日本で唯一の髪様!頭髪の悩みは嵐山「御髪神社」で祈願

| 京都府

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

日本で唯一の髪様!頭髪の悩みは嵐山「御髪神社」で祈願

日本で唯一の髪様!頭髪の悩みは嵐山「御髪神社」で祈願

更新日:2017/05/04 18:16

Masahiro Tokitoのプロフィール写真 Masahiro Tokito 旅好きブロガー

京都の観光名所として名高い「嵐山」。こちらには美しい竹林や迫力ある渡月橋があります。そして、そこにはひっそりととあるジャンルに特化した特別な神社があります。その名は「御髪神社」です。読んで字のごとく、日本全国でも珍しい「髪」に関する神社を今回はご紹介します。

御髪神社について

写真:Masahiro Tokito

地図を見る

こちら、御髪神社の御祭神は「藤原采女亮政之(ふじわらうねめのすけまさゆき)」です。かの有名な藤原鎌足の末孫だそうです。

亀山天皇の時代に京都御所の警備役だった父・晴基が宝刀の九王丸を紛失、責任をとって浪人となります。長男と次男は京にとどまり宝刀を探し、采女亮は探索のため諸国行脚の旅に出る父に同行します。

写真:Masahiro Tokito

地図を見る

文永5年(1268年)、晴基は宝刀の国外流出を防ぐため朝鮮半島に近い下関へ。宝刀を捜し続ける一方、髪結職で高い収入を上げていた新羅人に親子で技術を学び亀山八幡宮裏の中之町に武士らを相手にした髪結所を開きます。この店に床の間があり亀山天皇を祀る祭壇と藤原家の掛け軸があったことから「床屋」と呼ばれるようになりました。

その後、刀を見つけられないまま父は亡くなり、采女亮は鎌倉に移ります。采女亮の髪結いの技術が評価され、亡くなるまで幕府で重宝されました。そういった経緯もあり、日本における理美容業の祖と敬われています。ちなみに、昭和のはじめ頃まで全国の理美容業者は采女亮の命日である17日を毎月の休みとしていました。

本殿・拝殿

写真:Masahiro Tokito

地図を見る

御髪神社は、藤原采女亮政之公を祭神として祀っています。
『髪』すなわち『神』に通ずるものとして主神の政之公の御神像をご本尊として祀っています。現在ではメディアなどにも取り上げられるようにもなり、理・美容業界からだけでなく数多くの人々に崇敬されています。

社はシンプルな造りとなっています。しかし、この御髪神社ならではの「献髪」という参拝方法があります。社務所で神職の方に自分の髪のごく少量切っていただき、それを「御髪献納」と書かれた袋に納め、神前にお供えしてお参りします。

よその神社では見られない特殊な参拝方法です。境内には髪塚もあります。

御髪神社ならではの絵馬

写真:Masahiro Tokito

地図を見る

この神社の絵馬は「髪」に合わせて絵馬の形は櫛の形になっています。この形も非常に珍しいですし、シャレも効いています。

そして、何よりも絵馬に書かれている内容も切実なものが多いです。先にも触れたように理容・美容業界から熱く信仰されていることもあり、美容師さんや理容師さんからのこれからの飛躍を祈願する内容のものも多いです。しかし、それ以上に頭髪に悩みのある方々の祈願内容も多いです。

昨今ではテレビ、インターネットでも話題となり、twitterやinstagramでも数多く見受けられるようにもなりました。また、芸能人の参拝も話題の火種ともなっているようです。境内ではお笑い芸人の絵馬が一番目立つところにかけてあります。

おわりに

「髪」に関しての悩み事があるという方、近々京都の嵐山を観光しようとしてる方、理容師さん・美容師さんはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。「餅は餅屋」とも言いますし、髪の悩みは髪専門の神様にお願いするのが一番ではないかと私は思います。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/06 訪問

- PR -

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

事業拡大のため、デザイナー、システムエンジニア募集中!国内最大級の旅行サイトを一緒に作りませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