かまたまうどん発祥の店・香川県綾川町「山越うどん」へ電車と徒歩で行ってみよう。

かまたまうどん発祥の店・香川県綾川町「山越うどん」へ電車と徒歩で行ってみよう。

更新日:2013/12/16 16:06

しもちんのプロフィール写真 しもちん
今ではうどん店の定番メニューでもある「かまたま」。その発祥の地と呼ばれている讃岐うどんの有名店「山越うどん」。うどん県へ行ったのならば一度は訪れてみたいお店です。

しかし、いざ調べてみると近くに駅が見当たらない。お店のホームページのアクセス欄にも「お車でお越しの場合」としか案内がない。そんなお店へ電車と徒歩で行ってみませんか。

高松からは「ことでん」で。

高松からは「ことでん」で。

写真:しもちん

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まずは高松市中心部から行く場合、高松築港駅や瓦町駅から「ことでん」に乗り滝宮駅へ向かいます。市内からは40分程度。

讃岐うどん店の食べ歩きをしようと考えている場合には、JR四国と共同で販売されている「ことでん・JRくるり〜んきっぷ」が便利。1日1900円で指定された区間が乗り放題、JR部分では追加で特急料金を支払えば特急にも乗車できる優れもの。事前に購入しておくのがオススメです。

ちなみにこの「ことでん」、以前は京急電鉄で使用されていた車両が使われています。シートの色も同じブルーの車両が残っているので、車内に入ると「かがわ」にいるのか「かながわ」にいるのかわからなくなる瞬間があります。

滝宮駅にて下車。

滝宮駅にて下車。

写真:しもちん

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「山越うどん」の最寄りとなる滝宮駅で下車すると、昭和の雰囲気満載の駅舎が出迎えてくれます。

ここから山越うどん店まで約2.5キロ。駅前の県道を渡り、歩道橋のある交差点から裏道へ入り、小さな丘になっている小道を進んで行きます。

距離があるため大きな荷物を持っての移動は難しいので、事前に宿泊していたホテルや最寄り駅のコインロッカーに預けておいた方がよいでしょう。

預ける場所がない場合、ことでんの有人駅では荷物1つにつき1日200円で預かるサービスもしているとのこと。窓口の営業時間などのからみもあるので、利用する場合は事前に駅員さんに確認しておきましょう。

のどかな景色が続く道。

のどかな景色が続く道。

写真:しもちん

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滝宮駅から「山越うどん」までは徒歩で35〜40分程度。途中で何度か曲がる場所があるので、ルートを間違えないように事前にしっかり調べておきましょう。

目印になるような建物はほとんどなく、ため池と畑と民家が点々としている同じような景色が続くので、道に迷うと大変です。

山越うどんの周囲は何もないエリアですが、急に人と車が多くなってくるので店が近くなってきたことがわかります。店の周囲に合計200台収容可能な駐車場があるのも驚きです。

駐車場の看板に店の場所も書いてあるので、駐車場が見つかれば店はもうすぐです。

店の前にある大きなメニューで。

店の前にある大きなメニューで。

写真:しもちん

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お店の入口に大きなメニュー看板があるので事前に注文する商品を決めておきましょう。

店内で注文を取ってくれるおばちゃまがいるのですが、この方がスゴイ!行列が出来ていても7〜8人先の分までオーダーを聞き、どんどん注文をさばいていきます。

そして驚くのはこのお値段!良心的な価格にびっくりしてしまいます。

発祥の地でいただく「かまたま」。

発祥の地でいただく「かまたま」。

写真:しもちん

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うどんを受け取り天ぷらを選んで、レジを通過すると食事場所であるお庭が広がっています。基本的にベンチで腰掛けて食べるスタイル。

かまたま用のだし汁をかけて良く混ぜていただきます。うどんは太めでモッチモチ。何もない場所に、これだけの人が集まるのが納得のお味です。

「かまたま」発祥の経緯については、その昔、常連のお客様がマイどんぶりを持ってお店にうどんを買いに来ていた頃、あらかじめ器に割った卵を入れた状態で店に来て、そこに麺を入れてもらい食べていたのが始まりとのこと。シンプルなメニューですが、最初に始めた方の発想力は凄いですよね。

最後に。

讃岐うどんの有名店には、駅から遠く車でなければ行けない場所が多いですが、山越うどん程度の距離ならば、ハイキング気分で歩いて行くのもよいのではないでしょうか。

そもそも「食べ歩き」というぐらいですから、お店までたっぷり歩いてお腹を空かせ、本場のおうどんをより一層おいしくいただいてみましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/06−2013/12/07 訪問

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