滋賀県・三井寺のお寺カフェ!本寿院「ながら茶房」で近江の特産を味わおう

滋賀県・三井寺のお寺カフェ!本寿院「ながら茶房」で近江の特産を味わおう

更新日:2017/04/22 19:23

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー
春は桜に秋は紅葉、ライトアップイベントなど四季折々に美しい近江屈指の古刹・三井寺。見所も多く広い境内も、本寿院「ながら茶房」での休憩があれば疲れが吹き飛ぶこと間違いなしです!茶房では美しいお庭を見ながら、近江の特産・朝宮茶や美味しいスイーツがいただけます。
さらに利用される器も日本六古釜の1つに数えられる滋賀県産・信楽焼きの器というこだわりよう。近江の特産をあれこれじっくり味わうことができますよ。

本寿院「ながら茶房」玄関

本寿院「ながら茶房」玄関

写真:古都の U助

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三井寺は広い境内を持ち、一見の価値ある建築や観音堂周辺からの琵琶湖の展望など見所も大変多いお寺です。中でも金堂周辺、唐院周辺、そして観音堂周辺の3ヶ所が特に見ごたえのあるエリア。平成27年春にオープンした本寿院「ながら茶房」は仁王門から金堂、唐院周辺と見て、観音堂へ向かう途中に位置しています。観音堂に向かうには少し石段もあるので、本寿院「ながら茶房」はちょっと休憩を入れるには持って来いの場所にあるのです。

お庭の光景

お庭の光景

写真:古都の U助

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室内はどの席からも美しいお庭や境内の様子などを眺めることができます。三井寺は、金堂のそばに天智・天武・持統天皇の三帝の産湯に使った霊泉があることから、その名が広く知られている寺院。金堂に隣接して桃山時代に再建された閼伽井屋(あかいや)があり、内部では今も霊泉が涌いています。

三井寺の境内では村雲橋の下や、光浄院前の小川など美しい水の風景を見ることができる他、「ながら茶房」の室内からも美しいお庭の水の光景を見ることが出来ます。

和とモダンの融合する室内

和とモダンの融合する室内

写真:古都の U助

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「ながら茶房」は玄関で靴を脱いで純和風の建物の中に入りますが、お席は全てテーブルと椅子席。お寺で一服となると正座で抹茶というイメージもあるかと思うのですが、年配の方で膝を曲げて座るのが苦手という方でもこれなら安心ですね。

お部屋は純和風でありながらテーブルがしっくりと馴染み、どこかモダンな雰囲気です。

近江の特産朝宮茶とスイーツ

近江の特産朝宮茶とスイーツ

写真:古都の U助

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メニューには滋賀県信楽市・朝宮産の煎茶やほうじ茶などが用意され、古くから類まれな香りと評される朝宮のお茶を頂くことができます。お茶に詳しい方なら僧・栄西がお茶の種子を中国から持ち帰り、宇治茶のルーツとなった……という話をご存知かと思いますが、一説にはそれより400年も先に、伝教大師最澄が茶の種を持ち帰り、比叡山や近江・朝宮の地に植えたという話も伝わっています。

メニューには美味しいお茶やコーヒーなどのドリンクの他、ほうじ茶のロールケーキや季節限定のスイーツなども登場することがあり、「お寺の茶房」ならではの風情とともに楽しむことができます。

センスある逸品

センスある逸品

写真:古都の U助

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ながら茶房でいただけるお茶や葛餅などのメニューは一部販売もされているので、気に入ったものをお土産として買い求める事も可能です。また茶房でも使用されているのは日本六古釜の1つに数えられている信楽焼きの器。こちらも「ながら茶房」にて買い求めることが出来ます。信楽焼きは一般には愛嬌ある狸の置物で有名ですが、その器は渋く奥深い魅力があり大変魅力的です。

また三井寺にはオリジナルのゆるキャラ、「べんべん」も在籍しており、お土産品パッケージなどで見かけたり、週末などは境内に実際登場して一緒に記念撮影できたりすることも。本寿院「ながら茶房」のすぐそばには文化財収蔵庫があり、そちらのお土産コーナーには「べんべん」グッズが豊富に揃います。(文化財収蔵庫:大人300円、売店の利用は自由)

最後に

三井寺は国宝建築の金堂や西国観音霊場14番札所の観音堂など多数の見所に溢れるお寺。広い境内も途中にこんな素敵な茶房があれば、歩く疲れも吹き飛んでしまうこと間違いなしです!

通常は10:00〜16:30の営業、定休日は木曜日ですのでご注意下さい。(三井寺ライトアップ期間中は10:00〜20:30に営業時間が延長、定休日は無しとなります。)

三井寺オススメの見所は別の記事で詳しく紹介しているので、下記メモ欄からぜひ併せてご覧下さい!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/06 訪問

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