台湾・春水堂の新スタイルカフェ「Mocktail」のタピオカミルクティーパフェがうますぎる〜!

台湾・春水堂の新スタイルカフェ「Mocktail」のタピオカミルクティーパフェがうますぎる〜!

更新日:2017/04/25 10:12

吉川 なおのプロフィール写真 吉川 なお 台湾在住ライター、元旅行会社勤務の旅行マニア
タピオカミルクティー発祥の店として知られ、2013年に日本に初出店した台湾茶専門カフェ「春水堂」。その「春水堂」がプロデュースするカジュアルタイプのカフェ「Mocktail Tea」の看板パフェ「タピオカミルクティーパフェ」がいま台北で大人気!
台湾や日本の春水堂にはないここだけのオリジナルパフェは、台北を訪れたらリストに入れたい注目スイーツです♪

春水堂のカジュアルカフェ

春水堂のカジュアルカフェ

写真:吉川 なお

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いまや台湾を代表するドリンクとなったタピオカミルクティー(珍珠ナイ茶)。それを最初に生み出したのは、1983年に台中で創業した「春水堂」だということをご存じの方も多いことでしょう。

その春水堂が2012年にオープンさせた「Mocktail」は、カフェでコーヒーを飲むように台湾茶を味わえる店。春水堂が持つ茶芸館の雰囲気とは全く異なるカジュアルな店舗構成で、カフェ感覚でより気軽に台湾茶を楽しむことができます。

春水堂のカジュアルカフェ

写真:吉川 なお

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店舗は2017年4月現在、台北市の長安店、新北市の環球中和店の2カ所。長安店はMRT松江南京駅4番出口から徒歩約7分と観光途中でも立ち寄りやすいロケーションです。

店内は奥行きがあり、広くて明るくゆったりした座席配置となっています。テーブルは13卓で、カウンター席もあるのでひとりでも入りやすく、Wi-Fiもコンセントも完備しているのでゆっくりと思い思いの時間を過ごすことができます。

席につくと、台湾では珍しくジャスミン茶のサービスがあります。メニューには日本語表記もあるので、オーダーも楽々できます。

ここだけのオリジナルパフェ

ここだけのオリジナルパフェ

写真:吉川 なお

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多くの人がこれ目当てで訪れるという「Mocktail」の看板メニューは「珍珠ナイ茶霜淇淋(160元)」。直訳するとタピオカミルクティーアイスクリームですが、写真の通り、パフェという感じです。

鉄観音味と貴妃紅茶味があり、一番上に載っているアイスの味が選択できるようになっています。芳香でやや苦味のある烏龍茶の味がお好きな方には鉄観音、やや甘めの芳しい味がお好きな方には貴妃紅茶がお薦めです。

ここだけのオリジナルパフェ

写真:吉川 なお

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中身は上のアイスの味が異なるだけで、どちらも同じ。アイスのすぐ下には春水堂で使われているものと同じタピオカがどっさり、その下にはジャスミン味のゼリーがたっぷり入っています。アイスにまぶされたピーナッツも食感にアクセントを添えています。

ありそうでなかったまさに春水堂系列ならではの絶品茶味のオンパレードで、これぞお茶の真骨頂スイーツ!
タピオカのもちもち感、濃厚なお茶アイス、芳醇なお茶ゼリーと全てがマッチしていて、お茶本来の味もしっかり堪能できます。甘いタピオカミルクティーが苦手な方も抵抗なく完食することができるでしょう。

新しい手法の飲料いろいろ

新しい手法の飲料いろいろ

写真:吉川 なお

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「Mocktail」のドリンクメニューにも大きな特色があります。写真の「熱帯水果茶(200元)」は台湾のカフェメニューによくあるフルーツティーですが、紅茶の中に果物を浮かべるのではなく、お茶自体が凝縮フルーツ果汁になっています。

添え付けのティーカップに入れてそのまま飲むもよし、キーウィ、リンゴ、オレンジが入っている器に注いで果物と一緒に味わうもよし。果物の旨味がぎゅっと詰まったこれほどまでに濃厚なフルーツティーはなかなかお目にかかれません。

新しい手法の飲料いろいろ

写真:吉川 なお

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春水堂の自慢のお茶も「Mocktail」ではひと工夫アレンジされて登場します。写真は原創茶の「東方美人(130元)」で、ウンカという虫がもたらす蜜のように甘くかぐわしい香りで知られる台湾ならではのお茶は、シェークされて泡立った状態で出てきます。

見た目はラテのようですが、春水堂厳選の茶葉から淹れたお茶に氷を入れて振るという茶芸館にはない発想から生まれたドリンクで、茶葉から生まれる香りとコクが際立ち、東方美人茶の甘さがさらに引き出されてとても飲みやすくなっています。

お茶とビールの驚きの融合

お茶とビールの驚きの融合

写真:吉川 なお

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「Mocktail」の挑戦はまだまだあります。なんとビールにお茶まで入れてしまうんです!

写真の「穀雨 (Taiwan Tea ale) 140元」は台湾産の高山烏龍茶をブレンドしたクラフトビールで、濃厚な麦芽味とお茶の香りがベルギービール独特の風味と絶妙に絡み合うアルコール度6%の辛口ビールです。

ステップ1としてこの素の味を楽しんだら、ステップ2としてここに高山烏龍茶を注入します。ビールにお茶を入れる?と仰天するような試みですが、不思議とこれが合っていて、最初とは全く違うまろやかな味になります。ビールなのに後味はお茶という感じで、ウーロンハイが好きな方、変わったビールを飲みたい方には必ずヒットします。

この穀雨以外にも「夏至+茉莉香片」や季節限定でいろいろな組み合わせの味が用意されています。

茶器や茶葉もゲットできます

茶器や茶葉もゲットできます

写真:吉川 なお

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「Mocktail」ワールドに浸ったら、お土産品も要チェック。店で使用されている無添加の茶葉はもちろん、茶器やカフェ用品などが販売されているので、お茶ついでに欲しかった品が手に入ります。

春水堂のオリジナルキーホルダーや「Mocktail」オリジナルグッズ、お茶ビールなどもお土産に最適です。

新スタイル茶芸館カフェ

カフェでありながら本格的なお茶が飲める「Mocktail」では、一般の茶芸館のように工夫茶体験もできます。「手沖茶(350元)」というのがそれで、ジャスミン茶、白毫烏龍茶、荘園紅茶の3種類から茶葉を選ぶと、試験管つきの工夫茶セットが運ばれてきます。この中にハチミツ、レモン、バラの花弁、タピオカなどが添えられているのが「Mocktail」式。一度にいろいろな味が味わえる店のオススメメニューなので、是非こちらもご賞味ください。

平日は12〜14時と16〜18時、休日は11時から混み合いますが、食事メニューもあり、夜22時まで営業しているので、訪台の際にこれらを味わいに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/15 訪問

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