くぐって撫でて、ぐるぐる回す!香川「田村神社」参拝が楽しすぎる

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くぐって撫でて、ぐるぐる回す!香川「田村神社」参拝が楽しすぎる

くぐって撫でて、ぐるぐる回す!香川「田村神社」参拝が楽しすぎる

更新日:2017/04/14 11:17

浦賀 太一郎のプロフィール写真 浦賀 太一郎 週末トラベラー

日本全国六十余州、その一つ一つに「一宮」という格式の一番高い神社があります。1300年以上の歴史を誇る「田村神社」が、讃岐国、現在の香川県の一宮です。
その田村神社、四国でも屈指のパワースポットなのはもちろんですが、この神社には実に色々な仕掛けがあり、参拝しながら段々楽しくなってきちゃうのです。

田村神社参拝のご利益とは

写真:浦賀 太一郎

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琴電琴平線一宮駅から徒歩10分ほど。讃岐平野の真ん中近くに位置する田村神社には、「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめ)」や「五十狭芹彦命(イセサリヒコ)」と共に、五柱の神様が祀られています。

倭迹迹日百襲姫命は、女性を守る神、または水神として崇められる神様です。水の少ない讃岐地方にあって、伏流水が豊かなこの土地は、まさに水神・倭迹迹日百襲姫命のご利益があってのことと、今でも地元の人たちは「一宮さん」と呼び親しみ、篤く信仰しているのです。

深淵に棲む龍神さまの怖い伝承

写真:浦賀 太一郎

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田村神社の奥殿の床下には「定水井(さだみずのい)」という底なしの深淵があり、そこには龍が住んでいるので決して覗いてはいけない、と言い伝えられています。
社伝によると、江戸時代に社殿を改築したとき、興味本位で深淵を覗き込んだ人物が、現れた龍に睨み殺されたという記録が残っているのです。

また、本殿(写真中央)の左側にある末社・姫の宮(写真左の褐色の鳥居)には縁結びのご利益があるとして、小さい祠とはいえ侮れないパワースポットとして人気を博しています。

桃太郎登場!お姉さんと共に日本一を目指す?

写真:浦賀 太一郎

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御祭神の一柱で、倭迹迹日百襲姫命の弟である五十狭芹彦命は、別名を吉備津彦命(キビツヒコ)といい、昔話のヒーロー・桃太郎であるという説があります。境内には倭迹迹日百襲姫命と、桃太郎一行の像が置かれています。

香川や岡山は、謎の多い桃太郎伝説の最有力地なのです。
「きびだんご」は岡山の旧国名「吉備国」から来ていると考えられ、岡山では桃太郎本人とされる「吉備津彦(キビツヒコ)」が祀られている神社が多いんですよ。

田村神社は節分祭の豆まきを盛大に行いますが、「鬼は外!」の掛け声は、もしかしたら桃太郎伝説が関係しているのかもしれませんね。

龍神様、桃太郎伝説だけじゃない!様々な参拝を楽しもう

写真:浦賀 太一郎

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ここまで、龍神伝説、桃太郎伝説と、正統派な話が続きましたが、ここからが、もしかしたら田村神社の真骨頂かもしれません。
境内には、実に多くの神様が祀られています。まずは、立派な鳥居と茣蓙の参道が素敵な「あわしまさま」。

……そうです。小っさいのです。「あわしまさんは小さい神様 社も小さい お参りするときゃ 鳥居も小さい くぐって参れ」と石碑に刻まれていますが、大人ではとてもくぐれそうにありません。そして、社の奥には「そばくら」と書かれた……立派な男根が!

写真:浦賀 太一郎

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男根と女陰ですね。先程のあわしまさんの奥にありました男根よりも、さらに立派であけすけな「はらみ石」。ふざけているわけではありません。昔は、夫婦に子宝が授からないのは一家の大問題であり、人生の謎そのものでもありました。
特に武家社会では、大名家に世継ぎができない場合、最悪お家の取り潰しにもなりかねず、自然と「性器」への信仰も篤かったのです。

すぐそばには、安産子宝犬の可愛い像が置かれています。犬は一度に何匹も子犬を産むので、安産・子宝の象徴として慕われていたのです。愛情込めて撫でてあげてくださいね!

写真:浦賀 太一郎

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「勝牛」は、牛が咥えている玉をくるくる回すと御利益があるという必勝祈願の御神牛さまです。しっかり回して、下部の「合格門」をくぐり、太く雄々しく夢への扉を開いてください。

まだまだある!楽しすぎるぞ境内散策

写真:浦賀 太一郎

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回す、といえば、自分の干支をぐるぐる回すお参りもあります。こちらは三回、回してくださいとのこと。思いのほか重たいので、結構気合が必要です。くれぐれも、自分の干支以外は回さぬよう、留意してくださいね。

写真:浦賀 太一郎

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赤い鳥居が並ぶお稲荷さんには、「さぬき獅子」の獅子頭が奉納されています。讃岐の獅子頭は、張子の手法を用い、乾漆で作っているので軽くて丈夫です。耳の中に小石を入れ、首を振ると音が鳴る仕組みになっており、激しく舞い踊るさぬき獅子独特の力強さが表現されると言います。

写真:浦賀 太一郎

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他にも、境内にたくさん祀られている「さぬき七福神」めぐり(写真は弁天さま)や、頭をなでると愚痴を聞いてくれる「ぐち聞きわらべ」、一回叩けば万回の福が訪れるという「一打万福」の石などなど、ほかにも大人も子供も楽しみながら参拝できる仕掛けがたくさんありますよ!

創建1300周年を記念して賑やかになった田村神社

2009年に創建1300年を向かえ、記念事業として今のような賑やかで楽しい田村神社になったといいます。日曜には名物のうどん市が開かれ、おいしい讃岐うどんも頂けます。

1300年の歴史、一宮の威厳、そして日本らしく色々な神様がおられる田村神社。楽しく参拝できる、初詣にもレジャーシーズンに超おすすめのパワースポットですよ!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/08 訪問

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