写真:四宮 うらら
地図を見る南アルプス連峰、八ヶ岳、富士山の雄大な自然に抱かれた「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」は、イタリアの山岳都市をイメージさせる美しい街並みが広がり、石畳のストリートには個性的なレストランやショップが連なっています。宿泊しなくても外来で散策したり、ショッピングやグルメが楽しめるスポットです。
春の訪れを祝う祭典「花咲くリゾナーレ」では、このメインストリート『ピーマン通り』に、色とりどりの花が絨毯のように敷き詰められた全長150メートルの“花畳の回廊”が出現。
2017年の開催期間は4月29日〜6月30日まで。メインゲートから入ったときのインパクトは相当なもの。その華やかさと規模に目を見張ります。
「花咲くリゾナーレ2017」の第一部は4月29日〜5月7日の期間。チューリップの花びらを敷き詰めた“花畳の回廊”は、まさに壮大なアートです。
花びらを敷き詰めるなんて、なんだかもったいない!って思ってしまうかもしれませんが、このチューリップの花びらは、球根栽培用に育てられたもので、栽培過程でやむをえず廃棄される花びらを譲り受け利用したもの。花びらの絨毯として、多くの人を楽しませるアートに再生されているのです。
開催中は毎日13:00〜16:00に、誰でも参加できる“花畳”の制作体験も。デザインにそって色鮮やかな花びらを敷き詰める作業は、立体塗り絵のようです。
写真:四宮 うらら
地図を見る「花咲くリゾナーレ2017」の第二部は5月13日〜6月30日の期間。“花畳の回廊”はチューリップの花びらから、ポットの花へと変わります。バーベナ、ベゴニア、マリーゴールドなど色とりどりの花のポットで埋め尽くされます。
ホテル周辺の八ヶ岳エリアには、たくさんのナーセリー(花苗の生産者)が集まっています。12,000個もの花のポットは、このナーセリーの協力のもと集められたもの。昼夜の寒暖差が激しい場所で育てられた苗は、色鮮やかな花を咲かせると言われています。
高原の澄んだ空気のもと、鮮やかに咲きほこる花々を眺めながら、そぞろ歩き。グルメにショッピングにと楽しみましょう。
『ピーマン通り』に設置されたキッチンカーでは、近隣の土地で作られたワインをグラス単位で販売。通りに設えらえたテーブルで、美しい花の絨毯を眺めながら、カジュアルにワインが味わえます。
ワインはピンク色の華やかなロゼや爽やかなシャルドネなど、ソムリエアがセレクト。
「春のワインフェア」開催は2017年4月29日〜5月31日。グラスワインは500円〜。高原の爽やかな風を感じながら、昼間から気軽にワインを楽しんでみてはいかが。
また、土・日・祝には「春の八ヶ岳マルシェ」も開催。近隣のナーセリーをはじめ、個性的な出店者が集まり、“花畳の回廊”が一層、賑わいます。
写真:四宮 うらら
地図を見る「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」には、ワインリゾートという一面もあります。
リゾナーレ八ヶ岳がある山梨・長野界隈は、日本有数のワインの生産地。世界的に高い評価を受けるワイナリーがたくさんあり、なかには入手困難なものも。
館内の「YATSUGATAKE Wine house 」では、厳選した山梨・長野産のワインを販売。漫画「神の雫」にも登場した今、注目の造り手「ドメーヌ ミエ・イケノ」は、このホテルの提携ワイナリー。生産数が少なく、ほかではなかなか手に入らないワインなので、興味がある方はぜひここでGETしたいものです。
また、勝沼〜長野を結ぶワイン街道の個性豊かな24種のワインを気軽にテイスティングできるワインサーバー(有料)があります。ラインナップは、日々変わりますが、「ドメーヌ ミエ・イケノ」のワインが並ぶことも。サントリー登美の丘ワイナリー、丸藤葡萄酒、奥野田ワイナリーなど、珠玉のワインが並んでいます。セルフでいろいろ試せるので、ワイン好きにはたまりませんね。
写真:四宮 うらら
地図を見るさて、ワインサーバーからセルフで行う試飲方法とは?
まずは、カウンターで専用カードを受け取ります。そのカードをワインサーバーに差し込んで、飲みたいワインと分量(25ml、50ml、75ml)を選んで、ボタンを押してグラスに注ぎます。価格はワインの種類と分量で異なり、最後にそのカードをレジで精算するというシステム。
少しずつ、いろいろ試せるのがいいですね。お気に入りのワインに出会えたら、もちろん購入できますし、そのワインを館内のレストラン「YYgrill」などに、手数料無料で持ち込むことも可能。海外でよく見られるBYO「Bring Your Own」のシステムを更に無料にして、ワインをより気軽に楽しめるようにしているのです。さすが“ワインリゾート”を名乗るだけのことはありますね。
写真:四宮 うらら
地図を見るチーズ、生ベーコン、オリーブなどの軽いおつまみやスイーツが用意されているので、ワインとともに味わってみては。
店内には写真集や旅、料理、ワインなど、リゾートでこそ読みたくなる本が約500冊揃い、購入前でも席で読むことができます。お気に入りの本とワイン、そして気の利いたつまみで、ゆったりした時間を過ごすのも贅沢なひとときです。
ここまでは日帰りでも楽しめる施設を紹介してきましたが、せっかくならぜひ宿泊したいもの。写真は2017年4月にリニューアルオープンする「2階レジデンステラスルーム」。約70平米の広さを持ち、ワインリゾートを楽しむべく、ボルドーカラーのインテリアで統一されています。
こんな部屋でワイン三昧のひとときを過ごしてはいかがでしょう。
森のなかに佇む「もくもく湯」は、宿泊者専用の露天風呂施設。温泉ではありませんが、清々しい自然のなかで入浴すればストレスは吹き飛び、心身が開放されるようです。
また、リゾートホテルでは珍しい混浴エリアがあり、混浴着が用意されているのもポイント。家族やカップルで一緒に入浴することができますよ(貸切ではありません)。
春から初夏へ向けて、花いっぱいで賑わいをみせる「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」は、ホテルというよりは、森の中に作られたひとつの街のよう。宿泊者だけでなく、地元の方や近隣の別荘利用者、観光客が日帰りで立ち寄り、ゆったり1日を過ごすことができます。
館内には海のようにダイナミックな波がたつインドアプールも完備され、こちらも日帰り利用が可能。水着やタオルがレンタルできるので、思い立ったらすぐ、気軽に利用できます。
もちろん、宿泊して、ゆっくり過ごせば、なお楽しいこと間違いナシ。ぜひ、花盛りのこの時期にお出かけください。
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(2024/3/29更新)
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