湖からの温泉入浴!長野・大町市「木崎湖温泉」の落ち着きがイイ!

湖からの温泉入浴!長野・大町市「木崎湖温泉」の落ち着きがイイ!

更新日:2017/05/06 15:11

八岳木 流泉のプロフィール写真 八岳木 流泉 温泉ライター
長野県北西部、大北地域と呼ばれる大町の地には、観光地となる湖が多いです。北アルプスや周囲の山々から流れる豊富な水の影響か、水質や水量も申し分なし。そのなかの一つ、木崎湖の湖畔には、落ち着いた温泉地「木崎湖温泉」があります。湖を眺めたあとで、ゆっくり湖畔のいで湯に入る。そんな旅路はいかがでしょうか。

木崎湖は今日もキレイに光る

木崎湖は今日もキレイに光る

写真:八岳木 流泉

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長野県の大町市は、夏の登山、冬のスノースポーツと、周年観光客が絶えない観光地です。そしてそこには「仁科三湖」と呼ばれる三つの湖が。北から青木湖、中綱湖、木崎湖です。中綱湖は非常に小さな湖ですが、青木と木崎の両湖は大きく、湖畔に別荘地なども広がっています。また、映画「犬神家の人々」のロケ地にもなった湖で、映画の趣旨と違わぬ、木々に囲まれた重厚さも自慢です。

とりわけ木崎湖は、最も開発が進む湖です。火山活動の結果として生じた構造湖で、周囲約6.5キロメートル、平均深度は約18メートルです。

木崎湖は今日もキレイに光る

写真:八岳木 流泉

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一時は荒廃した木崎湖の湖畔ですが、今ではすっかり綺麗に整備されました。遊歩道なども設えられて、散歩やランニングを楽しむ人が多いです。また、夏場には賑わう花火大会や、ヨット、キャンプなどレクリエーションもさまざま。ヤマメと他の淡水魚が自然交配して生まれた"木崎マス"は、食味も釣り味も最高と評判を得ています。

木崎湖へ車でアクセスする際は、長野自動車道「安曇野」インターから北アルプスパノラマロード等を利用すると便利です。公共交通機関の場合は、JR大糸線「稲尾」駅下車です。

木崎湖温泉は静かな雰囲気

木崎湖温泉は静かな雰囲気

写真:八岳木 流泉

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木崎湖の南西部には、静かな雰囲気の木崎湖温泉があります。宿はおおむね十軒ほど、その大半で温泉を引いています。木崎湖温泉とは言っても、源泉は数キロ離れた「葛(くず)温泉」からのもの。昭和50(1975)年に引湯し、念願の温泉郷を形成しました。

木崎湖温泉に入るのならば、日帰り施設「ゆーぷる木崎湖」がおススメ。平成8(1996)年にオープンして以来、地元から観光客まで、幅広い湯客に利用されています。ゆーぷる木崎湖へ電車で行く場合は、木崎湖最寄りとした「稲尾」駅の一つ手前、「信濃木崎」駅が便利です。

この落ち着きはどこから来るのか

この落ち着きはどこから来るのか

写真:八岳木 流泉

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ゆーぶる木崎湖には、男女別の内湯、露天のほか、レストランやプールなどがあります。ただし、日帰り施設やスーパー銭湯のような華美さは全くなく、実に落ち着いた雰囲気です。この落ち着きはどこから来るのか、まるで歴史の深い一軒宿のような趣です。

浴室は「月乃湯」と「星乃湯」の二種類。浴槽の形態が異なりますが、男女は日ごとに交替するのでタイミングを計ればどちらも楽しめます。

この落ち着きはどこから来るのか

写真:八岳木 流泉

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泉質は無色透明の単純温泉で、サッパリとクセ無く入ることができます。目隠しの柵があるため、露天からの眺めは期待できませんが、開放感は抜群!特に、木崎湖方面から吹く風は適度に冷たく湿気を帯びており、優しい空気感に満ちています。湯客もあまり来ず、ゆったりとした時間が流れる施設。木崎湖の爽快さを味わって、そこから保温の入浴へ!この旅のコースはおススメです!

四季を通してキレイな湖面

木崎湖は四季を通じて非常にキレイな湖です。その湖面を眺めながら、ときにはボートに乗ってみる。自然の中で心をリフレッシュしたあとは、いよいよ木崎湖温泉へ。そうして体もリフレッシュ!心身ともに爽快になれること請け合いです!

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