ドイツ屈指のリゾート地リューゲン島ビンツで五感を喜ばそう

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ドイツ屈指のリゾート地リューゲン島ビンツで五感を喜ばそう

ドイツ屈指のリゾート地リューゲン島ビンツで五感を喜ばそう

更新日:2017/05/12 09:29

岡本 真紀のプロフィール写真 岡本 真紀

ドイツ最北端にあるリューゲン島。ナチス時代に高級軍人のリゾート地として整備されて以来、現在ではドイツ屈指の高級リゾート地としてヨーロッパの人々も憧れる場所です。

中でもビンツ(Binz)は、バルト海に面する海岸線があるロケーションにホテルやショップが建ち並ぶ観光の中心拠点で、季節を問わず人で賑わっています。今回は、歴史的なドイツのリゾート地での代表的な観光スポットを紹介します。

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歴史ある海岸通り

歴史ある海岸通り

写真:岡本 真紀

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海岸線に沿って、一段高い石畳の散歩道、プロムナードが作られています。無駄な音は何もなく、道沿いのベンチで座っているだけで波の音が心地よく聞こえて、誰もが癒されるに違いありません。オープンカフェも沢山ありますので、暑い時にはドイツで有名なスパークリングワインのゼクトを、寒い時にはホットワインを味わいながら、海を眺めるのもおススメです。

また、どの季節でも音楽やスポーツ等のイベントが開催されています。プロムナード沿いの海岸に突き出たステージでのJAZZ、POPS等の生演奏を聴けるチャンスもあります。

歴史ある海岸通り

写真:岡本 真紀

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プロムナードから階段を降りると、すぐに砂浜の海岸です。バルト海の水はとっても冷たいですが、べたつくような塩分が少なく、海岸の砂も細かくてサラサラしています。決して穏やかな海ではありませんが、カモメの鳴き声と大きな波の音は、南国のリゾートとは全く違う景色です。

ビンツのビーチは海水浴で楽しむより、眼や耳で楽しむ海岸。白い砂浜に置かれた籠型のベンチ=シュトゥラントコルプ(Strandkorb)はドイツのビーチの風物詩。飲み物を片手に、このベンチでゆっくり海を眺めると、潮の香りとともに贅沢なひと時を過ごせます。

歴史ある海岸通り

写真:岡本 真紀

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ビンツの海岸から見る海は、東の方向に水平線があるので、早朝の朝焼けを見ることができます。日の出の時刻に海岸に行けば、自分だけの朝日も。

日本でも、なかなか見ることができない水平線から昇る朝日。北の海バルト海特有の少し冷たい風に当たりながら見ると、エネルギーをもらうことができます。

歴史的な建築の桟橋と海水浴様式ホテル

歴史的な建築の桟橋と海水浴様式ホテル

写真:岡本 真紀

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ビンツの海岸を象徴するのが、海岸から海に370m突き出した桟橋。1902年に初めて作られましたが、重なる災害により何度も修復されて、1994年に現在の状態として作られました。先端まで歩くことができ、海の上を歩く気分が味わえます。

歴史的な建築の桟橋と海水浴様式ホテル

写真:岡本 真紀

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歴史的リゾート地のビンツには、リゾート地となった当初からあるホテルやペンションの建築物が今も残されています。

プロムナード沿いに建っているホテルの中でも、最も古いものは、1885年に建造されたヴィラアルテナ(Villa Altena)です。パープルの外観は当時モダンな建物として人気であったと想像できます。現在は営業をしていませんが、散歩のついでに歴史的建物の外観を見ることができます。

歴史的な建築の桟橋と海水浴様式ホテル

写真:岡本 真紀

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ヴィラアルテナ(Villa Altena)の他のプロムナード沿いのホテルは、新しいホテルですが、昔の海水浴様式のデザインバルコニーや白、青、黄等のカラフルな建物ばかり。

また、このようなホテルに隣接するレストランも、昔も今も変わらず海が見える眺望を大事にした建物ばかりです。これらのレストランには、ドイツで珍しいシーフードの料理も沢山で、ドイツの肉料理と魚料理も食べることが出来るので、お得感満載ですよ。

水鳥が集う湖水や植物の公園

水鳥が集う湖水や植物の公園

写真:岡本 真紀

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ビンツの繁華街通りから南北に伸びる鉄道通りを300mほど南へ向かうと、癒しの公園=パークデアシン(Park der Sinn)があります。季節のテーマに沿った展示や、ヨーロピアンテラスと噴水、それに植物で作られた迷路。訪れる度に違う植物が見れます。海岸や湖畔とは雰囲気が異なる場所です。

この公園は、東海=オストゼー(Ostsee)の新しいプロジェクトに伴って作られた場所です。2003年に国際庭園見本市(IGA)に加盟しているので、国際的にも知られた庭園となっています。

水鳥が集う湖水や植物の公園

写真:岡本 真紀

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プロムナードから西側に入り、ビンツの繁華街通りを通って500mほど歩くと、湖の周りに噴水やベンチ、ウォーキングやサイクリングコースがある広い公園があります。

