん

周辺には坂本龍馬ゆかりの史跡が盛りだくさん

写真:浦賀 太一郎

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南水の周辺には、坂本龍馬ゆかりの史跡が数多く存在し、宿でも観光情報を詳しく聞くことができます。南水の裏手、国道沿いには、「坂本龍馬先生誕生地」の碑が建立されています。

土佐藩24万石の郷士(下級武士)として生まれた龍馬は、上士(上級武士)から差別を受けて暮らしていました。「世に生を得るは事を為すにあり」という思いで窮屈な土佐を抜け出した龍馬は、やがて維新回天の中心人物に成長していきます。

周辺には坂本龍馬ゆかりの史跡が盛りだくさん

写真:浦賀 太一郎

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こちらは、全国で唯一人物名が局名となっている「龍馬郵便局」。窓口で手紙やはがきを出すと、龍馬の図柄の風景印を押印してくれます。また、郵便ポストにも龍馬のオブジェが置かれています。龍馬と地球と桂浜の波がデザインされたオブジェは、龍馬の偉大さを表現しているとのこと。

周辺には坂本龍馬ゆかりの史跡が盛りだくさん

写真:浦賀 太一郎

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周辺には他にも、「龍馬の生まれたまち記念館(写真)」、亀山社中の中心人物であった「近藤長次郎邸跡」や、実は裕福だった龍馬の財力を支えた坂本家の本家「才谷屋敷跡(推定)」、剣術の修練を積んだ「日根野道場跡(推定)」、龍馬が世界に目を向けるきっかけを作った「河田小龍塾跡」などなど、龍馬ファン垂涎の「ゆかりの地」巡りを存分に楽しむことができます。

龍馬!龍馬!龍馬!南水も高知も龍馬一色

龍馬空港、龍馬郵便局、龍馬パーキング、麦焼酎竜馬!高知の龍馬Loveはとどまるところを知りません。そんな高知でも唯一「龍馬の宿」の名を冠する南水。偉大なる先人・坂本龍馬にどっぷりと浸かることのできる「龍馬の宿 南水」。龍馬フリークにも、そうでない人にも、超おすすめです!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/01−2017/05/02 訪問

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