JR内房線木更津駅から「中の島大橋」までは距離にして約1.2km。徒歩だと約17分かかってしまいますので、車での訪問が何よりもベスト!しかし、歩けなくもない距離ですので、日頃の運動不足の方は木更津駅から歩くのも良いでしょう。木更津のレトロな街並みを横目に、海側にアクセスすると潮の香りがとても心地よいです。
漁船などが停泊している木更津内港を横目に、さらに海側に向かうと、「中の島公園」の駐車場があります。すぐさま中の島へ渡るための「中の島大橋」が聳えますが、目の前で見ると意外と巨大で圧倒されます!
写真:木村 優光
地図を見るこんな巨大の橋への上り口はどこ?と、誰もがそう思うかもしれませんが、心配ご無用!手前に3回転程のジグザグスロープがるので、ここから上ってみましょう。写真で見るとおり、できるだけ敷設面積を小さくした構造にビックリです!しかしこれだけの高低差を上るとなるとかなりの労力が必要となります。
暑い時期の訪問であれば体力を消耗させないように、駐車場に設置されている自動販売機で飲み物を購入すると良いでしょう。駐車場内にはトイレもありますので、必要な場合は済ませるようにしましょう。
写真:木村 優光
地図を見る写真:木村 優光
地図を見る「中の島大橋」は約27mの高さを持つため、最上部までアクセスすれば素晴らしい眺めを見ることができます。両側へと続くスロープは、少し遠くから見るとクジラの背びれのよう!
実際に橋上にアクセスすると、夜の街へと飛び込むことができるような滑り台の様で、子供心が膨らみます。しかし、高低差がある歩道橋ですので、むやみに思いっきり走り出すと止まらなくなり、本当に夜の街へダイブして危険ですので、絶対にしないようにしましょう。
写真:木村 優光
地図を見る見える夜景のメインは木更津港の方角で、海辺に浮かぶ要塞群?!と思わせるような一帯を見ることができます。オレンジ光で煌々とライトアップされ、中には煙が夜空に立ち上っていくシーンも見られます。
この一帯ですが、木更津港から君津方面へと続く工場地帯の明かりで、主に新日鉄住金君津の製鉄所構内を眺めることができます。時折、工場内各所に立ち上がる炎も見ることができますが、これは鉄を溶かした時の余り炎!SF映画を見ているようで迫力満点!
写真:木村 優光
地図を見る今度は工場が見える方角とは逆の様子です。つまり内陸側ですが、こちらは工場側とは対照的な眺めになります。主に木更津市街の郊外夜景がメインになりますが、落ち着いた光量で、しばらく眺めていたくなるでしょう。
また、真下には木更津内港の風景も見ることができ、中には漁船や大型船が停泊している様子も。港町と郊外がミックスした形で落ち着いた夜景が特徴的です。
夜の「中の島大橋」も見応えがあります。「中の島大橋」自体ライトアップされているのですが、単なるライトアップではなく、橋げたの下部がカラフルな光で点滅されます。橋下を通行する船への合図ですが、これが意外と見ているだけで面白いんですよ。
「中の島公園」の駐車場からも見上げることができますので、できるだけ近づいて橋の点滅ライトアップを見てみるのも良いでしょう。また木更津内港沿いの内陸側から見る「中の島大橋」も橋全体を見ることができるため、オススメ!
写真:木村 優光
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地図を見る「中の島大橋」へアクセスする途中は木更津内港を横切ることになりますが、ここの風景も異空間!いままで木更津市街の閑静なエリアを走っていたかと思うと、突然木更津内港が目の前に飛び込んできて、普段見慣れない大型船の存在感に圧倒されます!
この大型船ですが、別名「ガット船」と呼ばれ、砂利などを搬送するために造られたものです。この木更津内港は漁港でもありますが、ガット船の基地でもあるのです。道路沿いからすぐの距離でガット船を見ることができるわけですから、迫力はありますよね。
「中の島大橋」は、ドラマ「木更津キャッツアイ」で、若い男女がおんぶして渡ると恋が叶うというストーリーから「赤い橋の伝説」で一躍有名となった関係で、多くのカップルが訪問するようになりました。橋上の眺めも素晴らしく、ロマンチックムードが漂うため、「恋人の聖地」としても認定されました。
また、「中の島大橋」は高さが27mを誇ることから、なんと日本一の歩道橋!高さだけを見ると大した数字ではありませんが、歩道橋であることを付け加えると、かなりの高さになります。日本一の高さの歩道橋を渡りに「中の島大橋」を訪問してみよう!
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(2024/4/26更新)
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