パソコン仕事で疲れた眼にピッタリ!秩父「慈眼寺」

パソコン仕事で疲れた眼にピッタリ!秩父「慈眼寺」

更新日:2012/09/18 17:59

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
目の守り本尊として有名な「慈眼寺(じげんじ)」。秩父礼所巡りの13番目のお寺です。毎年、開かれる薬師堂の縁日には、“眼病が治る”という飴(ぶっかき飴)の屋台が並び、大変賑やかになります。また、本殿の横に置かれている「三回転すると全巻読んだことになる」という回転輪蔵も必見!

明治に再建された、重厚な雰囲気を醸し出す慈眼寺

明治に再建された、重厚な雰囲気を醸し出す慈眼寺

写真:安藤 美紀

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重厚な雰囲気を醸し出す慈眼寺の本殿。この本殿は、明治11年の秩父大火災の時に一度焼失しましたが、明治34年に再建されました。

本殿の正面の上にある彫刻は、龍や仙人が描かれていて、小さいながらも、堂々とした印象の建物になっています。

慈眼寺は市街地にありますが、路地裏から眺めた観音像は、まさに絵になる風景。全体的にコンパクトにまとまっているので、境内も歩きやすくなっていますよ(^o^)/

「目に霊験あらたか」なお寺

「目に霊験あらたか」なお寺

写真:安藤 美紀

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礼所巡りで証明書とも言える納経帳に朱印をもらう場所、納経所には、「目のお寺」と書かれていました。ここ慈眼寺は、眼病にご利益があるというお寺なので、分かりやすく「目」だけ赤字で書かれています。その名の通り、慈眼寺は「目に霊験あらたか」とされているお寺。

薬師縁日になると、ぶっかき飴という飴が人気になるそうですが、この飴を食べると目の病が治るのだそう。ちょっとユニークな名前の飴ですが、これは飴を作る時に、ナタでかき割ることからつけられたんです。

本殿の横にある薬師堂には、“め”と書かれた絵馬がたくさんありました!さすが「目のお寺」と言われているだけあります。

大火災を免れた建造物は、必見!

大火災を免れた建造物は、必見!

写真:安藤 美紀

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山門をくぐって右手にあるのが、大火災の被害を逃れた境内唯一の建物「経蔵」。13体のお坊さんの像が置かれていて、その下にあるのは秩父34箇所の観音霊場が描かれた、絵額。慈眼寺なら、一度に昔の絵額34ヶ所分すべて見ることが出来ます。

3回転で、大量のお経が読み終えたことに!?

3回転で、大量のお経が読み終えたことに!?

写真:安藤 美紀

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こちらは輪蔵という建造物。中には、大量のお経が入っていて、回転できるように赤い紐がついています。この輪蔵を回しながら礼拝をすれば、一切経すべてを読破したのと同じような徳が得られるといいます。


中を覗いてみましたが、下から積まれた大量のお経の数に圧倒!よく見てみると回転式だから必要な時に、探しているお経が取り出しやすそう。考えられて作られているんですね。


眼病でお悩みの方、先を見通す力を手に入れたい方は必見の「慈眼寺」。輪蔵が置かれている建物も、見応えがありますよ!

【慈眼寺(じげんじ)】
埼玉県秩父市東町26−7
0494-23-6813

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/04 訪問

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