街の真ん中に飛行機が不時着したかのような出で立ちのこのレストランは、ガーナの首都アクラにある大型ショッピングモール「マリーナ・モール」の目の前にあります。本物の飛行機みたいなレストランですが、それもそのはず。このラ・タンテ・ディーシーテン・レストランは、2005年まで実際に使用されていた飛行機を改装したものなのです。
近寄って見ると大迫力の大きさです。なかなか飛行機をゆっくり近くで見る機会はないので、外観を見て回るだけでも楽しむことができます。機体には大きくLa Tante DC 10 Restaurant(ラ・タンテ・ディーシーテン・レストラン)と書かれています。以前は機体が緑色に塗られていましたが、現在は現役の飛行機さながらの白い機体になっています。
飛行機レストランの入り口はもちろんタラップ。とてもこれから食事をしに行くとは思えませんよね。レストランに来ただけなのに旅心がくすぐられて、ワクワクすること間違いなしです。
飛行機の内部は立派なテーブルと椅子が並び、一見普通のレストランのようにも見えます。外観とのギャップに驚きです!しかし、窓側の座席シートや頭上の荷物入れ、小さな四角い窓などを目にすると、ここは紛れもなく「機内」であることを思い出します。
ちなみにトイレは、飛行機のトイレスペースをそのまま利用しているので手狭ですが、しっかりとした洋式トイレが設置されています。
ご安心ください。飛行機レストランですが、トレーに乗ったいわゆる「機内食」が出てくるわけではありません。できたてのガーナ料理を味わうことができます。
ガーナでよく食べられている「フライドヤム(写真)」はヤム芋のフライドポテトです。揚げたてホクホクのフライドヤムを、現地で「ぺぺ」と呼ばれている唐辛子が大量に入ったパームオイルにつけていただきます。とても辛いので、辛いのが苦手な人は塩やケチャップをかけて食べるのがオススメです。
こちらはクスクスと揚げ魚のプレートです。クスクスには玉ねぎや人参などの野菜が入っていて、塩味のやさしい味付け。揚げ魚にはグリーンのソースをつけて食べますが、ソースの正体は青唐辛子のペーストです。火を吹く辛さなので要注意!ガーナ料理は、唐辛子オイルをベースとした辛い料理が多いので、辛いもの好きの方はぜひ挑戦してみてくださいね。
ラ・タンテ・ディーシーテン・レストランでは、ガーナ料理の他にもチャーハンやスパゲッティーといったインターナショナルメニューもあるので、辛いのが苦手な方でも安心です。
一風変わったガーナの飛行機レストラン「ラ・タンテ・ディーシーテン・レストラン」は、外観から訪れる人を楽しませてくれます。また、ガーナ料理に挑戦してみたいけれど、まだ現地の方が行くような食堂に行く勇気はない・・・というような方でも、気軽にガーナ料理に挑戦することができる場所でもあります。
飛行機好きな方、旅好きな方、飛ぶ飛行機は苦手だけど地に足つけてガーナ料理に挑戦したい方、ぜひLa Tante DC 10 Restaurant(ラ・タンテ・ディーシーテン・レストラン)へ足を運んでみてくださいね。
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(2024/4/26更新)
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