鎌倉の象徴「鶴岡八幡宮」基本の見どころ、参拝方法は?

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鎌倉の象徴「鶴岡八幡宮」基本の見どころ、参拝方法は?

鎌倉の象徴「鶴岡八幡宮」基本の見どころ、参拝方法は?

更新日:2017/05/09 14:39

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター

鶴岡八幡宮は古都鎌倉の中心に鎮座する、源氏ゆかりの八幡宮。山を背に建つ朱の社殿は美しく、その堂々としたたたずまいはまさに鎌倉の中心であることを感じさせます。
鎌倉へ行くならぜひ訪れたい鶴岡八幡宮、ここでは基本の「見どころ」をご紹介。モデルコースを含む参拝方法についてもご案内しますので、はじめて訪れる方はぜひ参考にしてみてください。

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参道は由比ヶ浜から始まる。二ノ鳥居からは「段葛」

参道は由比ヶ浜から始まる。二ノ鳥居からは「段葛」

写真:下川 尚子

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古都・鎌倉の中心部に位置する鶴岡八幡宮。その歴史は康平6年(1063年)、源頼義が源氏の守り神として由比郷鶴岡(現在の材木座)に京都の石清水八幡宮を勧請したことから始まります。後に源頼朝が現在の地へ遷し、鶴岡若宮と称したのが現在の鶴岡八幡宮。鎌倉幕府から篤く信仰された鶴岡八幡宮は、広く武門の神、勝利の神として崇敬を集めることとなったのです。

そんな歴史的背景はもちろんのこと、鎌倉の街を貫く参道、大臣山を背に負って堂々とたたずむ姿は、古くから「鎌倉の象徴」であったことを感じさせます。

鶴岡八幡宮の参道であり、鎌倉の目抜き通りでもある「若宮大路」の始まりは由比ヶ浜の「一ノ鳥居」から。中央が正式な参道となっており、二ノ鳥居から三ノ鳥居までは一段高くなった「段葛」と呼ばれる道となっています。

鎌倉駅からは徒歩5分ほどで二ノ鳥居に着きますが、お時間があれば由比ヶ浜から歩いてみるのもおすすめ。由比ヶ浜から鶴岡八幡宮までは約2kmほどです。

参道は由比ヶ浜から始まる。二ノ鳥居からは「段葛」

写真:下川 尚子

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三ノ鳥居が境内の入口。入ってすぐに目に入るのが「源氏池」と「平家池」そしてそこに架けられた「太鼓橋」。造営当時は朱に塗られた「赤橋」と呼ばれる橋だったそうですが、現在は渡ることができません。両側どちらかの橋を渡って参道を進みます。

鶴岡八幡宮の敷地は広大。中央の参道を進み、まずは手水舎にて手を清めてから参拝へ向かいましょう。

見えてくるのは舞殿、若宮。石段の上には本宮

見えてくるのは舞殿、若宮。石段の上には本宮

写真:下川 尚子

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鶴岡八幡宮は、大臣山の中腹に位置する本宮(上宮)と大石段の下に位置する若宮(下宮)があり、上下両宮の形態をとっています。建久2年(1191年)、火災により社殿が焼失し、それを機に現在の姿に整えられました。

参道をまっすぐ歩くと、見えてくるのが写真手前の舞殿(下拝殿)。こちらは源義経の愛妾であった静御前が義経を想う舞を納めたとされる廻廊跡に建っており、現在も「鎌倉まつり」ではそれにちなんだ「静の舞」が行われます。

舞殿の向こう側には大石段があり、石段の右脇にあるのが若宮です。鶴岡八幡宮は両宮ともに流権現造。朱塗りに極彩色の装飾が山の緑に映え、非常に美しいものです。また、若宮の近くには祈祷受付があり、御朱印を希望される方はそちらで受けることができます。

見えてくるのは舞殿、若宮。石段の上には本宮

写真:下川 尚子

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舞殿の向こう側、大石段を上った先にあるのが本宮の楼門。扁額に記された八幡宮の「八」は鳩の向き合う形を表しています。これは八幡神の使いが鳩であることにちなんだもの。

本宮は本殿、幣殿、拝殿が縦に並んだ形式。文政11年(1828年)に江戸幕府によって造られたもので、漆の朱に極彩色の彫刻が華麗な印象です。お詣りは楼門内に進み、二礼二拍手一礼で行いましょう。

