写真:鎌倉 万里子
地図を見る2017年春に開催された、花と緑の祭典「第33回全国都市緑化よこはまフェア」。一年で一番さわやかな季節を迎える横浜と、市内を彩る花々の組み合わせを一目見ようと、横浜みなとエリアの会場には連日多くの人が訪れました。その成果を継承、発展させ、花と緑にあふれる横浜を推進するためこの時期開催されているのが、「ガーデンネックレス横浜」。
花と緑にあふれ、一年で一番美しい「ガーデンネックレス横浜」を歴史あふれる日本大通りを中心にご紹介します。
<ガーデンネックレス横浜2018の基本情報>
みなとエリア
開催期間:2018年3月24日(土)〜6月3日(日)
会場:山下公園/港の見える丘公園/日本大通り/横浜公園/新港中央広場など
里山ガーデン
開催期間:2018年3月24日(土)〜5月6日(日)
会場:横浜市旭区上白根町1425-4(よこはま動物園ズーラシア隣接)
電話番号:050-5548-8686(ガーデンネックレス横浜2018運営事務局)
写真:鎌倉 万里子
地図を見る会場の一つ、「みなとエリア」はもっとも「横浜」を感じる事のできるエリア。スタートは横浜ベイスターズの本拠地、横浜スタジアムのある横浜公園。
写真:鎌倉 万里子
地図を見るチューリップの花々は例年、3月下旬から5月初旬まで見られる横浜公園の名物。
16万本もの色鮮やかな花畑が圧巻です。盛り上がりを見せる横浜ベイスターズファンのブルーのユニフォームと、カラフルなチューリップのコントラストは、この時期の横浜の風物詩です。
提供元:第33回全国都市緑化よこはまフェア実行委員会
地図を見る横浜ベイスターズをモチーフにした美しい「ベイスターズガーデン」も登場。1978年の完成から、市民と共に歩んできた横浜のシンボル、通称「ハマスタ」。記念すべき公式戦初戦は、横浜大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)と読売ジャイアンツだったそうですよ。
2020年の東京オリンピックでは、野球・ソフトボールの主会場となり、世界中から多くのお客様を迎える事となります。
<横浜スタジアム・基本情報>
住所:神奈川県中区横浜公園 横浜
アクセス:JR関内駅南口より徒歩2分 みなとみらい線「日本大通り駅」2番出入口より徒歩3分
写真:鎌倉 万里子
地図を見る横浜スタジアムを出てすぐ、神奈川県庁方面(海側)へ向かってまっすぐ広がっているのが「日本大通り」。県の木であるいちょうの若葉が通りを美しく彩ります。街路樹に石畳の風景はまるで外国の絵葉書のよう。
写真:鎌倉 万里子
地図を見る通り一帯が6つのカラーをテーマにしたガーデンとなり、緑と花々が町の雰囲気と見事に調和しています。ヨーロッパの庭園風景を思わせますね。美しい花々は多くの人の手によって日々丁寧に手入れされています。
写真:鎌倉 万里子
地図を見る周辺のカフェやレストランなどは重厚な石造りの建物。街路樹や花々に自然とマッチして、異国風な通りを演出しています。日本大通りは1870年にイギリス人建築家の設計により、日本初の西洋式街路としてほぼ完成しました。現在では国の登録記念物(名勝地関係)に登録されています。歴史ある開港の町横浜ならではの風景です。
写真:鎌倉 万里子
地図を見る休日には、多くの人が周辺で日本大通りのひとときを楽しんでいます。日差しの気持ちの良い日には、お洒落コンビニ「グーツ」で軽食を買って、そとのベンチやテーブルでのんびりしてはいかがですか。
写真:鎌倉 万里子
地図を見るパンを美味しくほう張りながら、町歩きができるのも日本大通りの魅力。
「グーツ」店内で焼いているパンは、とても美味。中でも人気のメロンパンホイップは、焼き立てのメロン皮に生クリームとカスタードの絶妙なクリーミーさが溶けあって、いつまでも食べていたい一品です。(パンメニューは日によって変わります。)
<グーツいちょう並木通り店・基本情報>
住所:神奈川県横浜市中区日本大通15 横浜朝日会館1F
電話番号:045-663-6230
アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」2番出入口より徒歩2分
写真:鎌倉 万里子
地図を見る2017年には5月初旬から約350品種・1,000株以上のバラを中心とした花々が、通り沿い全長約200mに渡って咲き誇りました。
日本大通りは、テレビや映画の撮影がよく行われています。散策中に、有名ドラマの撮影風景に出合うかもしれません。そんなわくわく感も楽しみのひとつ。
奥に見えるレストランは2016年の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」で食事をするシーンに登場していましたね。
<日本大通り・基本情報>
アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩1分・JR関内駅徒歩10分
写真:鎌倉 万里子
地図を見る日本大通りを過ぎてすぐの交差点の左側に、大きく姿を現す、和洋折衷の美しく重厚感のある建物が、「キングの塔」の愛称で親しまれている神奈川県庁本庁舎。神奈川県の行政機関が入居する建物です。新緑のイチョウの緑と茶色の重厚な庁舎が港の青い空に映えるこの風景を見ると、地元民「はまっ子」が「横浜」を感じる一番の瞬間です。日没から22時まで毎日行われているライトアップも必見ですよ。
写真:鎌倉 万里子
地図を見る塔屋の「キングの塔」は、横浜税関本関庁舎「クイーンの塔」、横浜開港記念会館「ジャックの塔」とともに「横浜三塔」の一つに数えられ親しまれています。また、1996年に登録有形文化財(建造物)に登録されました。
県庁前の通りにも凝った趣向の美しい花壇がありますので、県庁の美しい建物とのコラボを楽しんで歩くのがお勧めですよ。
<キングの塔・基本情報>
住所:横浜市中区日本大通1
アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」県庁口出口からすぐ
春から初夏のこの季節は、青い海を背景に花々が咲き乱れ、若葉が目にしみる、横浜が最も美しい季節です。けれども、古き良き開港の歴史を持つ横浜の本当の魅力は、テレビやガイドブックだけではなかなか分からない部分が、実は多いんです。
横浜に来たなら、まずはJR関内駅(横浜公園・横浜スタジアム)、みなとみらい線日本大通り駅を起点に、ぜひゆっくりと、歩いてみてください。名所の中華街をはじめとして、大さん橋、横浜赤レンガ倉庫、みなとみらい、山下公園、港の見える丘公園、外人墓地へ、すべてのアクセスが一番いい事に気づかれるはず。
ハマの潮風を受けながら、開港の歴史にふれていると、本当の横浜≠ェぐっと近づいて見えてきますよ。ぜひ、たくさんの驚きと感動を発見してくださいね!
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(2024/3/29更新)
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