写真:岸田 実鳥
地図を見る「モネの池」は、岐阜県関市板取の根道神社の脇にある貯水池です。
まるで夢の中にいるような錯覚にとらわれるような神秘的な美しさをたたえている名もなき池です。「モネの池」は通称であり正式な池の名称ではありません。
写真:岸田 実鳥
地図を見るこの池は近くにある「フラワーパーク板取」のご主人が除草を行い、コウボネや睡蓮などを植えました。鯉は地元住民が自宅で飼っていたものを持ち込んだものであり、観光用としてではなく偶然が積み重なり「クロードモネの睡蓮」の絵画のような池が誕生したのです。
写真:岸田 実鳥
地図を見るこの池には常に高賀山からの湧き水が流れ込んでおり、信じられないような透明度を保っています。年間水温がおよそ14℃で一定となっています。池の透明度が高い理由は、高賀山からの湧き水が硬水のため微生物が育ちにくいことが原因です。コウボネの色も季節によって変化します。又、日の当たり方によって、水の色の濃淡が様々に変化し、その時々の趣の違う美しさに出会えます。
インスタグラムやFacebook、ブログなどのSNSでこの池が話題になり、新聞や情報番組で多く取り上げられたこともあり観光客が増えました。このため岐阜県および関市では公式ホームページで「モネの池」(通称)を紹介しています。
写真:岸田 実鳥
地図を見るモネの池は道に沿っておよそ長さ40mほどありますが、神社側から池沿いを歩いたところに睡蓮の花が見られます。睡蓮の花は11時ころに咲きます。池の周辺を散策している1時間ほどの間につぎつぎと咲いていきますので、それくらいの時間に訪れるのをお勧めします。
写真:岸田 実鳥
地図を見る睡蓮の花が咲く初夏のころに、「モネの池」の周辺には、アジサイの花も咲きます。紫色や白色のアジサイが池の端に群生しており、美しい池が一層華やかになります。
写真:岸田 実鳥
地図を見る板取錦鯉復興会が、稚魚から育てた錦鯉を提供した中に、頭にハートマークのついている鯉がいたことから、「ハートマークの鯉を見つけると恋が成就する」と新しい話題も生まれています。
写真:岸田 実鳥
地図を見る沢山いる色とりどりの錦鯉の中から、ぜひ頭にハートマークのある錦鯉を探してみてはいかがでしょうか?そして、Victoryの「V」が模様に入っている必勝祈願の鯉もいるそうです。あわせて探してみるのも楽しいですね。
写真:岸田 実鳥
地図を見る11月頃には紅葉が色づき、鏡池のようなモネ池を楽しむ事が出来ます。
写真:岸田 実鳥
地図を見る紅葉の美しい映り込みの中に泳ぐカラフルな錦鯉の美しさは日本的で、又初夏の頃とは違った趣の「モネの池」を楽しむ事が出来ます。
写真:岸田 実鳥
地図を見るモネの池から徒歩で3分の国道256号線沿いには「風土や」といいうカフェがあります。モネの池での写真撮影に疲れたら、ちょっとコーヒーブレイクに訪れてみてもいいでしょう。
ジャガイモから作られたドーナッツがもっちりと甘さ控えめで大変美味しいです。飲み物にはジャガイモドーナッツが一個つきます。店内にはモネの池の写真展示やビデオなどが流れていますので、訪れた方がどんな風にモネの池を写しているのか見ることが出来、楽しめます。
お車でお越しになる際は、池の前にある施設の「フラワーパーク板取」をナビに登録してお越しください。モネの絵画「睡蓮」を思わせる観光スポットとして、人気急上昇中の「モネの池」。紅葉の時期も魅力的ですが、蓮の花や紫陽花が見ごろの初夏に行かれるのをお勧めします。ぜひ実在する印象派の世界をその目で確かめてください。
住所 〒501-2901 岐阜県関市板取上ケ瀬1643−17
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(2024/5/14更新)
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