写真:スノードロップ
地図を見る2017年4月3日から始まった、有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』。物語の最初の舞台は茨城県です。その『ひよっこ』のロケ地ですが、未だストーリーが展開中で、そのストーリー展開によっては再び撮影に利用する可能性も。また個人宅での撮影もありましたので、現段階では特定情報をお伝えすることができません。ただし一カ所、常陸太田市の「旧町屋変電所」は、土地勘のある方ならどなたが見てもわかる風景ですのでココでご紹介させていただきますね。
第3週『明日に向かって走れ!』の第15話。東京オリンピックの聖火リレーが茨城の中心部を走る日、有村架純さん演じる谷田部みね子たちは奥茨城の村でも独自に聖火リレーを開催します。その聖火リレーを村長さん含め皆で練習をする背景や、聖火リレー当日、佐久間由衣さん演じる助川時子がバトンを受け取る場所が「旧町屋変電所」なのです。
写真:スノードロップ
地図を見る国登録有形文化財でもある「旧町屋変電所」。明治42年(1909)、日立製作所の前身である久原鉱業所日立鉱山によって建設された、水力発電所の変電施設です。その後明治44年(1911)、「茨城の電気王」と呼ばれた前島平さんが設立した茨城電気(後の東京電力)が町屋発電所を買い取りました。
旧太田町などで初めて電灯が灯ったのは同年の11月28日。町屋の人々は「電気見たけりゃ町屋へ行け」と偉大な町のシンボルを誇ったと言われています。煉瓦造りで切妻屋根の建物と寄棟屋根の建物がつながった外観が特徴のこの変電施設は、町屋発電所から送られてきた電力をフランス製と見られる三相の碍子(がいし)から取り入れ、各地に送電していました。
昭和31年(1956)まで変電所として機能した後は地域の集会所として利用され、現在は地区の保存会によって周辺整備が進められています。
写真:スノードロップ
地図を見るNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の放送に合わせ、メインポスターのビジュアルをあしらったラッピングバスが水戸市内を中心に走っています(2017年9月末まで)。確実に見たい!乗りたい!人は、前日に茨城交通の営業所にいつどの路線を走るのか電話で確認しましょう。
ラッピングバスには、卵の殻を破ってでてくる「ひよこ」のイメージで白をベースに黄色のブラウスを着た有村架純さんのキービジュアルと、茨城限定の直筆メッセージが。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
写真:スノードロップ
地図を見るラッピングバスに限らず、NHK水戸放送局最寄りのバス停「南町三丁目」を通る路線バス(茨城交通)で、『ひよっこ』出演キャストが車内アナウンスを実施しています(上下線とも)。9月までの月替わりで、奥茨城村の皆さんが登場予定とのこと。
ちなみに4月は、みね子のお父ちゃん・実役の沢村一樹さんの声。「『ひよっこ』見でぐれでっかな?」と語りかけ、「水戸放送局へ行ぐには、ここで降りっどいいど〜。」と優しく教えてくれます。
5月は、ヒロインの母・美代子役の木村佳乃さんにバトンタッチ。「茨城県が舞台!連続テレビ小説『ひよっこ』見てっけ?谷田部みね子の母・美代子だよ。NHK水戸放送局へ行ぐには、ここで降りてね。」と物語の世界そのままにアナウンスしてくれますよ。
6月以降は誰が担当するのか?期待が高まりますね。
写真:スノードロップ
地図を見るJR水戸駅北口からバスに乗り「南町三丁目」で下車。NHK水戸放送局では、『ひよっこ』に関する情報パネルや出演者直筆メッセージなどを展示しています。
出演キャスト総勢18人の写真やサイン、直筆メッセージは壮観!撮影不可ですので、ぜひ現地に足を運んで見てください。みね子や時子、泉澤祐希さん演じる幼なじみの三男の等身大パネルもかわいいですよ。
写真:スノードロップ
地図を見る5月9日からは、入場自由・見学無料の「ひよっこパネル展」が県内各地で開催されます。番組の見どころ紹介パネル、出演者の等身大パネル・サイン色紙の展示、DVD上映などが予定されているそうです。詳しくは、下記関連MEMO欄の「NHK水戸放送局」をご覧ください。
『ひよっこ』の舞台は、茨城県北西部です。農作業やみね子たちの通学風景など、数多くのロケが茨城県内で行われました。また、昭和30〜40年代の衣食住、集団就職など当時の様子も丁寧に描かれています。開放感のある茨城ロケ地の魅力を、映像だけではなく、ぜひ現地でも味わってみてください!
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(2024/4/25更新)
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