見えてくるのは舞殿、若宮。石段の上には本宮

写真:下川 尚子

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鶴岡八幡宮をこの地へ遷した源頼朝は、平安京を手本として町づくりを行ったそうです。その際に内裏として想定されたのが鶴岡八幡宮であり、朱雀大路になぞらえて建設されたのが若宮大路。

お詣りをしたら、楼門を出て景色を眺めてみましょう。段葛から由比ヶ浜までまっすぐに続く道は美しく、鶴岡八幡宮が鎌倉の中心であることが実感できます。

鶴岡八幡宮の境内の見どころ・末社を巡る

鶴岡八幡宮の境内の見どころ・末社を巡る

写真:下川 尚子

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本殿へお詣りを済ませたら、見どころや史跡がたくさんある境内を少しお散歩しましょう。

大石段を下りた場所には、ご神木として長く親しまれ、鶴岡八幡宮の歴史を見つめてきた大銀杏の跡があります。樹齢1000年といわれた大樹でしたが、平成22年(2010年)に強風のため倒伏。

現在は倒伏したあとや親木から芽生えたひこばえが育てられており、親木とともに「親子銀杏」として、大切にお祀りされています。

鶴岡八幡宮の境内の見どころ・末社を巡る

写真:下川 尚子

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鶴岡八幡宮は全部で8つの摂社・末社を持ち、そのうち7つが境内にあります(唯一の境外社が由比若宮)。お時間のある方は境内社も巡ってみましょう。

こちらは、境内にある末社の白旗神社。源頼朝公と実朝公をお祀りしており、源氏の家紋である笹竜胆が配されています。

鶴岡八幡宮の境内の見どころ・末社を巡る

写真:下川 尚子

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白旗神社の近くには、鶴岡八幡宮の元宮である由比若宮の遥拝所があります。隣には「鶴亀石」があり、水で洗えば鶴と亀のような輝きを出す、めでたい石とされています。

このように、境内を散策していると様々な見どころに出会うのが鶴岡八幡宮。じっくりと時間をとって巡るのもまた、貴重な時間となるでしょう。

鶴岡八幡宮の四季の見どころ、年中行事は?

鶴岡八幡宮の四季の見どころ、年中行事は?

写真:下川 尚子

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基本の見どころ以外にも、季節ごとの見どころや年中行事を知っておけば、より深く鶴岡八幡宮を感じられます。

春は桜、夏は蓮、秋は紅葉など、広い境内では四季の彩りが楽しめます。源氏池のほとりにある神苑ぼたん庭園があり、1〜2月と4〜5月ごろの年二回ぼたんの花が見頃を迎え、多くの参拝客で賑わいます。

年中行事では、鎌倉まつりに合わせて行われる「源頼朝公墓前祭」なども有名ですが、最大の祭事は9月14日〜16日に3日かけて行われる例大祭。最終日に行われる流鏑馬神事は武門にまつわる鶴岡八幡宮ならではの勇壮な神事です。

参拝後のランチやお土産探しは「小町通り」で

参拝後のランチやお土産探しは「小町通り」で

写真:下川 尚子

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参拝後にオススメしたいのが、小町通りのそぞろ歩き。参道のある若宮大路と並行に走る商店街で、しらす丼や和スイーツなど、鎌倉グルメが盛りだくさん。ランチにもお土産探しにも便利です。食べ歩きグルメも充実しており、歩くだけでも楽しいですよ。

また、お土産としては昔から鎌倉の名物として親しまれている「鳩サブレ―」もおすすめ。若宮大路には販売元「豊島屋」の本店があり、本店ならではの珍しい雑貨などもあります。

鶴岡八幡宮は早朝の参拝がおすすめ

最後に、鶴岡八幡宮を巡る際のモデルコースをご紹介します。

まず、鶴岡八幡宮の参拝時間は 6:00〜20:30、朝早くから夜まで可能です。そのなかでも一番のおすすめは早朝。朝の凛とした空気の中、すがすがしい気持ちで歩ける時間がやはり最もおすすめです。※初詣の期間(大晦日及び正月三が日)は24時間参拝可能

モデルコースとしては、午前中のうちに鶴岡八幡宮に参拝し、境内の見どころを巡った後、小町通りや若宮大路で食べ歩きやランチを。そしてお昼からは周辺の寺社巡りへ出かけたり、長谷や北鎌倉などへ回るのも良いでしょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/16 訪問

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