1998年にスタートした「はこだてクリスマスファンタジー」は2015年で17年目を迎え、函館の冬の一大イベントとしてすっかり定番になりました。20メートルを超える巨大なモミの木が、函館の人気スポットである、赤レンガ倉庫群前の函館湾に浮かぶという、何ともロマンチックな演出で、函館の街をより一層明るくそして美しく灯してくれます。
日本ではなかなか見ることのできない大きなもみの木。実は函館の姉妹都市である「カナダ・ハリファックス市」より約18,000kmの距離を渡り、毎年贈られるもみの木なのです。「幸せを呼ぶもみの木」としてハリファックス市をはじめ、世界中でその名が知られているほど有名!カナダからの「贈り物」は姉妹都市としての友好の象徴でもあるのです。
写真:根岸 早都子
地図を見るクリスマスファンタジーの魅力はツリーだけではありません!ベイエリア、金山倉庫群はクリスマス一色。道沿いにはいくつもの小さなツリーが並び、お店もライトアップされ一層ロマンチックなムードに包まれます。色とりどりのデコレーションの中、特に目を引くのが赤レンガをよじ上っているサンタ達。大きな袋を背負って、まるで煙突を探しているかのような姿に道行く人も思わずニッコリ。
たくさんのキュートな装飾は見ているだけでワクワクとした気分になり、ツリーをより一層美しく見せてくれます。街全体でクリスマスを盛り上げ、どこをとっても絵になる金森倉庫群は散策するだけでも楽しめること間違いなしです!
写真:根岸 早都子
地図を見るツリーの前には毎年、「モミの木妖精の教会」がお目見えします。とても小さく可愛らしい教会ですが、クリスマスイブにはカップルで行列ができるほど!キラキラとライトアップされた教会の気になる中は・・・天使がいる小さな祭壇や、二人で手を置けるもみの木の幹があり、「幸せの鐘」なるものも用意されています。一緒に鐘を鳴らし、幸せを呼ぶもみの木に手を置き、ツリーを見ながら永遠の愛を誓い合う。そんなロマンチックなひと時を大切な人とお過ごし下さい。
教会のすぐ隣には、ライトアップされたベンチも用意されており、ツリーをバックに記念撮影もできます。
写真:根岸 早都子
地図を見るツリーがある会場までの道のりも魅力がいっぱいです。函館を代表する観光スポットだけに、通り過ぎるだけでは勿体ない!ベイエリア〜金森倉庫群にはたくさんのお店があり、ちょっとしたショッピングモールは見ごたえ十分です。お土産から雑貨や衣料品、レストランまでと何でも揃っているので、散策しながら休憩するもよし、ショッピングするもよし、冬の風で体が冷えたらすぐに入れるのも嬉しいですね。
散策しながら、石畳の先に望むツリーもまた一味違った魅力や趣きがあり大変美しいです。
写真:根岸 早都子
地図を見る函館の冬を彩るクリスマスツリーは様々な姿を見せてくれるのが魅力です。港町ならではの倉庫群に映える姿、坂の上から望む姿など。遠くから見れば街の風景に溶け込み、近くから見ると圧倒的な存在感を見せるクリスマスツリーはイベントのシンボルとして様々な魅力を放っています。
イルミネーションの光は、緑や赤のクリスマスカラーや白や青の冬を思わせるカラーなど、変化していく姿に、思わずずっと見ていたくなるような演出です。
そんな装飾とともに輝きを放つツリーですが、キラキラと海に反射する光景はとても幻想的!海に浮かんでいるツリーだからこそ、味わえる光景に感動です。
毎年イベント開始日(2015年は11月28日)には、オープニングセレモニーが行われ、毎週末には様々なイベントが、更に23・24・25日にはクリスマスの特別なセレモニーでツリーを見ながら盛り上がることができます。イベント開催中には、毎日花火が打ちあがり、クリスマスツリーとの華やかな共演が見物です。
※イベントの詳細につきましては、MEMOの公式HPよりご確認頂けます。
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(2024/4/25更新)
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