女子にもおすすめ!大阪の超ディープ観光スポット「裏難波」

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女子にもおすすめ!大阪の超ディープ観光スポット「裏難波」

女子にもおすすめ!大阪の超ディープ観光スポット「裏難波」

更新日:2017/04/20 10:31

澤 慎一のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 澤 慎一 放送局ディレクター

いかがわしいネオン。「ご休憩」と書かれたヘンなホテル。うつむきがちに歩くカップル。裏スポットといえば、猥雑なイメージがありますが、それほどでもないのが大阪・難波の裏側にある「裏なんば」。外国人観光客が押し寄せる「難波」「道頓堀」に対し、安くてうまい店がひしめく、大阪で超穴場のディープ観光スポットです。若い店主が盛り上げる店は個性的で楽しく、女性の方にもおすすめ。「裏なんば」を歩いてみませんか?

「裏難波」とは何ぞや? 初級編〜食品サンプルづくりもできる!「千日前道具屋筋商店街」

写真:澤 慎一

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大阪の繁華街と言えば、「キタ」(JR大阪駅、梅田周辺)と、「ミナミ」(難波、心斎橋周辺)の2大エリアが有名です。“裏なんば”というのは、ミナミの中でも、難波の裏側に当たるエリアのこと。具体的には南海電車「なんば駅」の東側、日本橋界隈のことですが、大阪人がなんとなくそう言っているだけで、はっきりとした境界線はありません。

では、「裏なんば」へとご案内しましょう。まずは初級編から。お笑いのメッカ、ヨシモト芸人が集う「なんばグランド花月」の南側に伸びるアーケード商店街が「千日前道具屋筋商店街」。プロの料理人さんたちが使う道具などを販売している専門店街です。昨今は外国人観光客も多く訪れ、写真のような食品サンプル制作が体験できる店がたくさん。

「裏なんば」上級編〜昭和レトロな屋台街「虎目横丁」

写真:澤 慎一

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さきほどの「千日前道具屋筋商店街」から一歩奥へ入り込むと、そこは複雑に入り込んだ路地裏。焼き鳥、お寿司、バル形式の店など、安くてうまい店がひしめき、立ち飲み屋やオシャレなイタリアンなど実にユニークな街並み。ここに踏み込めば、「中級」を越えて、すでに「裏なんば」の上級者。

その中でもおすすめは、写真の「虎目横丁」。写真下に小さな看板が見えますが、「営業中」ではなく、「開運中」。店先の赤い鳥居をくぐると、約10店舗が軒を連ね、どこか懐かしい昭和レトロの屋台街。焼き鳥の店に行っても、好み焼きやパスタを頼んだり、ホルモンを食べながら寿司を注文したり、大阪名店の味を一度に楽しむことができます。

店に入ると、くじを引き(鳥居をくぐったので)、当たりが出ればドリンク一杯のサービスも。気さくな店主が多く、ハシゴ酒も楽しめるので、東京からひとりで大阪観光に訪れた女性の方もみんなで歓迎してもらえますよ(たぶん)。

裏なんば随一の超ディープ観光スポット「味園ビル」

写真:澤 慎一

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「裏なんば」で随一の超ディープ観光スポットが「味園(みその)ビル」(レジャーシティ味園ビル)。さきほどの「虎目横丁」の隣に建つ古い建物が「味園ビル」です。

昭和レトロを通り越して、不気味な廃墟感が漂う「味園ビル」。スロープ階段で2階に上がると、そこはスナック街。壁に破れかけたポスターが貼られていますが、この古びた建物は、映画「味園ユニバース」(2015年公開 山下敦弘監督、出演・渋谷すばる、二階堂ふみ)の舞台となった場所です。

写真:澤 慎一

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「味園ビル」の2階はスナック街。裏なんばのシンボル「虎目横丁」とも一線を画した独自の味わい。小さいながらもライブハウスがあり、東京・歌舞伎町の新宿ゴールデン街と並ぶ、日本の超ディープスポットとなっています。

写真:澤 慎一

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「味園ビル」は1956年に建てられ、1980年代のバブル経済期に改装。モダンで高級感あふれるインテリアは、ミナミ・千日前の歓楽街を代表するレジャースポットでした。写真は3〜4階に入っているは「ホテル味園」ですが、今でもバブリーなたたずまいを見ることができます。

見切り品選びも楽しい!「黒門市場」の裏の歩き方

写真:澤 慎一

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「味園ビル」からほど近い場所にあるのが、大阪・日本橋の「黒門市場」。約180店舗が集まるアーケード商店街です。

写真:澤 慎一

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「黒門市場」の楽しみ方は、食べ歩き。大粒の牡蠣、ホタテ貝、イカ、カニ、マグロ、ウニ、和菓子、スイーツの食べ歩きなどが楽しめることができ、アジア系の外国人観光客に人気があります。

写真:澤 慎一

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「黒門市場」の裏の歩き方をご紹介すると、平日の夕方(午後5時過ぎ)になると、豪華な寿司や和牛が半額になることも。「黒門市場」にはイートインスペースが設けられているので、大阪の超ディープ観光スポット「裏難波」の散策を楽しみながら、絶品グルメを格安で味わってみてはいかがでしょうか?

大正ロマン!昭和の懐かしい香り!道頓堀の裏側「浮世小路」

写真:澤 慎一

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最後のご紹介は、大正ロマンあふれ、昭和の懐かしい香りが漂う路地「浮世小路」。グリコネオンの看板や、動く巨大なカニの看板で知られる道頓堀筋に、ひっそりたたずむ路地です。法善寺への抜け道となる路地裏で、ここは異世界へと続く「裏なんば」。

写真:澤 慎一

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「浮世小路」には、江戸時代から昭和初期までの大阪の街並みを再現したディスプレイが飾られ、お化け屋敷のような不気味さ。賑やかな難波のど真ん中に、こんなひっそりした世界があるのかと驚かされます。

写真:澤 慎一

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「浮世小路」には、小さな神社がまつられています。「一寸法師大明神」と呼ばれる神社。日本昔話の「一寸法師」は、住吉大社からお椀の船で出発し、京都へと向かいますが、京に向かって出発した難波の浦は、実は現在の道頓堀川とも言われています。「一寸法師大明神」の前には、紐に結ばれたおみくじでいっぱい。女性の方にもぜひおすすめの「裏なんば」です。

おわりに

「裏なんば」でご紹介した昭和レトロの建物「味園ビル」。最盛期には、「明日の活力のためにサウナに入り、宴会し、カラオケスナック街で歌い、ディスコで踊り、終電車に遅れたら仮眠1000円でOK!美人マッサージ&ラウンジでお楽しみ!」というローカルなCMで人気に火が付き、大阪の総合レジャーランドとして賑わいました。

やがてキャバレーからキャバクラへと時代が移り変わり、娯楽が多様化し、「味園ビル」は廃墟のような変わり果てた姿になりました。「裏なんば」でも超ディープスポットの「味園ビル」。黒門市場へ寄る途中で、レトロな建物を見上げてみてはいかがでしょうか?

なお、大阪なんばの表通り「道頓堀筋」の見どころについては、「味園」「浮世小路」とともに関連MEMOに貼り付けていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/04 訪問

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