「国営越後丘陵公園」には4月下旬になると、春を讃えるようにチューリップが咲き誇ります。キュートでカラフルな光景を目玉とし、毎年4月中旬〜5月上旬にかけて開催されているのが「チューリップまつり」。見頃を迎えた園内には色鮮やかなたくさんのチューリップに出逢うことができます。
エントランスから伸びる「花のプロムナード」を彩るチューリップは、まるで訪れる人をエスコートするかのよう。メイン会場となる約3000平方メートルの「花の丘」は、赤、白、黄色にピンク色など146品種22万本が咲きます。カラフルな丘と青空がコラボレーションした光景は、幸せな気持ちになれること間違いなしですよ。
「緑の千畳敷」というエリアの大ケヤキ前には「チューリップまつり」期間中の、さらなる日付限定で展示される「花絵プロジェクト」が登場。地元のチューリップ畑で積んだ花を、ひとつひとつ手仕事で型に色わけすることでつくられる花絵です。過去に製作されたデザインは、復興の象徴「フェニックス」や日蘭友好の「ミッフィー」、「キティちゃん」など。他、クラフトや土日に合わせた各種イベントがまつり期間に企画されます。
「チューリップまつり」で特に女の子連れや女性におすすめなのが、オランダ衣装の試着です。「花と緑の館」の中にはオランダ衣装を無料レンタルできるミニブースがあり、予約不要でとっても手軽。子どもだけでなく大人用もあるので、母娘で着てもOK。大人女子同士からカップルの彼女まで、みんなで「オランダ娘」になりきっちゃいましょう!デザインもサイズも在庫があれば自由に身につけることができますよ。
衣装は半袖なので、外に出るには肌寒い日もあるはず。私服の長袖がカラフル過ぎるとせっかくの衣装を邪魔してしまうので、洋服選びは半袖から自前の長袖が出る完成図を頭に入れておくと着こなし上手になれるかもしれません。
私服の長袖を選ぶ無難な色は白やベージュで、腕まくりしやすい素材でアレンジするのも賢い方法。気温が低めの日ならお洋服はスパッツ&チュニックスタイルで来園すると、そのまま上から衣装を着られてスムーズです。靴はブーツや皮テイストのバレエシューズなど、マッチしそうなものが良いですが、園内にはアクティブに動ける施設や遊具もたくさんあるので遊びやすさも考慮して選びましょう。
オランダ衣装を身にまとったら、チューリップ畑にお出かけしてみましょう。色とりどりのチューリップに包まれる雰囲気は、まるでメルヘンの世界。当然、カメラは必需品です!
抑えておきたいマストショットは「チューリップ畑の中のソロ」。贅沢なほどのチューリップを背景ににたった一人オランダ衣装で映る写真は、想い出に残るワンショットです。チューリップ畑は丘になっているので、多少人が多くても傾斜を利用すれば他の観光客が映り込むことなくシャッターを切ることができるはずですよ。
畑の中は遊歩道が確保され歩けるようになっているので、お散歩しながらチューリップと戯れる姿をキャッチしても楽しい写真が撮れます。チューリップを指でつついたり、香りを確かめている姿やキスをする構図、あえての後ろ姿など、いろいろなアングルで撮影してみてくださいね。
オランダ衣装とチューリップ以外にも見所いっぱいの「国営越後丘陵公園」。小さい子連れなら26種類の木製遊具やふわふわドーム、水遊び遊具や芝ソリゲレンデなど一日中遊べます。カップルやお友達同士でも、一緒に乗れる変形自転車や音楽噴水にバーベキューなど、素敵な時間を過ごせますよ。
参考までに2017年の「チューリップまつり」開催日程は4月15日(土)〜5月7日(日)で、「花絵プロジェクト」の登場は4月30日〜5月1日の期間。なお「国営越後丘陵公園」には年に数回、入園料無料の日があるのですが、2017年の「チューリップまつり」期間中にも全員無料入園日と、こども無料入園日があるのでチェックしてみてくださいね。
※無料入園日でも駐車場は有料
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