海岸からすぐ近くにも関わらず、風景が一変して、山間にいるような雰囲気です。湖の周りには葦が生い茂り、白鳥、鴨等水鳥も集まる長閑さが味わえます。1926年に作られ、それ以来クリスマス等のイベントも行われる場所となっています。

機関車ファンが集うリューゲン海岸鉄道ビンツ駅

機関車ファンが集うリューゲン海岸鉄道ビンツ駅

写真:岡本 真紀

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ビンツの中心地から約1.5Km西に、昔ながらの機関車が走るリューゲン鉄道のビンツLB駅(Binz LB)があります。リューゲン島内の鉄道で、ビンツを中心、北はラウテバッハ(Lautebach)から南はガーレン(Gahren)まで走行しています。ビンツから他の海岸や湖水地の方に路線が繋がっているので、この鉄道で好きなロケーションに一日観光に出かけることができます。

また、機関車が北ドイツで走るのは珍しいため、わざわざこの機関車に乗りにドイツの都市からやってくる人も多い。世代を超えて人気のある電車です。

機関車ファンが集うリューゲン海岸鉄道ビンツ駅

写真:岡本 真紀

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この駅舎は、インフォメーションセンターでもあり、観光客の質問にスタッフが対応してくれます。ツアーのパンフレットやお土産品が置いてあり、無料WiFiや無料のトイレが使えます。この駅舎前へは、ビンツバーン(Binz Bahn)という電気自動車が牽引する電車の停留所なので、ビンツ中心地からのアクセスは簡単です。観光客にとってはとても便利な場所です。

プラットホームのすぐ隣には、レストランも。昔の駅舎を利用しており、車掌さんの制服でホールスタッフが案内してくれます。勿論、ドイツ料理もあります。食事と機関車の見学もよし、機関車に乗る前の待ち時間でお茶するのもよし。線路の脇にテーブルを並べているので、すぐ近くで機関車が見れます。

魔法の森にある狩りの城ジャグドシュロッス(Jagdschloss)

魔法の森にある狩りの城ジャグドシュロッス(Jagdschloss)

写真:岡本 真紀

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リューゲン島で有名なお城と言えば、狩りの城ジャグドシュロッス(Jagdschloss)。この城へは、リューゲン鉄道ビンツ駅(BinzLB)からガーレン(Gahren)行に乗り、森で囲まれたジャグドシュロッス(Jagdschloss)駅で降ります。ジャグドシュロッス(Jagdschloss)へは、広い石畳の一本の坂道を約1Km登れば到着します。

この道の両脇は、一面針葉樹の森ですが、地面を見ると苔や多くの草花が一面に広がってあたかも妖精が出てくるような雰囲気。道の所々の立て看板に森にまつわる話が紹介されています。急な坂道ではありませんが、馬車道であったことから滑止めのゴツゴツした石が並べられているので、トレッキング用の靴で歩いてください。

春夏には一面の草花と木洩れ日、鳥の声や緑の香りという森林の中の不思議なパワーがもらえる場所。まさに「魔法の森」を目的地まで素敵なトレッキングができます。

魔法の森にある狩りの城ジャグドシュロッス(Jagdschloss)

写真:岡本 真紀

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この城は、ヴィルヘルム マルテ(Wilhelm MalteT)が、狩猟の時に滞在する城として、1846年に完成させました。彼は、リューゲン島のドイツ侯爵の家に生まれ、後にスウェーデンの政府議会の議長となった人物です。ドイツとスウェーデンで勉学に励んで、この地域の為に法の整備等に尽力を注いでいます。当時、この地域の統治は北方の戦争によって不安定であったにも関わらず、経済や地域の活性化に努めたことで有名です。

各部屋の見学が可能で、城主の肖像画や絵画のコレクションも展示しています。特に見応えがあるのが、狩猟したヘラジカの角。壁一面に掛けられているので、まさに狩りの城の雰囲気を味わえます。

魔法の森にある狩りの城ジャグドシュロッス(Jagdschloss)

写真:岡本 真紀

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この城は海抜145mに位置して、建物の高さは34mです。城の屋上へは、下から見ても上から見ても芸術的なデザインの螺旋階を上ります。細工された鉄板のステップと城の最上部から吊り下げられた鷹の彫刻は斬新で、ベルリンの当時近代建築家のデザイン。狩りの城らしい工夫がされています。

そして、屋外に出ると、360度のパノラマの絶景を見ることができます。リューゲン島の海岸線や湖水地域、そして魔法の森といったリュウーゲン島の自然が眼下に広がります。

ワンランク上の北のリゾート地

北のリゾート地ビンツに訪れるのは8割以上がドイツの人々で、他はオランダ、スウェーデン等の北部ヨーロッパ人々が大半です。海岸線で集う人々は海水浴の為ではなく、景色を味わう為にやって来ます。

だから、ゆっくり過ごす上品なリゾート地として、幅広い世代のヨーロピアンには大人気です。是非、ワンランク上のリゾートを試してみては如何でしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/01−2017/05/03 訪問

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