写真:Benisei Rinka
地図を見る埼玉県さいたま市にある「鉄道博物館」は、車両展示の他に、実際のD51運転台部分を使用した蒸気機関車の運転操作がわかる「D51シュミレータ」や「運転士体験教室」「ミニ運転列車」など、見るだけでなく体験できる博物館です。そんな鉄道博物館に2017年4月27日、子供の遊び場&カフェ「キッズプラザ」と、楽しく鉄道を学べる「科学ステーション」がオープン!
まずは1階の「キッズプラザ」をご紹介しましょう。
プラザ内に入ると、真っ先に目に飛び込んでくるカラフルな「103トレイン」。103系電車を一般公募により決定したオリジナルデザインに!実はこの水玉模様の色は、国鉄時代に首都圏で活躍していた103系通勤型電車「中央線」「京浜東北線」「総武線」「山手線」「常磐線」で使用されていた色なんです。
写真:Benisei Rinka
地図を見る103トレインの裏側には「おままごとえきべん」エリアがあり、ここでは「はやぶさ」や「こまち」など、好きなお弁当箱に自分の好きな具材を詰め込み、自分だけの駅弁を作ることができます。
写真:Benisei Rinka
地図を見る「103トレイン」「おままごとえきべん」を含めたこのエリアは「なりきりゾーン」。壁面は「東京駅」で、切符売り場もあるので「お弁当と切符を買って、東京駅から電車に乗り込む」という本格的な“鉄道ごっこ”ができますよ。駅弁屋さん、車掌さん、お客さんになりきって遊んでみよう!
写真:Benisei Rinka
地図を見るなりきりゾーンの向かい側は「プラレールゾーン」。
固定された大きなジオラマに、自分の好きなプラレール車両を走らせることができるんです!目の前の建物は鉄道博物館ですね。
写真:Benisei Rinka
地図を見るプラレールゾーンでは、ジオラマにただ車両を走らせるだけでなく、たくさんのパーツを使って、自分だけのコースを作ることができます。家では、スペースもパーツも足りなくて悔しい思いをした子も、ココなら思い切りプラレールを楽しめます!
写真:Benisei Rinka
地図を見るE6系新幹線こまちをモチーフとした大型プラレールも置かれています。本物のプラレールの50倍の大きさなんだとか!実際に乗り込んで遊ぶことができ、正面から顔をだして記念撮影することもできますよ。プラレールに乗れるなんて夢みたいですね。
写真:Benisei Rinka
地図を見るキッズプラザに入ってすぐ左手には、1メートルほどの柔らかい壁で囲まれた「乳幼児ゾーン」があります。すべてが柔らかい素材で作られているので、まだハイハイしかできないお子様でも大丈夫。また、壁が高いので「勝手にエリアを抜け出して…」なんてこともなく、ママも安心ですね。
乳幼児ゾーンの奥には「おえかきゾーン」があり、家では禁止されているであろう「壁にお絵描き」を思いっきり楽しむことができます。子供の自由な発想が見られる場所!置かれているクレヨンや消しゴムを使って、自由に書いたり消したりできます。
写真:Benisei Rinka
地図を見るキッズプラザ内には、遊んでいる子供たちを見守りながら休憩できる「キッズカフェ」も!
てっぱくオリジナルの「てっぱくバーガー」や「ホットドッグ」などをはじめ、キッズバーガー、フライドポテト、ナゲット、ドーナツ、プリン、ソフトクリームなど、子供が大好きなメニューが盛りだくさん!
キッズプラザへの入館料はなく、鉄道博物館の入館料のみで一日遊べるのでコスパも最高!
写真:Benisei Rinka
地図を見るキッズプラザの上、2階と3階は「科学ステーション」が設置されました。科学ステーションは、様々な鉄道の基礎知識を養うとともに、鉄道で使われている化学原理に自分で気づき、展示されている様々な体験メニューを通して楽しく学ぶことができるエリアです。
上の写真は「実物の車軸」と「映像」を組み合わせた、2階のシンボル展示。鉄道が走る景色の中に、普段はあまり考えないかもしれない“素朴な疑問”を映し出し、まずは鉄道の不思議を気づかせるところからスタート。2階は「なぜ鉄の車輪とレールを使うのか」「なぜレールで運ぶのか」という2つの不思議をテーマに、5つの体験コーナーが設置されています。
写真:Benisei Rinka
地図を見るこの展示は「なぜ鉄の車輪とレールを使うのか」の答えを探す体験のひとつ。
ロープでつながれたトロッコに乗り込み、自分の力でそのロープをたぐりながら、坂道をのぼっていきます。トロッコは「車輪など何もついていないトロッコ」「ゴムタイヤのついたトロッコ」「地面に鉄のレールが敷かれた鉄の車輪トロッコ」の3つ。どれが一番楽にのぼれるかやってみよう!
写真:Benisei Rinka
地図を見るこちらは「なぜレールで運ぶのか」の答えをみつけるための展示のひとつ。
置かれたレールには、ガイドレールがある場所とない場所があり、長くつながれた電車が、ちゃんとレールの上を走ることができるかどうか、自分で電車を動かしてみよう。
写真:Benisei Rinka
地図を見る科学ステーション3階のシンボル展示は「本物のパンダグラフ×映像」。ここでは2階と同様、様々な“疑問”に気付かせてくれます。
3階のテーマは「電気の力で動き、とまることができる不思議」と「同じレール上で、電車同士がぶつからずに走れる不思議」の2つです。
写真:Benisei Rinka
地図を見る上の写真は、曲がりくねった2本の電線から離れちゃいけない「集電ゲーム」。電車は蒸気機関車やディーゼル機関車のように、走るためのエネルギーを積んで走っていません。“電気を外から取り入れるために、電車は常に架線とレールに触れて走っているんだよ”ということを教えてくれるコーナーです。
これ、大人もぜひやってみてください。右手と左手それぞれを意識して動かすって、結構難しいんです…。
写真:Benisei Rinka
地図を見るこちらは「同じレール上で、電車同士がぶつからずに走れる不思議」についての体験展示「閉そくシュミレーター」。他の列車にぶつからないように、列車を走らせてみましょう。「閉そくってなあに?」の答えは、ぜひ科学ステーション3階で学んでくださいね。
このように科学ステーションでは、様々な「科学」を子供が好きな鉄道を通して学ぶことができます。小学校3年生〜5年生くらいを対象としたエリアではありますが、もう少し小さなお子様から大人まで楽しめると思いますよ。
今回のリニューアルで、今まではあまり鉄道に興味がなかった子や小さなお子様も楽しめる施設になりました。これからも、現在閉鎖中の「鉄道ジオラマ」がオープンすると同時に、新しくギャラリーやレストランもオープン予定!今後の鉄道博物館が楽しみですね。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/18更新)
- 広告 -