「ヤマサ醤油工場」がある銚子は、利根川が太平洋へと流れ込む辺り。この土地で1645年から「ヤマサ醤油」の製造を始めました。近くに流れている大きな利根川が、この銚子に醤油工場が建てられた大きな理由です。
江戸へ醤油を輸送する際に、陸を使う時間と利根川を使い船で運搬する時間を比較すると一目瞭然!醤油が安定したまま大量に輸送できる利根川からのルートが、時間短縮と輸送に繋がりました。また醤油作りには必要な湿度がある条件も揃い、銚子では醤油作りが盛んな街となったのです。
日本を代表する醤油の1つヤマサ醤油工場は、JR銚子駅から歩いて10分程の所。東京ドーム4個分にも値する敷地内では、醤油の生産のみで、箱詰めなどの作業は成田工場で行われています。この工場では、醤油が製造されるまでの過程を見学する事が出来ます。
提供元:ヤマサ醤油
http://www.yamasa.com/施設内の見学ツアーは1日に6回行われ、必ず電話かインターネットより予約要。ただし当日でも空きがあれば、電話予約にて対応して頂けるので確認してみるのも良いですね。
ツアー見学当日は受付を済まし、大きなシアタールームの工場見学センターと言う部屋からスタート。皆さんが一緒に行動するので5分前にはお集まり下さい。約20分程にまとめられた醤油の歴史や作り方等を、知る事が出来ます。
提供元:ヤマサ醤油
http://www.yamasa.com/シアターでお醤油について学んだ後は、グループに分かれ工場内の見学へと向かいます。 白衣などへの着替えは無いので、そのまま係の方の案内で進みましょう!勿論、お年寄りやお子様の歩くペースに合わせて進み、案内にはマイクを使って案内して頂けるので説明も聞き逃す事なく安心です。
醤油の原料が入ったサイロの脇を通り、麹室ではヤマサ菌を投入して育っている麹の変化が、サンプル展示で見る事が出来ます。また仕込み蔵では、もろみが入ったタンクからプクプクと生きているのが見学できたりと、醤油の過程を説明を交えて教えて頂けるので把握しやすいのです。
見学ツアー最後には、実物大の直径6mの桶の中に案内され、その大きさを知る事が出来ます。私達の足元には、実際に桶の中で醤油の発酵の様子などを映像や音を使ってリアルに再現されるタップツアーがあります。
自分の足元に映し出されている醤油に向かって、足をタップすればユラユラとお醤油が波打つので何とも不思議な感覚に!ここは恥ずかしがらずに、子供も大人も皆んなでタップして楽しみましょう!
工場敷地内には「しょうゆ味わい体験館」という施設があり、是非ともお立ち寄り頂きたい!こちらでは、醤油作りの道具の展示や歴史を知る事ができます。その他、お子様にも楽しめる体験やヤマサ醤油工場ならではのスイーツも!子供から大人も楽しめる場所なのです。
お子様限定の体験プランの1つに卓上の醤油差しを無料でデザイン体験をする事ができます。こちらは予約は不要。「しょうゆ味わい体験館」の施設内のテーブルには、油性のペンも用意されているので、お子様が描いた卓上の醤油差しをご自宅で使ってみてはいかがでしょうか?明るい食卓になる事、間違いありませんね。
大人も子供も楽しむ事が出来る体験として、「しょうゆ味わい体験館」では、工場でつくられたヤマサ醤油を使って手焼き煎餅焼き体験ができます。売店で支払いを済ませたら、白い煎餅をもらいコンロに向かいます。ご自分で焼いた煎餅は熱々で格別に美味しいはず!是非、体験してみてはいかがでしょうか?
醤油工場で、作られているのは勿論「醤油」ですが、スイーツと醤油のコラボとは想像もつきません。醤油工場ならではのスイーツは、ヤマサ醤油工場には存在するのです!醤油をソフトクリームにしてしまう所が、醤油工場ならではですが、こちらも是非お試し下さいませ。未体験の味は、みたらし団子の餡の様なキャラメルみたいなと意見は様々ですので、ご自分の舌でご賞味してみて下さいね!
ヤマサ醤油工場見学は飽きさせない充実したコース構成で、、ツアーの最後には醤油のお土産を一人一個ずつ配られるのも魅力です!
また売店もあり工場価格で販売されているので、是非立ち寄ってみて下さい。
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